さて、大道芸の続きです。
ダメじゃん小出は、静岡の大道芸フェスティバルでは最古参ともいえるパフォーマーです。昔はジャグリングの技も披露していましたが、最近はしゃべりに特化してきていて、ある意味他の追随を許しません。
その場での客いじりもうまいし、小ネタも多数。最近は、お客さんを引っ張り出してその場で役割を振り、面白おかしく劇を作り上げるパターンがお気に入りの様で、今年はどういうわけか『フランダースの犬』が新作でした。
3~40代当たりの男性に犬の被り物をさせ、芸をさせたり、一緒に劇に参加させたりが基本路線。自分はネロに扮して、最後の場面をそれなりに再現するのですが、まあその場で選んでやらせているわけですから、行き当たりばったりなところもあり、意思の疎通がうまくいかないところもあり、ドタバタ喜劇のようになっていきます。「次のセリフは○○ですから」と説明しているところまで全部丸わかりで、しかもそれがうまくいかなかったりするので、参加させられているご本人以外の客は、ひたすら笑い転げているといった感じ。
基本、昼間は同じネタですが、夜になるとぶっちゃけブラックトークが炸裂することも多いので、毎年何度かポイントを覗くことになっています。
【タオルをかぶっている人がいるなど、陽気がよすぎです】
【写真と文では、この場の楽しさがうまく伝えられません】
このポイントでも、見るのに一生懸命になってしまい、ろくに写真がありませんでした('◇')ゞ