From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

思い出の街 飛騨古川

小僧の嘔吐・下痢・腹痛は、今朝になったらかなり軽減。およそ1日半かけて、ほぼ完治した模様です。ただ、しばらくは保菌しているとのことなので、まだまだ自分たちの感染リスクはあります。手洗い励行していきたいと思います。

さて、昨日の最後に『高山だけでなく、岐阜はいいところが多いですよね。』と書きましたが、今回の(行けなかった)職員旅行の話を職場でしているときに、パンフレットを見ていると、懐かしい町の名前を見つけました。


と言います。

実はこの町、我が家にとっては『外れドラ1』のような存在なのですが、忘れられない町の一つになっています。

それは、今をさかのぼること7年前・・・。まだ小僧が影も形もなかった時のことです。私の両親と一緒に4人で家族旅行に出かけました。そもそもの目的地は、乗鞍岳と高山。ちなみに、その間に宿泊した福地温泉もとてもいいところでした(´▽`)

2日目に高山に向かったところ、そこはお盆の日本列島のお昼前。どこを回っても駐車場が見つかりません。私も行列などはあまり好きではないのですが、それにもまして短気なうちの親です。「はぁ、もうないならないでいいけんが、ほかんところ行かざぁ(もうないならないでいいから、他のところ行こう)」と言い出しました。

そこで、ガイドブックを頼りに見つけたのが、隣町ともいえる飛騨古川です。

今でこそ、古川祭りを含む、国指定重要無形民俗文化財「山・鉾・屋台行事」33件が「ユネスコ無形文化遺産」に12月1日に登録されるなど、これからどんどん有名になっていくのではないかと思いますが、当時はまだまだマイナーな飛騨の一都市だったと思います。駐車場はあっさり停められるし、待ちゆく人々の数も、駐車場を探してさまよった高山の賑わいに比べると、比べ物になりませんでした。

しかし、その町並みは、飛騨の古きよき風情を残しており、「こりゃ掘り出しもんだ」と、両親共々大いに喜んで街を散策したものです。

歩いていて気付いたのは、朝顔を軒先に育てているお宅がたくさんあったこと。

イメージ 1
【景観を大事にしていることが伝わってきます】

イメージ 2
【ここは造り酒屋ですね】

イメージ 3
【ここはカフェとして使われているようです】

また、地元ならではのものを売るお店や、古くから伝わるお店などがたくさん並んでいました。

イメージ 4
【和ろうそくのお店です】

イメージ 5
【なんとも渋い】

イメージ 6
【静岡の由比地区にも、同じような古いお店がいくつかあります】

イメージ 7
土門拳!!!!】

イメージ 8
飛騨牛のお店も、かくの如きたたずまい】

イメージ 9
【こうじ屋というのも、渋いですね】

イメージ 10
【看板がまたよい】

イメージ 11
【日本酒が飲める人にはたまらないですよね】

どこを回っても、なんというか、町のたたずまいがたまりませんでした。空襲を受けていないので、古いものがしっかりと残っているんですよね。そういえば、郡上八幡もこんな雰囲気がありますね。あそこも岐阜県です。

イメージ 12
【祭りで使われる山車が入っています】

イメージ 13
【こういう街並みに弱いです】

先ほど挙げた郡上八幡もそうですが、飛騨の町々は水が生活と密着していることも多いような気がします。地元の静岡も水がきれいなんですが、実は地元民にもそれほど知られていません。水と生活があまり密着していないからかもしれませんね。飛騨の町は、水が生活の中に生きている感じがします。

イメージ 14
【地元ではすぐに暗渠にされてしまいかねない】

イメージ 15
【通路より水路の方が広いという】

イメージ 16
【この風景も郡上八幡に似ています】

写真でお分かりかと思うのですが、初めの方で書いたように、観光客もそれほど多くなく、落ち着いた雰囲気のとても素晴らしい町でした。ここも、いずれキャンカーで行ってみたいですね、

高山もいいけど、古川も是非!と思います。