昨日は寝るのが遅くなり、今朝は見事な寝坊。
朝活をすることはできませんでした。
で、慌てて納豆ご飯を食べて、トイレに行ってと朝のルーティン(省略版)を済ませていたわけですが、そんな中で目にしたネットの記事がちょっと気になりました。
気になったのはこちらです。
アウトドアブーム、キャンプ場、トラブルと、これまでにも気にはなっていたワードが並んでいたこともあって、興味を持ったわけです。しかし、その内容を読んでいくと、「これは違うよなぁ」というものが出てきまして、ちょっといただけないなと。
例えばこちら。
2つ目にある記事。【キャンプ中の女性が熊に襲われケガ】というものですが、これは、この事件?のものですね。
この小梨平キャンプ場というのは、元々は上高地から北アルプスの核心部に入っていく前線基地になる場所にあるキャンプ場でして、一般のファミリー向けのキャンプ場とは全く異なる趣きの場所です。最近はファミリーテントを持ち込んでのキャンプも増えているようですが、元々は野営場という名前だったと記憶してますし、テントのすぐ横を登山や観光で訪れた人が歩いて行くような環境にあります。
一昨年、ここで雰囲気だけ味わうためにテントを張ったことがありますが、その時の記事はこちら。
こんな環境の場所になりますので、他のトラブルの記事と同列に並べるのはちょっと・・・という感じがします。
同じ理由で、こちらも違うなぁと。
避難小屋や山中のテント場での怪奇現象というのは、けっこうよくあるネタで、山の雑誌などを呼んでいると定期的に目にするものですが、これも「キャンプ場」と同列に並べるものではないですよね。
そしてこちら。
もはやキャンプ場ではなく、車中泊ネタです。『私が体験した「キャンプ場」事件簿』じゃなかったですかね。
キャンプを15年ほど楽しんできましたが、今はその中で最もキャンプが注目を浴びています。当然にわかキャンパーの方は多いでしょうし、いろいろトラブルも頻発していることでしょう。
我が家もそういったトラブルのあれこれを経験してきたので、GWやお盆にはキャンプ場に近づかないようになりましたし、今も正直な所、「早くキャンプブーム去ってくれないかなー」と思っているのが本心です。
ただ、こうした状態に乗じて、いかにもキャンプ場でのトラブルのように見せかけた記事を掲載するのはもっといただけないなと。
マナーの啓発というところにしっかり根を下ろしての記事だったらいいのですが、今回の記事は、ネットで拾い集めてポンと載せただけという印象です。
もう少しキャンプのことを勉強して、
- 他の利用者に迷惑をかけない
- キャンプ場の運営者・経営者に感謝の気持ちを持って使う
- 来た時よりも美しく
といったマナーを広められるような記事を載せてほしいものです。