「ぐりんぱに行くなら、どこかで車中泊して、寝坊の予防をしよう」
「車中泊するなら御殿場方面だよね」
「御殿場方面に行くなら、富士急行に乗れるね」
という(尋常ではない)思考の流れから、ちょっとしたテツ旅をしてきました。テレビの交換やら小僧とかみさんの準備の遅さやらがあってほんとにちょっとになってしまいましたが(>_<)
計画では、13時49分発のトーマスランド号に乗車して大月に14時50分着、返す刀で14時55分発の富士山ビュー特急に乗車して15時43分に河口湖着という計画でしたが、洗濯をしたり小僧に朝飯を食べさせたりしている間に時間は刻々と過ぎ、ようやくテレビを交換して静岡を出発する頃にはすでに計画は頓挫していました(T_T)
仕方ないので、移動する車内で計画の見直しを図りました。16時49分発の富士山ビュー特急に乗車し、大月に17時36分着、返す刀で乗ってきた富士山ビュー特急に再度乗車し、17時44分に大月発の18時33分に河口湖着というスケジュールに変更です。
R1BPから新富士駅への入口を入り、R139BPで河口湖方面へ。お盆の連休が始まった影響で、途中、鳴沢のあたりから渋滞になり、2車線に広がるあたりまでのおよそ4kmはひたすらダラダラ運転で40分ほどかかりましたが、河口湖駅には15時40分頃に無事到着しました。そして、様々な言語が飛び交う乗車券売り場で購入したのが『大月往復きっぷ』です。
この切符は、「行き」のきっぷを、河口湖駅~田野倉駅で乗車して大月駅で下車するまでの「上り電車利用のきっぷ」として使用する場合のみ発売するもので、河口湖発着だと、本来2280円かかる運賃が1500円になる(片道400円の特急券を買えば、特急にも乗れます)というお得な切符です。2日間有効なので、本来は大月に行って観光・宿泊をして再び帰ってくる乗客をターゲットにした切符なのでしょう(そのため、河口湖駅前の駐車場料金が無料になります)が、我が家は1日どころか2時間足らずでこれを消費するという。
駅近くのローソンで食料を調達し、3号車の4列目をゲット。1号車は指定席で、富士急トラベルのツアーに申し込むと、ホテルパティシエプロデュースのスイーツプランが楽しめます。2・3号車は自由席ですが、「ななつ星in九州」で有名な水戸岡鋭治さんがデザインした車両ですから、短いですが非常に優雅な時間を過ごすことができます。

【ヨーロッパの列車のようです】

【1号車にはコンシェルジュのお姉さんがいます】

【2号車のデザイン】

【水戸岡鋭治さんのデザイン事務所のマークがありました】

【むこうに見えるのは車掌さんです】
というわけで、2時間足らずでしたが、テツ旅を楽しんできました。そのあと、富士五湖道路を下って「小山町町民いこいの家 あしがら温泉」で入浴&夕食。ここのお風呂は、営業時間が周辺のお風呂より1時間長く22時まで。料金も安くて、3時間まで大人500円、子ども250円。食事処は、自家製麺のそばと自家製豚バラスモークを楽しめる地元の有名そば店、藤曲屋が入っているとのことで、おいしい蕎麦をいただくことができる(オーダーストップ20時15分)。と、好条件のおすすめお風呂でした。

【浴場の入り口】

【広間。右奥が藤曲屋さんです】

【地場産品なんかも売ってます】

【足柄SAは22時近くでも大混雑】

【駐車場も満車です。高速も渋滞していました】

【朝、8時でも混みあっていました】
翌日は、霧雨が舞って肌寒い中、ぐりんぱへ。17時過ぎまで遊び倒して、子どもたちは元気でしたが、大人はクタクタになって自宅に戻りました。いろいろ、新しい発見のあった2日間でした。