今日も職場へ。午前中だけ仕事をしてきました。というのも、水曜日から再び旅行に出かけるからです。かみさんの実家と一緒に家族旅行。今年は山形に向かいます。映画『3月のライオン』のラストシーンで見た立石寺に行ってみたいという希望から今年の目的地が決まりました。天気が今一つのようですが・・・
【水窪駅の駅舎です】
【駅と町との間には水窪川が流れます】
町に向かうにはつり橋を渡ります。人数制限があるようですが、いっしょに下車したみなさんは、迎えの車に乗って行ってしまわれたので、つり橋を渡るのは我が家の3名だけ。余裕をもってわたります。
【この注意書きがあるのは本物ですね( *´艸`)】
ちなみに、静岡市内を流れる安倍川にはこれよりずっと不安をかき立てるようなつり橋がいくつかあります(支流部を含めると全部で12本あるようです)ので、このくらいのつり橋だと十分すぎるように感じます。参考までに、最大サイズでこんな感じです。
【人数は半分】
【幅は3分の1くらいですかね。そして長さは3倍くらいあります】
たまに近くを通ると、たまたま通りがかったので渡ってみた、というような方々がいるのを見かけます。これだけのつり橋、なかなかありませんものね。
橋を渡ると、途中でどうしても下を流れる川を眺めたくなりますよね。
【きれいな流れでいいですね】
さて、駅から歩くこと5~6分。目的の国盗りさんに到着です。昼飯時に少し早いくらいでしたが、既にお店の中はお客さんで埋まっていました。
【R152、秋葉街道沿いにお店があります】
場所が場所だけに、自転車で来られる方も多くいらっしゃるようです。お店の前にはバイクラックが置かれていました。
【これがあるとありがたいんですよね】
お店の中にはこんな認定証も。
【浜名湖からだと70kmです。往復するにはちょうどいいところかもしれません】
食事処が満席だったので、待ち時間の間にお店の中をしばし見学。静岡県の西部地区は、今年の大河ドラマの舞台になっているだけあって、どこに行っても直虎がらみのネタを見ることができます。大河ドラマ効果もあるようですね。地元が賑わうのはうれしいことです。そう思うと同時に、旅に出て、いろいろな土地の賑わいに少しでも貢献できればと思うようにもなりました。
【主役もいらしたのですね】
【とち餅ってうまいですよ】
店内を見学しているうちに、食事処の順番が回ってきました。奥に空いている席があるなと思ったら、予約席となっていました。予約なんてできるんだ・・・と思っていたら、食事が終わるころに思わぬ人がやって来ました。柴咲コウとかじゃないですよ。
【きれいな木の座敷でした】
注文したのは国盗り御膳。白飯、蕎麦、冷ややっこ、天ぷら、鹿肉コロッケがついて1000円でした。一つ一つ手作りの味といったところで、どれもおいしかったのですが、微妙にご飯のおかずには物足りないラインナップでもありました。もう200円くらいアップしてもいいので、地元の素材を使ったまぜご飯になってるといいなと思いました。
【ひとつひとつはおいしかったのですよ】
食事を食べ終わる頃、予約席のお客さんがやって来ました。「ようやく来たじゃんか」と思って見ると、なんと参議院議員の片山さつきさんでした。衆議院議員としては、落下傘候補として出馬した1回目だけの当選でしたが、今は比例で当選した参議院議員をされているのですね。静岡7区を地盤とするのは続けているようです。こうして地元回りなどは地道に続けておられるのですね。
写真はさすがに撮れませんでした。
【1日5本ですか・・・】
電車の時刻まではまだ余裕があったので、来るときに渡ったつり橋ではなく、自動車も渡る上流側の橋から駅に戻ることにしました。さらに上流側を見ると、飯田線の橋梁が見えましたが、実は、私たちが下車した11時35分から再び乗車する13時08分までの1時間33分、上下線ともに列車はひとつも通りませんでしたので、この橋梁を列車が渡るシーンもついぞ見ることはできずでした。
国盗りさんから列車が通過するのを眺められればと思っていたのですが、残念ながらそれもかなわず。
【列車が通れば、さぞ絵になると思うのですが】
駅の手前の踏切から駅の方を見ると、ポイントによって単線の線路が複数に分かれているのが見えました。この仕組みもよく考えたものだなと思います。
【列車が来ないので、のんびり眺めてしまいました】
駅前には地域の看板がありました。かなり広範囲ですが。
【じっくり回ってみたいものです】
駅舎には、往時をしのばせる雰囲気が漂っていました。無人駅になる前は、この窓口で切符を売ったり、改札を行ったりしていたのでしょう。業務のスリム化や人件費削減はどの企業でも支出を減らすための必要事項ではありますが、人がいるために作られた建物から人がいなくなってしまうということは、何とも言えない寂しさを感じます。
【水窪祭のポスターが1枚だけ貼られていました】
そんな哀愁を感じているうちに、次に乗る列車が到着。
【ふいに駅に生気が戻ったような気になります】さあ、ここから4時間23分の旅が再び始まります。しかし、車内に乗り込むと、恐れていた事態は現実のものとして眼前に現れたのでした。
続きはまた明日です。