週末の天気がどうにも悪化の一途をたどっており、昨日の夜、一緒に行く予定だった友達と連絡を取って、とりあえず、いったんキャンセルをして、天候の回復具合を見て行けそうだったら再度予約をするということで合意を得ました。
我が家だけだったら行ってしまうと思うのですが、テント泊だと装備がびしょびしょになってしまいますしねぇ。
まあ、キャンプ場は逃げることはないですから、次の機会をなるべく早めに設定できればと思います。
ところで、昨日の静岡新聞にこんな記事が載っていましたね。
【サイトはこちら】
キャンプ人口が増えるのはうれしいなと単純に思いますが、マナーについても拡大した分だけ普及してくれるといいなと思います。
さて、抽選会を見事に外し、落胆しながらいやしの里に戻り、かみさんと小僧を探します。
【最初の出入り口とは反対側】
【外国の方も多数見受けられました】
【こちらもほうとうのお店でした】
【合掌造りを思わせます】
うろうろしていると、かみさんから電話が入り、無事に合流。なぜか小僧は、カイコの入った箱を抱えていました。どうしたのか聞くと、私が抽選会に行っている間、養蚕室を覗きに行ったら妙にはまってしまい、ずーっと眺めていたら、そこにいたおっちゃんに
「欲しかったら、持って行っていいよ」
と言われ、2、3日中に繭になりそうなカイコを選んで、桑の葉と一緒に入れてくれたとのこと。
カイコは、小学生の時になぜか学校にたくさんいて、やはりほしい人は持って行っていいよ状態だったため、何匹かもらって帰り、繭になるまで飼ったことがあります。懐かしい気持ちになり、もう一度見に行こうと小僧を伴って養蚕室に行くことにしました。
【こちらが養蚕室】
【これだけいると、気持ち悪いんだか悪くないんだかわからなくなります】
【ボール紙で、こんな部屋を作りました】
で、カイコを眺めていると、あることに気付きました。
「カイコって、700系新幹線に似てる・・・」
小僧に言うと、
「おぉ、たしかに。700系に似てるね」
ということで、マニアからもお墨付きをいただきました(´▽`)
【黒いところが運転台に見えます】
養蚕室の天井の梁には、脱走したと思われるカイコが作った繭がいくつもついていました(´▽`)
【あそこまで登ったんだなー】
【蚕の一生を描いたプリント】
【それにしてもよく食べます】
もらってきたカイコは、その後無事に繭を作り、カイコガが出てきました。ただこのカイコガ、飛べない、歩けない、食べられないという完全なる家畜昆虫になっており、生きても10日ほどだそうです。
というわけで、たいていは成虫が出てくる前に、冷凍庫に入れるなどして中のさなぎを殺してしまい、繭玉を完成させるのだそうですが、
「死んじゃうんじゃかわいそう」
という小僧の意見を採用して、繭玉には穴が空いてしまいました。
でも、虫の命でも大切に思う気持ちを持ってくれたことがうれしいです。
明日は、「登録有形文化財」となっている建物を紹介します。続きはまた明日です。