From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

伊豆高級旅館1泊の旅2021 ~行基の湯~

明日の人間ドックに向けて、本日は最後の仕上げ。単に通勤ランをしただけですがw

朝はまだしも、帰りは少し早い時刻に出たら、熱中症警戒アラート5段階のうちの上から2番目、『厳重警戒』の中でのジョグになってしまいました。

f:id:totsuspo:20210825204951j:plain

【帰路に就いたのは17時前でした】

馬鹿に暑いなぁと思って途中で気温を確認したら、32℃ありましたからね。その時点では多分、厳重警戒と危険の境目くらいだったのでしょう。

これくらいあると、どうも汗をかいた分の水分補給だけでは深部体温が下がらないため、熱中症リスクが上がるんですね。今日も、湿度が70%前後と比較的高い値だったため、汗をかいても冷却効果はあまり感じられませんでした。いつになく呼吸がきついなぁと思いましたが、脈拍も普段より上がっていたので、水分不足と深部体温の上昇が少なからずあったものと思います。

そういえばと思っていつもの気象庁のデータをのぞいて見たら、8月8日の札幌の朝7時~10時の気温などは次の通りでした。

f:id:totsuspo:20210825205953j:plain

【ここだけだとちょっと分かりにくいですが】

気温は26~7℃とそれほど高くありませんし、風は強め。日照時間は0.0~0.2時間と少なめです。強い風はタイムには障壁になりますが、追い風の時を除いて冷却効果にはプラスに働くはずです。唯一気になるのは75~79%という湿度の高さ。服部勇馬選手が熱中症で最後はフラフラになってしまいましたが、これは湿度の高さによるものかもしれません。

仕上げと言いつつ、身体にはそれ相応の負担をかけてしまいました。果たしてこれはプラスに働くのかどうか。トレーニング的にはいいんですが、ドック的にはね。さて、結果はいかにw

ところで、汗をかいたらやっぱりお風呂が一番ということで、本日ようやくお風呂の紹介です。この時は夕食前ということで、浸かることのできる4つの風呂のうち、男女入れ替え露天風呂の『行基の湯』に入りました。

行基の湯』は玄関棟の奥にあるのですが、私たちの西館の部屋からは、階段の上り下りがいくつかあります。それがちょっとめんどくさかったので、少し遠まわりですが食事処の『懐石茶や水音』の横を抜けて平坦ルートで行くことにしました。

f:id:totsuspo:20210819171451j:plain

【水音はこちら。後で夕食に来ます】

f:id:totsuspo:20210819171515j:plain

【水音の外はテラスになっており、奥には吉奈川が流れます】

f:id:totsuspo:20210819171626j:plain

【本館の大浴場の湯上り処の横を通って】

f:id:totsuspo:20210819171659j:plain

【玄関棟への渡り廊下を渡り】
f:id:totsuspo:20210819171954j:plain
f:id:totsuspo:20210819172041j:plain
【玄関棟の奥の扉を抜けて少し歩くとお風呂があります】

写真を撮りながらのんびり歩いていたせいか、部屋からは7~8分かかりました。でも、さっさと歩いても4~5分はかかりそうです。

お風呂に着くと先客が4名。そのうち3名は幼稚園くらいの男子2名とそのお父さんで、既にお風呂から上がって着替えているところでした。あとは、洗い場の所に1人だけ。これはゆっくり浸かることができそうです。

ササっと脱衣を済ませて、露天風呂へGO!

