3年前の紅葉の素晴らしさは、今でも我が家では語り草になっています。あの時の紅葉は望むべくもないにしても、行ってみるとそれなりに楽しむことができました。・・・が、過去画像と比べてみると、やっぱり見劣りはするなぁ・・・
気を取り直して、写真をば。移動中、落柿舎とのT字路の辺りでは、このような紅葉が見られたり、
【こうしてみると、緑の多い場所なんですね】
あらためて落柿舎の方をふりかえって見たり。
【奥に常寂光寺が見えてきました。人出、多くはないですね】
門をくぐると受付があります。ここでの1枚ですが、3年前に同じ場所で撮影したものがありました。天気が良く、時刻も今年より速いので、単純に比較はできないとは言えますが、それでもこれは雲泥の差でしょう。
【今年】
【3年前】
今年はやはり、かなり落葉してしまっている様子がわかります。実際に行ったときは、それでも「まだまだきれいだなー」と話していたのですが、こうして見ると、やはり3年前は格別だったと思います。
【仁王門前も落葉盛んといった感じ】
仁王門をくぐると、その先は石段になっているのですが、ここも人気スポットの一つで3年前は石段を上る人で渋滞になっていた記憶があります。
【今年は敷紅葉ですが・・・】
【一昨年はこうです】
まあそれでも、「きれいだなー」と思える風景はそこかしこにはありまして、常寂光寺はやはり紅葉レベルが高いと思いました。
【ここも敷紅葉】
【鐘にピントを合わせて、わざと紅葉をぼかしてみました】
二尊院と同じように、山裾に境内が広がっているため、奥に進むにつれ高台へと進んでいきます。ある程度進むと、多宝塔にたどりつきますが、ここの周りの紅葉もだいぶ色あせていました。
【今年はこうですが】
【3年前はこうです】
さらに奥に行くと、さらに高台に上がることができ、嵯峨野の街並みを一望することができます。
【駅が見えます。ホームには人があふれんばかりでした】
結局、常寂光寺には閉門の17時ぎりぎりまで滞在。境内を出るころには、周りは完全に真っ暗でしたが、薄暗い中での紅葉というのも、それなりに乙なものでした。
【仁王門手前の風景】
【ちょうど17時。門は閉じられていました】
さて、このあと、とりあえず駅に向かおうと歩き出したのですが、小僧が「ジオラマに行きたい」とごねます。調べてみると、この日は17時半まで入場可能。「ちゃんと駅まで自分で歩いて、それで間に合うんだったらいいよ」と言うと、ジオラマで遊びたい一心で頑張って歩き、なんとか間に合ってしまいました。約束なので、ちょっと寄ることに。かみさんは最初に入った時の入場券が有効なのでそのまま中に。私は仕方ないので新たに購入して入りました。
【移動途中にあった竹林】
【ちょうど天体ショーの時間でした】
【後ろにあるのは本物の車体です。ジオラマの大きさがわかるかと】
18時までジオラマを堪能すると、常寂光寺から駅を見たときに人でごった返しているのが見えていたので、どうせならこのあたりで夕食を済ませてしまおうということで、嵐電の嵐山駅方面に歩き始めました。ところが、さすがに歩き通しで疲れたのか、小僧が「もう歩きたくない」「電車で京都駅に戻ろう」と言い出しました。
「うどん屋(小僧の大好物)さんがあるけど、行かなくていいんだね」と念を押すと「いい」というので、JRの駅に引き返します。幸い、18時半ともなると空いていて、電車も余裕で座席を確保。
京都駅に到着するとお店探しです。この日はさらに滋賀県の堅田というところまで移動しなければなりませんから、できれば駅の構内で済ませたいところ。すると改札からほど近いところにお店を発見しました。小僧の好きなうどんあり、つまみになりそうなメニューもありと、我が家好み。満席ではありましたが、他に待つお客さんはいなかったので、少し待つことにしました。で、5分ほどで席に着くことができました。
【『たちばな』というお店です】
【豆乳の汁のうどん】
【小僧はざるうどん】
【つまみのポテトサラダ】
【だし巻き卵】
【じゃこサラダ】
【京揚げを焼いたもの】
どれもおいしくいただくことができました。京料理、というほどではありませんが、それなりに京都らしい物を食べられたかなと満足。20時15分ごろに店を後にして、本日のお宿へと移動です。
お宿の紹介は、また明日。