実家生活2日目。実家で起きて実家に帰るという生活はずいぶん久しぶり。恐らく、3年ほど前に小僧とかみさんが同時にインフルエンザを発症した、同時多発テロ以来です。
あの時は、かみさんと小僧をかみさんの実家に預かってもらい、自分は実家に避難したと思います。たしか。
とりあえず、いつも作っている朝飯を作らなくていいのがありがたいですね。
そういえば今日は、うっかりおうちco-opを頼んでしまったので、一度自宅に寄って冷蔵庫にしまってこなければなりませんでした。朝飯用の食材も頼んでしまったので思い出しました。
ブログ書いてなかったら忘れるところだった(;^_^A
さて、鉄道に関することなら忘れることのない我が家のテツ男君。当然、アプト式の体験乗車があることも覚えていて、雨の降る中、歩いてその会場に向かいます。
【移動中の跨線橋から】
【案内板が雨に濡れて寂しげ】
移動中、人とすれ違うことはほとんどなく、到着したアプトの車両担当の方が喜んでくださったのが印象的でした。
意気揚々と後尾車に乗り込みます。
というのは、この体験乗車は同じ線路上を往復するという仕組みなので、機関車がついている先頭車両より、こちらの方が帰りには前面展望が楽しめるというからくりです。
【というわけで後尾車】
運転席直後の席を確保して、しばし待ちます。その間に、とある男性5人組が乗り込んできましたが、その招待は後でお知らせしましょう。
運転席を見てみるとあることに気づきました。アプトラインに乗車したことのある方なら、
「そりゃそうだね」
と思うかもしれません。
【速度計に注目】
アプトラインの速度計は、最高時速40km/hまでしか刻まれてないんですね。乗ってみると確かに、それ以上のスピードはあり得ないような路線なのですが、こうして見てみると、
「それでいいんだ」
と思わずにはいられません(´д`)
で、復路はこちらに運転士の方が。
ところでこれって、この運転席とディーゼル機関車が連動する仕組みになっているんでしょうか。
【仕組みを知りたい】
ところでこの乗車中、後ろでは妙にマニアックな会話が繰り広げられてまして、狭い車内なので、聞く気でなくてもついつい耳に入ってしまいます。
「〇〇君はこれ、運転できるの?」
「一応、免許あるんでできますよ」
「じゃぁ、あれは?路面電車。」
「あれはまた、別のが必要で・・・」
「軌道だから・・・」
と、どうやら運転士さんが乗ってらっしゃる様子。
さらに折り返し地点では、
「ここまでなんですか?」
「ここから先は、線路が傷んじゃってて・・・すいません」
ということで、大鉄さんが他の鉄道会社の方を接待?している様子。
それにしても、専門性の高い方々の話ってのは面白いですね。
【草が生えている先は傷んでるようです】
【走るのは小僧だけですが・・・】
最後に、橋の上からさっきのマニアックな会話の人々の招待を拝むことができました。
【大樹とあります】
大樹というのは、東武鉄道が走らせているSLの名前。実は、東武鉄道がSLを走らせるにあたって、そのための研修を大井川鐵道で引き受けたという縁があり、SLフェスタにも東武鉄道さんがブースを出していたのです。
で、その方たちと同じ車両に乗って盗み聞きをしていたということでした(^_^)ゞ
というわけで、種明かしが終わったところで、明日に続きます。