楽しかった3連休が終わり、仕事再開(といった言葉を使うのがふさわしいほど、気持ち的には長期休業のように感じています)。
さて、そんな3連休明けに、我が家でひっそりと息を引き取った虫たちがいます。西湖いやしの里根場でもらってきたカイコたちです。
根場では、カイコ小屋のおじいさんが
「繭ができたら、冷凍庫に入れてしばらく置いとけば、中のさなぎも死んできれいな繭玉ができるよ」
と教えてくれたのですが、意外と心優しいのか小僧が
「そんな、殺しちゃうなんてかわいそうだから、そのままちゃんと蛾にしてあげたい」
と言うのでそのままにしておいたら、見事にもらって来た4匹すべてが成虫になって生まれてきました。
カイコガというのは完全に家畜化されていて、成虫は飛ぶことはできないし、歩くのもヨタヨタとままならない。エサを食べることもなく、羽化した後はただ生殖だけをして10日間ほどの命を終えるそうです。
へたに「かわいそう」といって自然の中に離したところで、瞬く間に捕食者に捕食されてしまうとのことで、その方がよほどかわいそうなんだとか。
そういったわけで、我が家で生まれたカイコガ達も、せっせと交尾をして卵を産み、その一生を終えたのでした。
【交尾しています】
【出てきた繭玉】
【かみさんが調べたところ、この色の卵は越冬卵だそうです】
【蛾と言えば蛾ですが、けっこう愛らしいです】
【この角度が一番かわいい】
というわけで、我が家のカイコガたちは100を優に超える卵を残してあの世に行ってしまいました。さて、この卵どうしよう、といったところです。調べてみたらamazonさんで人工飼料もあるとのこと。とりあえずそのまま放置しておいてみて、うまいこと生まれたら養蚕にでも取り組んでみましょう( *´艸`)