さて、戦時中の展示から抜け出すと、そこには戦後の日本の空を彩った様々な機体が並んでいました。子供の頃、学研の図鑑で見たような機体の実機が並んでいる様子は、まさに壮観です。
【異彩を放つ飛行艇】
【STOL実験機飛鳥です】
こちらは、子供の頃に図鑑で見てなぜか印象的で覚えていたのでしょう。VTOL(垂直離着陸機)というのとSTOL(短距離離着陸機)という名前をどういうわけだか覚えており、そのうちのSTOLの実験機がこちらでした。
コストが課題となって実際には導入が見送られ、世界的にもSTOLで実用化されているのはロシアの1機種だけだそうです。
というのも当初は、滑走路の長さが短い地方空港向けに開発が進められていたそうですが、地方空港の滑走路そのものが長くなり、また前述したコスト面の課題もクリアしがたいものがあったため、技術的に得るものはあったとはいえ、実用化までには至らなかったとのことです。
【逆方向から】
願わくは、その飛行する雄姿を見てみたいものです。
さて、ここからは2階の宇宙コーナーへと進みました。こちらは、アポロ・スペースシャトル・国際宇宙ステーション・はやぶさなどといった、メジャーな内容が並んでいましたが、どれも緻密な模型や説明のおかげで、とても分かりやすく楽しむことができました。
【もう飛ばないんですよね。ちょっとさみしい。】
【これで宇宙空間を自在に動いているのを見た時には感動しましたね】
【日本人宇宙飛行士もずいぶん増えましたね】
【国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の実物大模型】
【はやぶさ2の模型】
【今年、目的地に到着なんですね!】
宇宙の展示も非常に興味深く、特に米ソの宇宙開発競争についての展示は、懐かしさもあって見入ってしまいました。
そうしてあっという間に2時間近くが経過。そろそろ閉館時刻がせまってきているということで、ミュージアムショップという名のお土産コーナーへ。
【白を基調としていますね】
【どこも似たようなものではありますが、品物はさすがにマニアック】
【最後になりましたがエントランスホールです】
外に出ると、空がとてもきれいなグラデーションになっていました。広い空と飛行機というのは似合いますね。
【ちょっと肌寒くなっていました】
この日はここから犬山に移動して、RVパークへの宿泊となりました。続きはまた明日です。