パラリンピックも終わり、『TOKYO2020』で盛り上がった約1か月半がついに終了となりました。
思い起こせば、オリンピックの開会式を見たのがちょうどこの記事の前の夜でして、この日はこの後オリンピックの競技を見るわけですから、この時から昨日までの間のことだったということになります。
ふり返ってみると、このぐりんぱに行ったこともずいぶん前のように感じますから、長きにわたったオリンピック・パラリンピックの期間でありました。
コロナの急増もあり、開催の是非を問う声は多かったですが、個人的にはそれはそれ、これはこれで分けて考えるべきだと思っています。
「オリンピックやってるから、緊急事態宣言を出しても効果がない」
と、街頭インタビューで答えている姿を時折見かけましたが、それって結局、問題や判断を他人任せにしているだけでは?と思ってしまいます。オリンピックはオリンピックで対策を考えてやるんだろうから、自分もできる限りの対策をして生活しようって思うだけじゃだめですかね。
まぁいずれにしても、今のコロナの状況はオリンピックをやってもやらなくても、大して変わらなかっただろうなーと思っておりますし、オリンピック・パラリンピックはやってよかったなーと思っています。
というわけで、1ヶ月半ほど前の記憶をたどりながら記事を進めましょうw
元来、超がつくほどの慎重派である小僧が、珍しく「やりたい」と言ったので「それじゃあ」ということで列に並んだワイヤーマウンテン。先に書いたように、並んだのは13時30分過ぎでした。ちなみに並んだ時には、私と小僧の前にはひと組が待っていただけ。
しかし、この次の写真の時刻は14時15分。そして、ロードレースの先頭がやってくると予想した時刻は14時30分。文字通り『綱渡り』の時間繰りとなってしまいました。
このワイヤーマウンテン、安全のためにヘルメットとハーネスの着用を行います。また、ハーネスは落下防止のためのワイヤーとつながります。
この着用とレクチャーを、3人の係の方で行うのですが、その合間に、アトラクションを終えて帰ってきた方の対応もしなくてはなりません。つまり
- ハーネスを着用するための準備をし
- お客さんをそこに案内し
- ひとりひとり着用・チェックをし
- ヘルメットをかぶせてチェックをし
- 落下防止のワイヤーの扱い方をレクチャーし
- 合間を縫って戻ってきたお客さんのハーネスを外し
- ヘルメットを受け取り
- それぞれ消毒をし
- 片付け・整頓をし
- コースが空いたらお客さんをコースへと案内する
といった作業をしているのですが、それぞれ特に担当が決まっているわけではなく、タイミングによっては着用を中断して、下りてきたお客さんの対応を先にしなければなりません。
そんなわけで待ち時間が異常に長い・・・と気づいたのは、15分ほど並んでからでした。
しかも、私たちの前の前の組の親子がちっとも進まない。姉弟とそのお父さんだったのですが、
「怖い」
を連発して、途中で止まってしまったり、一歩が踏み出せなかったりします。その都度お父さんがそこまで進んだり戻ったりしながら進めておりまして、初めの内こそ「お父さん、大変だなぁ」なんてにこやかに眺めていられたのですが、刻一刻と時間が過ぎるにつれ「おいおい、もう少し早くしてくれんかなぁ」と思うように。
しかし、いくらこちらが焦ってもどうにもなりません。間に合うかな・・・とドキドキしながら待つこと30分ほど。ようやくハーネス着用の案内となり、10分ほどで樹上の人となりました。
で、小僧には「オリンピックの選手がもうすぐ来ちゃうから、なるべく早く行くように」と勝手なことを言いつつ、「こりゃ間に合わないかもな」と半分は覚悟を決めてスタートです。
ちなみに、小僧の左手の先にあるのが命綱になります。
というわけで、ゴールは14時26分頃だったと思われます。所要時間、約12分といったところでしょうか。思った以上にサクサク進めることができ、驚きでした。親バカですけど、すごい成長したなぁと。
きっとどこかで、ためらったり途中で止まったりするだろうと思っていたのですが、ほとんどそんなことなく、一つ一つを着実に進めていくことができました。いや、マジでビックリw かみさんと一緒になって、めちゃめちゃに褒めちゃいました。
おかげで、ロードレースには間に合いそうです。と思いつつ、なるべく早くという思いは捨てきれず、「先行ってるわ」と、父はひとり駆けだすのでした。
続きはまた明日です。