まずは身体をしっかり洗って、それから湯船につかります。この時いつも思い出すのが、司馬遼太郎坂の上の雲』の主人公の1人、秋山真之が中学生の頃(だったかな)に風呂屋の親父に頼まれて作ったという短歌?です。

湯に入るに 前や後ろを よく洗い どんぶり入るは 大のおきらい

銭湯や宿のお風呂に入るときには、必ずこれを戒めとしていますし、小僧にもそのように教えていますw

ついでにもうひとつ教えていることは、

湯上りに 前や後ろを よく拭いて 床を濡らすは 大のおきらい

ですかね。これは私が勝手に作りましたw ただこれは、たいていのお風呂の注意書きとしても書かれているんですが、びしょ濡れのまま更衣室に行って、床を濡らしてしまう方ってけっこういるんですよね。あとから入った時に、誰が濡らしたか分からない水たまりに足裏を濡らす気色悪さってあると思うんですよ。なので基本的に、フェイスタオルで身体全体と足の裏はしっかり拭くように教えています。

とまぁ、そんなことを考えながら体を洗っていたら、先客の方が身体を洗い終えて出て行かれました・・・あれ?浸からないの?もしかしたら、洗わずに湯船に入って、最後に身体を洗うパターン?温泉は基本的に、温泉成分を洗い流さないで出るのが良いはずですが?

すっかり小うるさい親父になってしまいましたが、まぁ自分は自分のことを粛々と進めるのみです。湯船に入る部分を隅々まで洗って、いよいよ風呂につかります。

ほぅ。。。熱すぎずぬるすぎず、いい湯加減です。これは長く入っていられそう。泉質はアルカリ性単純温泉ですが、それほど強いアルカリ性ではないので、美肌の湯というほどではありません。ただこれくらいの方が、身体がじんわり温まっていいんでしょうね。まさに子宝の湯です。

しばらく浸かっていましたが、先客が去る音がした以降、新たなお客さんはいらっしゃいません。では、その間に写真を撮っちゃいましょう。

f:id:totsuspo:20210819174910j:plain

【脱衣所です】

写真には写ってませんが、フェイスタオルとバスタオルがたくさん用意されているので、ここには部屋の鍵とスマホだけポケットに突っ込んで手ぶらで来ています。

f:id:totsuspo:20210819174917j:plain

【洗面台】

髭剃り、くし、綿棒、ドライヤーなど、アメニティは豊富にそろっていました。

f:id:totsuspo:20210819173417j:plain

【洗い場】

洗い場はなんと2つだけです。部屋に露天風呂がついているのでそちらに入る人が多く、こちらが混みあうことはあまりないんだとか。

そしてお風呂の全景がこちら。

f:id:totsuspo:20210819172148j:plain

【岩風呂です】

奥から振り向いてみるとこんな感じ。

f:id:totsuspo:20210819174008j:plain

【脱衣所の方を向きます】

こうしてのんびり浸かること15分。別のお客さんがやってきたのを機にお風呂を出ることにしました。

f:id:totsuspo:20210819175853j:plain

【風呂上りに玄関棟を望む】

ところでこの玄関棟の隣には、東府や歴史館という建物があります。湯冷ましついでにそちらも訪問。

f:id:totsuspo:20210819175949j:plain

【こちらでも寛げそうです】
f:id:totsuspo:20210819180017j:plain
f:id:totsuspo:20210819180114j:plain
【温泉番付はブラタモリで見たことがあるなぁ】

f:id:totsuspo:20210819180029j:plain

囲碁本因坊決定戦の会場にもなったようです】

f:id:totsuspo:20210819180106j:plain

志賀直哉が訪れてマージャンを打っていたそうです】

さすが歴史ある旅館ですなぁと感心しながら玄関棟へ。すると、ドリンクの無料サービスがあったので、思わずトロピカーナをぐびぐび。

f:id:totsuspo:20210819180956j:plain

【全部部屋に持っていきたいくらいでした】

行きに来た廊下を渡り・・・

f:id:totsuspo:20210819181316j:plain

【パノラマで撮ってみました】
f:id:totsuspo:20210819171637j:plain
f:id:totsuspo:20210819181437j:plain
f:id:totsuspo:20210819181548j:plain
【宿の名前にもあるspaや、蔵の部屋の前を通って】

部屋に戻ったら、風呂に出かけて1時間以上経っていました。

ただ、夕食の予定時刻まではまだ1時間あったので、小僧が持ってきていたクラシックミニファミコンマリオオープンゴルフにしばらく興じて時間を潰しました。

さて、お次は夕食の紹介です。続きはまた明日です。