明日の人間ドックに向けて、本日は最後の仕上げ。単に通勤ランをしただけですがw
朝はまだしも、帰りは少し早い時刻に出たら、熱中症警戒アラート5段階のうちの上から2番目、『厳重警戒』の中でのジョグになってしまいました。
馬鹿に暑いなぁと思って途中で気温を確認したら、32℃ありましたからね。その時点では多分、厳重警戒と危険の境目くらいだったのでしょう。
これくらいあると、どうも汗をかいた分の水分補給だけでは深部体温が下がらないため、熱中症リスクが上がるんですね。今日も、湿度が70%前後と比較的高い値だったため、汗をかいても冷却効果はあまり感じられませんでした。いつになく呼吸がきついなぁと思いましたが、脈拍も普段より上がっていたので、水分不足と深部体温の上昇が少なからずあったものと思います。
そういえばと思っていつもの気象庁のデータをのぞいて見たら、8月8日の札幌の朝7時~10時の気温などは次の通りでした。
気温は26~7℃とそれほど高くありませんし、風は強め。日照時間は0.0~0.2時間と少なめです。強い風はタイムには障壁になりますが、追い風の時を除いて冷却効果にはプラスに働くはずです。唯一気になるのは75~79%という湿度の高さ。服部勇馬選手が熱中症で最後はフラフラになってしまいましたが、これは湿度の高さによるものかもしれません。
仕上げと言いつつ、身体にはそれ相応の負担をかけてしまいました。果たしてこれはプラスに働くのかどうか。トレーニング的にはいいんですが、ドック的にはね。さて、結果はいかにw
ところで、汗をかいたらやっぱりお風呂が一番ということで、本日ようやくお風呂の紹介です。この時は夕食前ということで、浸かることのできる4つの風呂のうち、男女入れ替え露天風呂の『行基の湯』に入りました。
『行基の湯』は玄関棟の奥にあるのですが、私たちの西館の部屋からは、階段の上り下りがいくつかあります。それがちょっとめんどくさかったので、少し遠まわりですが食事処の『懐石茶や水音』の横を抜けて平坦ルートで行くことにしました。
写真を撮りながらのんびり歩いていたせいか、部屋からは7~8分かかりました。でも、さっさと歩いても4~5分はかかりそうです。
お風呂に着くと先客が4名。そのうち3名は幼稚園くらいの男子2名とそのお父さんで、既にお風呂から上がって着替えているところでした。あとは、洗い場の所に1人だけ。これはゆっくり浸かることができそうです。
ササっと脱衣を済ませて、露天風呂へGO!
まずは身体をしっかり洗って、それから湯船につかります。この時いつも思い出すのが、司馬遼太郎『坂の上の雲』の主人公の1人、秋山真之が中学生の頃(だったかな)に風呂屋の親父に頼まれて作ったという短歌?です。
湯に入るに 前や後ろを よく洗い どんぶり入るは 大のおきらい
銭湯や宿のお風呂に入るときには、必ずこれを戒めとしていますし、小僧にもそのように教えていますw
ついでにもうひとつ教えていることは、
湯上りに 前や後ろを よく拭いて 床を濡らすは 大のおきらい
ですかね。これは私が勝手に作りましたw ただこれは、たいていのお風呂の注意書きとしても書かれているんですが、びしょ濡れのまま更衣室に行って、床を濡らしてしまう方ってけっこういるんですよね。あとから入った時に、誰が濡らしたか分からない水たまりに足裏を濡らす気色悪さってあると思うんですよ。なので基本的に、フェイスタオルで身体全体と足の裏はしっかり拭くように教えています。
とまぁ、そんなことを考えながら体を洗っていたら、先客の方が身体を洗い終えて出て行かれました・・・あれ?浸からないの?もしかしたら、洗わずに湯船に入って、最後に身体を洗うパターン?温泉は基本的に、温泉成分を洗い流さないで出るのが良いはずですが?
すっかり小うるさい親父になってしまいましたが、まぁ自分は自分のことを粛々と進めるのみです。湯船に入る部分を隅々まで洗って、いよいよ風呂につかります。
ほぅ。。。熱すぎずぬるすぎず、いい湯加減です。これは長く入っていられそう。泉質はアルカリ性単純温泉ですが、それほど強いアルカリ性ではないので、美肌の湯というほどではありません。ただこれくらいの方が、身体がじんわり温まっていいんでしょうね。まさに子宝の湯です。
しばらく浸かっていましたが、先客が去る音がした以降、新たなお客さんはいらっしゃいません。では、その間に写真を撮っちゃいましょう。
写真には写ってませんが、フェイスタオルとバスタオルがたくさん用意されているので、ここには部屋の鍵とスマホだけポケットに突っ込んで手ぶらで来ています。
髭剃り、くし、綿棒、ドライヤーなど、アメニティは豊富にそろっていました。
洗い場はなんと2つだけです。部屋に露天風呂がついているのでそちらに入る人が多く、こちらが混みあうことはあまりないんだとか。
そしてお風呂の全景がこちら。
奥から振り向いてみるとこんな感じ。
こうしてのんびり浸かること15分。別のお客さんがやってきたのを機にお風呂を出ることにしました。
ところでこの玄関棟の隣には、東府や歴史館という建物があります。湯冷ましついでにそちらも訪問。
さすが歴史ある旅館ですなぁと感心しながら玄関棟へ。すると、ドリンクの無料サービスがあったので、思わずトロピカーナをぐびぐび。
行きに来た廊下を渡り・・・
部屋に戻ったら、風呂に出かけて1時間以上経っていました。
ただ、夕食の予定時刻まではまだ1時間あったので、小僧が持ってきていたクラシックミニファミコンのマリオオープンゴルフにしばらく興じて時間を潰しました。
さて、お次は夕食の紹介です。続きはまた明日です。