From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

2005年の富士登山 その6

今日は昼活ですw

昨日は、散々飲み食いした後こちらを更新し、日が変わってから就寝したのですが、途中4時ごろと7時ごろに目が覚めてしまいました。結局9時近くまでごろごろしていたものの、なんとなく寝不足な感じです。

おなかの調子もいまひとつ・・・これは夜涼しかったからですかね。先日の暑かった時に、寝る格好を夏向けのTシャツ+短パンにしたのですが、ちょっと早かったかもしれません。

しかし天気予報を見ると、今日は夕方過ぎに雨が上がり、明日は朝から夕方までしばらく雨続き・・・となると、今日のうちにジョグに行ってきた方がいいのかも。この疲労感の中でジョグしていいものかと逡巡しています。しばらく自分の身体の内なる声と相談ですw

さて、2005年の富士登山もいよいよ終幕。人生初の富士山頂へいよいよ到達します。

この富士山頂。頂上にある奥宮からさらに奥にあるのですが、奥宮の辺りから見るとさほど遠くには見えません。しかし思った以上に苦戦し、意外と時間がかかりました。

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【13時06分 山頂に向けて移動中】

この火口を1周回るのを『お鉢周り』というのですが、この年はかみさんの体力なども考えて、もとより予定に入れず。ただただ山頂を目指します。

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【13時06分 最後の登り】

この最後の登りが、実は曲者。ここまでの登山道はつづら折りになっており、距離は長くなりますがその分斜度は緩やかになっていました。しかしこの山頂へと至る最後の登りは、まっすぐ登る『直登』となっています。そして、足下は火山灰で滑りやすくなっており、一歩一歩丹念に足を置いていかないと転びかねません。

Googleマップで見ると斜度は30度ないくらいかなと思いますが、実際に登っているときは40度くらいあるのではないかと思えるほどです。

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Googleマップより】

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【13時12分 上から眺めると、こんな感じです】

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【13時12分 いよいよ到着】

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【13時14分 山頂からの景色】

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【13時14分 三角点の説明】

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【13時21分 記念撮影】

ちなみに、この碑が建っているところよりもう少し高いところが周りには何カ所かありますw
三角点は上の写真にあるように3775.63mなので、そちらがおそらく真の3776mだと思われます。

山頂では、ここまで到達した周りの方々とお互いにおめでとうの言葉を交わしたり、写真撮影をしたりと、一期一会の出会いを楽しみ、またさえぎるもののない眺めをじっくりと楽しみました。

ただ、ここは日本で最も高いところということは、日本で最も酸素が薄いところでもあります。油断して長居すると高山病の元なので、それなりに堪能したところで下山を開始します。

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【13時38分 奥宮手前まで戻ってきました】

この年は、事前にいろいろ調べた結果、下山には御殿場口を利用することにしました。富士宮口は登山道と下山道が同じになっているため、すれ違いで時間がかかることがあるようです。それに対して御殿場口は、そもそも利用する人数が4登山道で最少であり、富士宮口の4分の1もいません。

これは、富士宮口と御殿場口の5合目が標高にして1000mも違い、御殿場口が体力を必要とするコースであることが一番の理由です。とにかく長い御殿場口。私も、こちらのコースはまだ登ったことがありません。

そんなわけで、すれ違う人が少なくマイペースで下山することのできる御殿場口をチョイス。途中6合目から御殿場口下山道をそれ、宝永山を経由して富士宮口に戻るルートにしました。

こちらは、この3年後に当時の皇太子殿下(今上天皇)が富士登山を行った時に利用され、今ではプリンスルートという名前が付けられています。

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【13時46分 こちらから下山】

この時は、この後滑る下山道に苦労したり高山病の兆候が出たり、疲れがあったりということで、写真が全然撮られてませんでした。

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【17時21分 宝永火口を通過】

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【18時29分 富士宮口5合目に到着】

写真はあっという間ですが、時間は山頂から5時間近くかかっています。この日は6時18分から行動を開始していましたから、12時間かかって登下山したことになります。それでもなんとか無事に下山できてホッとしました。

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【18時29分 ここでも影富士が見えました】

こうして初の富士登山は無事終了。これを機に、我が家の趣味に登山が加わることになったのでした。