昨日は震災から10年でした。
「わたしたち」にとっては、特別な1日ですが、「わたし」にとっては、それほど特別な1日ではありません。
といってもそれは比較の話で、気持ちの中では特別な日だと認識しています。でも、私よりもずっと当事者であったり、関わってきたりしている方たちがたくさんいることを思うと、10年経っても未だに現地に行ったこともなく、これという支援もしたわけではなく、せいぜい東北の物産展などで物を買ったり、いくばくかの募金をしたりした程度の自分が、何か知ったかのような特別な思いといったものを吐露するのは、なんとなく違うかなと。
もちろん、次代へとつなげていくということは、していかなければなりません。
震災の1カ月後に生まれたうちの小僧も、この4月で10歳になります。まだまだストレートな感受性があり、そして理解力もそれなりに高まってきているこの年代の子供に、できることなら現地の様子を見せたいなと思っています。
だからこそ、コロナ、どうにか収まってくれないかな。
地元のあれこれは味わわせていると思うし、まだまだ楽しめることはいろいろ残ってはいると思いますが、日本全国にはもっといろいろな、味わってほしい事物がたくさんあります。どうか、早く、それらを気軽に味わいに行ける状況に戻ってほしいものです。
そんなわけで、懐かしの瀬戸内の風景をかみしめてみましょう。
蒲刈大橋を渡って、すぐ右手の高台にあったであいの館。こちらで補給をしたら、島の南側の海沿いを走り出しました。
カメラが古いので、まだパノラマがうまくできなかったりですね。
瀬戸内は柑橘類の栽培をしているところも多いので、地元と少し似ている風景もあって楽しみながら走りました。
この後、トンネルをくぐって豊島大橋へ。
このあたりを走っている動画があったので、アップしてみました。
走りやすくて気持ちのいい道ですね。
今日はここまで。続きはまた明日です。