今朝は、きれいな線状降水帯がかかっている静岡です。
昨日はどうやって通勤しようかと思っていたら、かみさんから
「帰りにスーパー寄ってこれない?」
と聞かれたので、じゃあというわけで自動車通勤でした。
そこで、今日はジテツーをしようと思っていたのですが、ちょっと現状だと難しいですね・・・。予報では8時過ぎに雨が上がって、あとは曇りという予報なのですが。こういう時に、ランができないのは不便です。雨に関しては、ジテツーより通勤ランの方が向いてますからね。
仕方なし。今日は自動車通勤で行くとしましょう。
さて、お土産の物色が終わったら、反射炉へ・・・と思ったら、その前に寄ったところがあったのでした。
蔵屋鳴沢さんがお茶を製造しているのは前に書きましたが、建物のすぐ裏手の丘陵が茶畑になっており、その中に展望台が設置してあるといった具合です。
矢印に従って、歩いて行ってみるとしましょう。
坂道に石垣というのは、こういった斜面の所に茶畑の多い静岡では見慣れた風景です。なんとなくホッとする風景でもあります。
数分で、上の段へと抜けました。
この道の左側に、展望台が設置されています。ここからは、タイミングが合えばこんな風景が見えるとのこと・・・
さぁ、この日は?
いやはや、残念でした。富士山も毎日のように眺めているんですが、それでもこういうところで見られると嬉しいものです。
そんな中に、こんな残念な看板がありました。
お茶畑を見ると、
「こんなにたくさん葉っぱがあるのか」
と思って、1枚くらい・・・と取ってしまう人がいるかもしれませんが、それは大いなる勘違いでして。
こんもりして見えるお茶の木ですが、お茶っ葉として使えるのは上の方の一部分だけです。機械で刈っているのを見たことがあるかもしれませんが、その時も上の方しか刈っていませんし、一番茶の時などは丁寧に手摘みをするのですが、その時は一芯二葉(いっしんによう)といって、とがって見える一番先の葉とその下の2枚までを取るようにしています。
上の写真だと、一番上の所にとがったモノが2つ見えますが、左側の小さいのが一芯で、その横と左下が二葉になります。手摘みをする時は、この部分だけをちぎり取ります。実際にさわってみると、この部分は本当に柔らかくしんなりとしていて、静岡ではこうした状態を「みるい」(=成熟には遠い)と表現しています。
もちろんこの下の葉も二番茶以降では摘み取られますが、それでもお茶の木に生えている葉のうち、ごく一部しかお茶にはなれないことが分かるかと思います。
こうして、お茶畑を堪能。いつでもしようと思えばできることなのですがw
次なる目的地こそ、こちらです。
といったところで、続きはまた明日です。