ちなみに、過去写真をあさってみたら、3年前にほぼ同じ時間帯に訪問していたことがわかりましたので、その時の写真も交えながら紹介したいと思います。
というのも、今回嵐山に行ったのは、3年前の素晴らしい紅葉の記憶が大きな要因になっていたからです。今年は今一つだった・・・というのが伝わるかと。
落柿舎から二尊院へは250mほど。目と鼻の先です。子どもの足でも、5分ほどで移動することができます。さらに言えば、この後に行った常寂光寺までは二尊院から350mほど。こちらも、7~8分で移動できます。さらに、今回は行ってませんが、清凉寺や祇王寺なども10分もかからずに移動できる範囲にあるので、各所の紅葉を楽しむには、非常に効率よく回ることのできる地域です。
途中にはちょっとした杉並木やお茶屋さんなどがあったり公衆トイレがあったりで、一服するにもいい場所になっています。
【ちょっとした杉並木。右側にはトイレがあります】
【京都でよく見る、面白い形の杉ですね】
【お茶屋さん※3年前の画像です】
この杉林あたりは、我が家的にはちょっとしたトラップになっていまして、何かというと、ドングリがたくさん落ちているのです。3年前も今年も、小僧がドングリ拾いにはまってしまい、想定外に時間がかかってしまった(ちょっとだけ)苦い思い出がある場所です(´▽`)
【今年も二尊院門前の駐車場脇でドングリ探索中】
ドングリというのは、大人も探し出すとちょっとはまってしまいますね。小僧のポケットがいっぱいになるまで拾うのに、10分ほどかけてしまいました。京都ではほかにも、北野天満宮にドングリがたくさん落ちていて、やはりドングリ拾いに時間を費やしてしまったことがあります。
さて、そうこうしているうちに二尊院に到着したのですが、ここで何気なく撮影した山門の写真が、3年前と全く同じ15時40分の撮影でした。で、比較してみると・・・
3年前
【ごった返しています】
今年
【それほどでもない・・・?】
同じ時間ですが、3年前の方が混んでいたように思います。さらに、門を入ってすぐの参道の様子を見ると、一目瞭然。
3年前
【色鮮やかだし人も多いです】
今年
【紅葉の量も人の数も雲泥の差】
3年前の印象が、いかに鮮烈なものだったかというのがお分かりいただけるかと思います。
まあ、そうはいっても、生で見るとそれはそれでいいものではありますが。
今年、改めて訪れて分かったのは、ここは山の斜面に作られているお寺なので、奥に行くと高台に上がって下を眺めることができるということです。前回は、小僧が小さかったせいもあって、それほど歩き回ることができませんでしたから、奥に行くこともありませんでした。今年は、小僧もかなりの距離を歩くことができるようになっていて、かなり奥まで行くことができたのは収穫でした。
【本堂には、前回もこの幕が下がっていましたが、どういう意味があるのかは知らないままです】
【本堂の隣にはこんな階段があって】
【元気な5歳児は、駆け上っていきました。体力がついたものです】
【上からはこんな眺めが楽しめました】
3年前に比べると、紅葉自体は物足りなさがありましたが、それでも中にはこのような鮮やかな紅葉を見せてくれる木もあり、二尊院の良さを改めて感じることができました。
【中の門に書かれている『小倉山』の小倉は、小倉餡のもとになっているとか】
【門の下のこの木の赤は、本当にきれいでした】
最盛期であれば、初めから最後まで楽しむことができたでしょう。改めて3年前の画像を見ると、惜しいことをしたなとも思いますが、境内の奥深さ、小僧の体力がついたことなどを確認することができたことは、別の意味で来た甲斐がありました。
お次は、やはり3年前に鮮烈な印象を受けた常寂光寺です。