根府川って、なんか聞いたことある名前の駅だなぁと思っていたのですが、行ってみたら、関東大震災で起きた大規模土砂災害で、駅と停車中の列車がもろとも海に流されて100人以上の死者を出したところだということが分かりました。
今の駅は、そのようなことがあったとは思えないような長閑な風景の場所になっていますが、震災というものの恐ろしさを後世に伝える、貴重な場所だとも思います。
さて、興奮の続いた明治村もいよいよ終わりに近づいてまいりました。行きのバスで通過してしまったところを歩いて戻ろうということで、宇治山田郵便局舎バス停でバスを下車。宇治山田郵便局舎へと向かいます。
【昔の建物はおしゃれです】
【中には様々なポストが飾られていました】
ここから歩いて移動していくと、バスで前を通り過ぎた銭湯へ。銭湯は昔は社交の場でもありました。どんな感じだったのだろうと興味があります。
【女湯と男湯と湯船はつながっていたようです】
【番台】
さらに進むと、聖ザビエル天主堂が見えてきました。こちらは京都市中京区河原町三條にあったということ。今の河原町三条ということでいいでしょうかね。河原町といえば、京都随一の繁華街。三条通はそのやや上の方に当たりますが、何度も通ったことのある場所になります。その場所に、この建物があったと思うと、隔世の感がぬぐえませんね。
現在は、カトリック河原町教会が同じ場所に建っているそうです。その建物へと建て替える時に、文化財保存の要請と教会財政安定のため移築されたとのこと。
現在は、カトリック河原町教会が同じ場所に建っているそうです。その建物へと建て替える時に、文化財保存の要請と教会財政安定のため移築されたとのこと。
【天主堂の文字が見えます】
【立派な建物です】
【ステンドグラスが素敵でした】
【あまりくぐりたいものではありません】
【入り口には、監視のための部屋があります】
【囚人の生活はこんな感じだったとか】
【食事は徐々に改善されていったそうです】
『金沢監獄では、広い敷地の北半分が管理のための建物群で占められ、南半分に舎房が置かれた。ここでも洋式舎房が採用されており、八角形の中央看守所を中心に、左右及び正面奥と左右斜め奥に五つの舎房が放射状に配され、右の舎房から順に第一、第二...第五舎房と名付けられた。(明治村 公式サイトより)』とのことです。
【第五舎房が実際に見学できます】
監獄を出たら帝国ホテル中央玄関へと向かいます。
【噴水がすてきですね】
【中の様子】
今の豪華ホテルとはまた違う、気品を感じる造りとなっていました。
【入り口から外を見ます】
さて、いよいよ退園へ。途中、SLのボイラーという、1日に何人が引っかかるんだろうと思えるマニアックな展示物に引っかかりながら、出口を目指します。
【なんでこれだけ展示してるんだろう・・・】
出口すぐ近くのSL東京駅には、営業を終えた客車が停まっていました。
【今回は乗っている時間がありませんでした】
出口のトラップで、かみさんが見事に引っ掛かり・・・
【走っているのは見られませんでした】
犬山の町を1日かけて回りましたが、後になって調べてみると、他にも見所があったようです。明治村も、もう少しじっくり回ってもよかったかなと思いますし、十分に楽しんで回ったら、2~3日かけてもいいような街ですね。また、再訪してみたいなと思いました。
これで、ようやくGWの旅は終わり。かと思いきや、おまけがあります。続きはまた明日です。