From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

出羽の国へ ~E4系MAXとき~

前日の反省を生かして、昨日は早めに職場を出ました。といっても、18時半を回ってはいましたから、決して純粋に早いとは言えません。まぁ、職場滞在が12時間を超えなかっただけでも良しとしましょう。同じ長丁場でも、旅ならいいのですが。

さて、長丁場の帰路。次に狙うは、来年から順次引退が決まっているE4系MAXときです。きらきらうえつの到着時刻18時32分から考えると18時56分の『ときに乗るのが順当な乗り換えなのですが、その『とき』はE2系。お目当てのE4系MAXときは19時35分発ということで、1時間の乗換待ちとなりました。

在来線から新幹線ホームへの乗り換え通路にはこんな掲示?が。新潟は海岸線が長いし、背後には妙高山地や北アルプスの北端などがありますから、海の幸にも山の幸にも恵まれていそうですね。ここで下りてもう1泊したい気分。
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【今度はアミティで来よう】

ホームに行くと、先発のE2系は既に入線しており出発を待つ状態。1時間の待ち時間をつぶすために、ちょっと車両内に潜入してみました。
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【何かを見つけて指さす小僧】

そのうちに発車時刻が近づいてきたので、お見送りに。
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【親のお見送りもろくにしないのですが、鉄道に対しては律儀です】

と、そんなことをしているうちにE4系が反対のホームに入線してきました。思わず駆け寄りますが、きちんと黄色い線の内側で停まるところはえらいというかなんというか。完全に「黄色い線の内側まで下がって・・・」が刷り込まれております。
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【背中に「待ってた」と書いてあるかのような後ろ姿】

というわけで、2編成のE4系が並びました。この勇壮な姿もいずれ見られなくなると思うと残念です。それにしてもでかいE4系。反対側ホームのお姉さんと比べるとその巨大さが伝わるでしょうか。
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【この大きさが魅力なんですよね】

その後、先発のE2系が出発するのを、手を振って見送ります。
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【律儀です】

まだ30分時間が余っているので、ここで夕食を購入しにいったん改札を出ます。ホームの売店で買おうとしたら、ほとんど残っていませんでした。
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【改札外のコンコースのお弁当屋には、まだたくさんの駅弁が残っていました】

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【当然のように日本酒も売っています】

こちらもまだ行ったことのない未訪の地です。国内最長、直線1000mのコースができた時にはずいぶん話題になったものです。んー、今度は、新潟競馬開催中にアミティで来るというのが一案かな。
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【4・5月と、7、8月と、10月の開催ですね】

駅弁のお店の隣には、こんなお店が。日本酒好きにはたまらないでしょう。
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【新潟といえば、ですものね】

さらに隣の大きな売店に行くと、こんな一品も。サッポロビールは、静岡でも『静岡麦酒』というビールを販売しています。これがまたうまいんです。
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【今回は買わなかったようです(かみさんが)】

中に入ると、ほとんど米と酒尽くし。
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【こちらは米コーナー】

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【こちらはビールと酒】

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【これも有名でしたね。私は大好きです】

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【酒使用のこんな品物も】

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【フェイスマスクも酒】

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【ここは純粋に酒】

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【八海山のものもありました】

売店では、かみさんがしこたまビールを買い込んでいました。せっかくクロネコヤマトで荷物を送ったというのに、それに匹敵する重さのビールを抱えてご満悦です。まぁ、私もおこぼれを頂戴はするのですが。将来何か病気にならないかが本気で心配です。

ホームに戻って少し待つと、ようやく乗車ができるようになりました。当然のように、2階席をゲットします。個人的には、2階建て車両の1階も、穴蔵感があって好きなのですが、一般的にはやはり2階の方がいいんですよね。

以前、東海道本線を走っていた快速アクティーが、オール2階建て車両ということで、物珍しさもあってよく利用していたので、2階建て車両自体には慣れているのです。もちろん、普段から乗ることができるわけではないので、乗るとなればワクワクする気持ちがあるのに変わりはありませんが。
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【背もたれが独立していないんですよね】

さて、購入した駅弁はこちらです。新潟の地酒の酒粕を使っているという謳い文句に惹かれました。もともと豚肉が好きということもあります。血圧が高めなので、普段は味の濃いものを避けるようにしているのですが、たまの旅の空の下ではまぁいいかなと。
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【みそと豚肉はあいますね】

こうして、MAXときが東京駅に滑り込んだのは21時52分。次に狙うは22時10分発のこだま静岡行き。静岡に戻る最終便です。その前の22時00分発のひかりも選択肢にありましたが、ひかりは混むし、乗り換えの時間も少ないということで、こだまを選択。
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【小僧は階段を元気に駆け上がりましたが・・・】

22時10分発のこだまが静岡に到着したのは23時22分。さすがに疲れたのか、車中で小僧は撃沈。7時間もJRの敷地内にいたわけですから、いくら鉄道好きと言っても眠くはなるでしょう。

かくして、静岡駅に到着後は、小僧を抱きかかえてタクシー乗り場へ。自宅到着後は、起きる気配のない小僧を2階まで抱え上げて、ようやく出羽の国への旅は終了となりました。

ふり返ってみると、東日本大震災後に東北の地を踏んだのは今回が初めてです。震災の1カ月後に小僧が産まれたということもあって、ボランティアなどに行きたい気持ちはあっても、なかなか家を空ける気にはなれませんでした。そのため、東北地方にお金を落としに行くことで、少しでも復興の手助けになればという気持ちはありました。ただ、行ってみて分かったのは、同じ東北と言えども、日本海側はその影響がほとんど感じられなかったことです。やはりお金を落とすべきは太平洋側か。

それとは別で、山形は普段住んでいる静岡とはまた異なった文化を持つということが改めて分かり、行ってみて初めて知ることも多々あったので、有意義な旅行にはなったと思います。以前、島根と鳥取に行った時にも思いましたが、日本海側の街というのは太平洋側と異なる暮らしや文化が育っています。それに触れに行くことは、自分たちにとってとても大切なものであるように思いました。

そう言えば昨年は富山と石川の旅をしました。その前が島根と鳥取で今年が山形。3年連続で日本海側を訪れたことになります。その間を埋めるとしたら、兵庫・京都の旅と新潟の旅ですね。あとは秋田・青森(青森市までしか行ってません)を訪れると、山口は萩を、福井は東尋坊を訪問済みなので、本州の日本海側をほとんど訪れることになります。兵庫・京都は南側しか訪れたことがないので、その日本海側というのは興味がありますね。伊根の舟屋なども行ってみたいところです。

というわけで、出羽の国の報告は以上です。