今朝は別ネタを書こうと思っていたのですが、テレビから流れてきたニュースにちょっと驚きと懐かしさを感じたので、急遽変更w
情報誌『東京ウォーカー』が、6月発売号をもって30年の歴史に幕を下ろすとのことです。
浪人生と学生時代の合わせて5年、東京(正確には千葉と多摩地区)に住んでいたのですが、おのぼりさん丸出しだった前半の2年ほどは、この東京ウォーカーを毎週購入して、ろくに行きもしない都心部の情報を眺めていたものです。
載っている情報のほとんどは、東西でいうと江戸川から三鷹まで。南北は横浜から大宮あたりまでだったでしょうか。住んでいたところは見事にその範囲から外れていたため、行動範囲のほとんどは東京ウォーカーで扱われている内容とかぶることはありませんでした。
それでも新宿までは自転車(電車代をケチって)で片道1時間ほどでしたから、ごくまれに、自分でも手の届きそうなお店の情報を探し出すと、当時の愛車だったマウンテンバイク(ARAYAのMuddy Fox)をえっちらおっちらとこいで、出かけたことを思い出します。
言うなれば、青春の1ページと共にあった雑誌でした(表現が古い・・・)。
今でも覚えている連載は、人気のある街とそこにある賃貸物件の紹介ページでしたかね。見開き2ページに、その週の対象となる街の特長と、その街にある賃貸物件の例や相場が載っていました。そのページを見ながら、行ったことのない街に住む妄想をしながら楽しんでいた記憶があります。
そういえば、ポケット地図もよく携帯していましたね。今のようにスマホでナビをしてもらえるわけもなく(ようやく携帯とPHSが出回り始めた頃でした)、住居を離れて知らないところに出かけるのはハードルが高かったのです。でも、地図に行ってみたい店などを書き込んで、実際に行ったり、やはり妄想にふけったりしていましたね。ラーメン屋の情報が比較的多かったように思いますが・・・w
といったわけで、おじさんの解雇回顧ロマンなど面白くもなんともないわけですが、思い出せばまだまだ出てきそうです。が、残念ながら時間が来てしまったので、今日はこんなところです。