今日は遅くなってしまったので、動画メインでサクッと更新です。
直江津D51レールパークで、SL乗車体験をしました。昨日書いたように、このSLは石炭で沸かした蒸気の代わりに圧縮空気を使って蒸気機関を動かしています。
この方式だとどの程度のスピードが出せるのか分かりませんが、乗車した感じからだと時速10kmくらいかなと思います。
ちなみにこの乗車体験、1日4回行われるのですが、元々の予定では「乗車している暇はないかなぁ」でした。
以前書いたように、この旅の間、まったく宿題をやってなかった人がいまして、なるべく早く帰りついて、余裕を持って取り掛かるつもりでいたのです。
そのためには、11時35分に直江津を出発する妙高はねうまラインに乗る必要があるのではないかとふんでいました。それだと、13時27分に長野着。長野で昼食を食べて行くにしても、14時半ごろには出発できるだろうと。そうすれば、途中休憩をはさんでも19時前には自宅に戻ることができます。
さて、ここ、テストに出ますよ。こういうのを『絵に描いた餅』と言うんですよ。
SLの乗車体験は、先ほど書いたように1日4回。10時05分・11時20分・13時25分・15時50分です。
11時35分に直江津を出発する列車に乗るのであれば、10時05分の体験に乗るしかないですよね。11時20分の体験になんか、乗っちゃいけないわけです。乗っちゃダメ、絶対。
ところがうちのお坊ちゃんは、スタッフさんの「11時の回の体験乗車はどうしますか?」の問いかけに、力強くこう答えたわけですよ、
「乗ります」
と。
もうこの時点で、11時35分直江津発普通列車はあきらめることになりましてね。じゃあ次の、12時36分直江津発普通列車に乗るしかないわけですよ。もうこの時点で1時間遅れです。
しかも、11時35分に乗れば、妙高高原駅での乗り継ぎはほんの3分で済むのですが、12時36分発はなぜか32分も乗り継ぎに時間がかかるんですよ。その結果、長野着は14時51分です。お昼どころかおやつの時間です。どんなに頑張っても、自宅到着は19時を回りますよ。
「君、帰ってから、休む間もなく宿題をやって、お風呂に入って、学校の準備をして寝ることになるんだぞ。旅の余韻に浸る暇なんて1秒たりともないけど、それでいいんだな」
と念を押しましたが、まぁ、目先の欲にかられるのが常ですから、もちろん
「それでいい」
とか言っちゃうわけでしてね。こうして、動画にある通り、乗車体験から転車台、そして扇形車庫への格納まで、ひとしきり楽しんだわけです。
明日は写真でその様子をお送りいたしましょう💦