さて、ニジマス釣りです。猪の頭ACのある富士宮は、ニジマスの養殖で日本一という土地柄。キャンプ場周辺にもニジマスの釣り堀がいくつか点在しています。また、静岡県の養鱒場なんてのもあったりして、力の入り方が伝わってきます。養鱒場(ようそんじょう)という言葉があること自体、ここで初めて知りました(´▽`)
どんなオプションかというと・・・
釣りが終わると、3匹のニジマスが入ったびくをぶら下げて事務所に行きました。
「オーナー、終わりました」
「お、終わったかね。じゃあ、3匹で900円だね。」
「はい。で、これ、内臓はどうします?」
「あ、流し使っていいから、自分で出して」
「自分で」
「そう。内臓はこのビニールに入れてゴミに」
「ゴミに」
民間の養鱒場は、若干高めの金額設定になるのですが、その分、内臓を出したり焼いたりというのはやってくれます。猪の頭ACでは、そのあたりはすべてセルフで。キャンプ場ですからね。考えてみれば当たり前です。
というわけで、内臓出しのオプションです。写真はありません('◇')ゞ
個人的には、父親がアユ釣りを趣味としていて、子供の頃に釣ってきたアユの内臓出しをよく手伝っていたので、まあ大きさが変わっただけということで手筈はOK。
順序立てて書くと、
①ニジマスを洗ってぬめりをとる
②ひっくり返して腹側が見えるように持つ
③しりびれの辺りにお尻の穴が見えるので、そこからえらの方に向けて包丁で切れ目を入れる
④腹を開いて、内臓を引っ張り出す
⑤つながっていて取りにくいところはちぎり取る
⑥腹の中を流水で洗う
といった感じ。自己流だから、もっといいやり方があるかもしれませんが。
2匹は私がさばき、1匹はかみさんが「わたしもやってみようかな」と挑戦。思った以上にかんたんにさばくことができました。ただ、包丁の切れ味が悪く、先の方ではなく根元の方の角を使って切れ目を入れないとならなかったところが一番苦労したところです。
後は写真にて。

【炭を熾しています】

【腹の中も焼くために立てています】

【火から離しておいて、弱火をじっくり通しているところ】

【ちょっとかたくなるくらいまでじっくり焼きました】
炭火でじっくりと焼き上げたため、骨まで食べられるようになりました。ちょっと燻製みたいになっていたかもしれません。実際にはそこまで焼きこまずにふっくらしたところで身だけ楽しめばいいんですけどね。
というわけで、今日はニジマスをさばいて焼いたお話でした(^^)/