From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

GW後半はプチキャラバン ~たまたまかかみがはら航空宇宙科学博物館~

※後日追記しております

我が家のナビには観光ガイドが入っていて、最新版ではありませんが、旅先で何となく目的地を探す時にはあんがい重宝しております。そんなナビで見つけた面白そうな施設。それは、『かかみがはら航空宇宙科学博物館』という施設でした。

ネットで調べると閉館時刻がせまってきていたのですが、電話で聞いてみたら、この日はGWということもあってかいつもより1時間遅い閉館時刻とのこと。

しかも、今年の3月24日にリニューアルしたばかりというタイムリーさ。それならばちょうどよいのではということで、向かってみることにしました。

16時ごろに到着してみると、そこは想像していたのよりはるかに大きな施設になっていました。
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【でかい飛行機が見えます】

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【エントランスゲート】

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【シンプルな見た目ですが、中身は濃かったです】

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【この日は金曜日でしたが、18時までの開館】

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【かわいい壁画です】

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【お出迎え】

エントランスを入ると、4機の飛行機とヘリが待っていました。その中で、最も感動したのがこれ。
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YS-11です】

戦後、敗戦国となり、航空産業を連合国軍によって再起不能になるまで壊滅状態に追いやられたわが国ですが、その航空産業をなんとか復活させようと作られたのがこのYS-11でした。

というYS-11についての印象は、ほぼすべてNHKプロジェクトXにて植え付けられたものですので、誇張されているところも多分にあるかとは思いますが、それでもそうした物語のもととなった機体を生で見るのは初めてだったので、非常にテンションが上がりました。

かみさんは、「なんのことやら」という顔をしていましたが、後日ホビーショーにやってきた友人にこの写真を見せたところ、一発で
「お、YS-11じゃん」
という反応をしてくれました。だから、20年以上も付き合いが続いているんですなぁ。

さて、入場料は大人800円、高校生・60歳以上500円、中学生以下無料ということで、かみさんと合わせて1600円を支払って館内へ。中は、内外の航空関連の資料や実機が、年代順に並んでいました。

後で調べたところ、実機の展示数は日本一ということで、偶然にも素晴らしい施設に行きあったということが分かりました。
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【乙式一型偵察機サルムソンA2A(1/1模型)。上にはライトフライヤーの模型が】

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【三式戦闘機二型「飛燕」YS-11と同じ土井武夫さんの設計】

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【十二試艦上戦闘機零戦試作初号機、1/1模型)風立ちぬ堀越二郎さん設計

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【土井さんと堀越さんの名前が見えます】
ちなみに、東條輝雄さんという方は、東條英機の次男でYS-11製作のリーダーとなった方です
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堀越二郎さんの紹介】

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【土井さん、堀越さん、木村秀政さんという名前もありますね。この方もYS-11に絡んでいます】

こうした、プロジェクトX絡みで名前を聞いたことのある方々の足跡をたどりながら前半部分を楽しみました。長くなりそうなので、明日へ続きます。