今日は小細工なしでいきましょう。
【もり+天ぷら です】
天ぷらにある緑の葉っぱは、ワサビの葉です。あとはシイタケと・・・なんだったか。
ふだんは「もり天」というメニューがあって、写真の内容にワサビの茎の漬物がついて800円なのですが、この日はお祭りということもあって、メニューが制限されていました。ふだんはこんな感じです。
【7月に行ったときの写真です。いつものメニューが見えます】
【その時の写真。食べかけですいません】
比べてみると、天ぷらの内容も少し違うようですね。
静岡では最近、『静岡は隠れた蕎麦どころ』という話を聞くことが多くなってきました。なんでも、江戸の蕎麦も徳川家康が駿府から持ち込んだものだとか・・・。なんでも家康さんの名前を出してしまうところは、静岡市民の悪い癖かもしれませんが(´・ω・`)、実際、洗練された蕎麦を食べることができるお店は多いように思います。
うつろぎの蕎麦は、そうした洗練された蕎麦とは言えませんが、一般にいう田舎蕎麦のような感じでもありません。粉っぽさはなく、ツルツルっと入ってしまうところは、水の良さが影響しているのかもしれません。
静岡市を流れる安倍川ですが、「平成26年全国一級河川の水質現況」によると、平均水質(BOD値)による水質ランキングで、最も良好とされる河川は全国で13河川あるのですが、その中に2年連続で選ばれています。その安倍川に水を供給しているうちのひとつがこの有東木の水なのです。
そういえば、そもそもワサビ栽培に適している時点で、水のよさは折り紙付きですね。もちろん、薬味に添えられているのは本わさびです。
というわけで、安くてうまい蕎麦を堪能したのでした。