今日は、いつもより早めに更新しようと思っていたのですが、夕方までだらだら過ごしてしまい、その後ちょっと買い物に出かけている間に、夕飯の手伝いをしていた小僧がピーラーで指先をカット。血が止まらず、救急センターに行って手当をしてもらい、帰ってきて夕食を食べて、明日の朝食の準備をして・・・としていたら、結局はこの時刻になってしまいました。
それにしても、素人が思いつくままに手当らしきものをしてもちっとも止まらなかった出血(1時間半ほど止まりませんでした)を、パッと見て
「これは縫ったりとかそういうことはしなくても、ギュッとすれば止まりますから」
と言って、本当にあっけなくものの5分ほどで止血と手当をしてくださり、さすがはお医者さんだなと感心と感激で帰ってきました。
カットしたところが指先だったので、左右や上下から圧迫しても傷口が開いてしまうような形になってしまうのですね。傷口を閉じるようにテープを貼ったらすぐに止血されました。勉強になりました。何事もやはり、プロに任せるのが一番ですね。
さて、プロと言えば、山小屋にいる方々もプロですね。東電小屋の管理人さんのお話も、尾瀬のプロと言った雰囲気がビシビシ伝わってきました。自分は今の職において、プロと言えるだけの知識と経験と実践力をもっているだろうかと、振り返ってみる機会になりました。
そんな小屋で迎える尾瀬2日目の朝。天気は良好です。
【夏らしい雲と朝らしい霧】
小僧は、廊下に貼られているポスターが気に入ったようで、前の日もこの日の朝もポスターを眺めていました。朝食前のひと時です。
【それぞれ東電小屋がモチーフになっています】
【送ってみようかなと思っていたら、期日が過ぎてしまいました】
【最近はこういうのも多いですね】
【このレゴの作品はすごいですね】
【個人的にはこれが一番好きかなー】
【montbellのシャツの原画になりそう】
ポスターを眺めていると、食事の用意ができたとの案内が。地元のものをなるべく入れるようにしているとのことで、この日の朝食には右下の小鉢がありました。納豆と様々な根菜をあえた一品です。
【全体的にタンパク質多めですかね】
【塩分・水分補給に、味噌汁はピッタリですね】
【ご飯が進んでしまいました】
【朝の窓の外の風景】
この日の朝食では、テーブルを共にしていながら、前夜、あまりお話しすることのできなかったご家族と、あれこれ話をすることができました。大学生の娘さんとご夫婦で京都からいらしたとのこと。
我が家と比べて、さらに200km以上の道のりです。それでも来たかったということで、尾瀬の魅力には多くの方々が魅了されているんだろうなと思いました。また、京都からいらしたということで、観光でよくお邪魔しているという話や、その時期の地元の方々の苦労話('◇')ゞなども聞かせていただきました。
話をしたり、苦手な食材の多い小僧が苦戦したりしているうちに、いつものことなのですが食堂を出るのは最後になってしまいました。部屋にもどってからは急ぎ目に支度をし、小屋前で写真を撮ったりしてようやく出発です。
【7時27分。2日目のスタートです】
この日は、小屋がたくさん集まっている『見晴』へと抜け、『竜宮』を経て、前日の分岐地点の牛首へ。そこからは前日のコースをなぞって山ノ鼻経由で鳩待峠へと向かいます。
前日の雨でぬれた木道はまだ乾いておらず、私と小僧が相次いで足を滑らせて転倒。珍しくかみさんは被害に遭いませんでしたが、小僧はお尻をしこたま打ったせいでしばらくべそをかいていました(ToT)
【木道は濡れると滑るんですよね】
【そのうち、樹林帯を抜けます。雲がやや多め】
この日は時間に余裕があるため、途中途中で花や生き物に目をとめながら進みました。
【アザミ】
【花火みたいな花でした】
この日、一つ目の橋へ。
【7時39分。東電尾瀬橋と書いてありました】
【北海道の川のようにも見えます】
【燧ケ岳はまだ頭を見せず】
【7時45分。見晴が見えてきました】
見えてからが遠いのは山の常。見晴らし到着まではまだここから45分以上かかりました。歩き始めだったので、ちょくちょく休憩をとっていたのが原因でしょうが。
続きはまた明日です。