いやいや、驚きました。
昨日、かみさんが近所の病院に頼んでPCRをやってもらったんですが、本日結果が出まして、まさかの陰性判定。
小僧が濃厚接触者になって、その後、抗原検査陽性になって、その間私がどうしても仕事を休めなかったので小僧の面倒を見てくれてたのですが、その間にかみさん自身も37.5℃を超える発熱があって。
そんなわけで、小僧が陽性確定になった後も、申し訳ないですが、かみさんは家の中、私はアミティという生活をしており、感染リスクはかみさんの方が遥かに高く。
どう考えてもPCR陽性は確定だと本人も私も、そしてお医者さんも思っていたのですがね。それなのに陰性。これはもう、ディープインパクトがハーツクライに負けた有馬記念とか、タイキシャトルが、生涯最初で最後の連をはずして3着に破れた引退レースのスプリンターズSくらいの驚きでした。
勝手な予想ですが、要因として考えられるのは『小僧の感染がそれほど重くなく、感染力も弱いのではないか』ということでしょうか。と考えるのは、
- 小僧の感染元となった友達2人は高熱を出しているのに、小僧は熱発なしで平熱のまま
- 小僧は陽性が出るまで4日半かかっている
- 陽性判定の2日前に、溶連菌の陽性が出ている
といった状況があります。さて、ここからは完全に素人の考えで裏付けも何もありませんよ。考えてみると楽しいってだけで書いてますが。
- 小僧はワクチンを2回接種しているので、友達からの感染当初、ウイルスを押さえ込んでいた。だから友達のような発熱が見られなかった
- ところが、別ルートかわからないが、溶連菌を拾ってきて、その影響で免疫力が下がった
- 免疫が下がったため、コロナがちょっと顔を出して陽性レベルまで上がった。そのため、平均2日半と言われるオミクロン株の発症が遅れた
- しかし溶連菌の薬が効いたため、また免疫が上がり、コロナも押さえ込まれた。そのため、かみさんに感染させるに至らなかった
てな想像を、かみさんとしております。
お医者さんからは、恐らく小僧ももう人に感染させるような状態ではないだろうから、このあとかみさんが陽性になることはないんじゃないかなとのことで、今のところ考えていたより早期の幕引きになりそうです。
ちなみに私は、今朝久しぶりに抗原検査を行いましたが、案の定の陰性判定。
明日の朝もやってみて、陰性だったらそのまま仕事復帰になります。もしここで陽性が出たら、木曜日が0日目になるので、今の規定だと金曜日からの復帰ですかね。そうなったら、3連休は仕事ですな。まぁ、このところだいぶ仕事をお休みさせていただいてるので、仕方ないですけど。
このままいってくれるといいなぁと思いつつ、先日のどんでん返しの記憶がまだ色濃いので一抹の不安を抱えながら、キャラバン報告へと移りましょう。ていうか、前置きだけで1000文字オーバーしちゃいましたね💦
さて、サイクリングを終えて駆け込んだのはこちらの施設。
こちらは、『糸魚川ジオステーション ジオパル』という施設の中にあるのですが、施設名を見ると分かるように、本来は地球・大地を意味する『ジオ』関連の施設。実際、3つに分かれた館内のメインは、ユネスコ世界ジオパークに認定されている糸魚川ジオパークの紹介スペースですが、小僧にとってのメインはこちらの鉄道模型ステーションです。
なぜここに、これほどの規模の鉄道施設があるのかは、調べてみましたが正直よく分かりませんでした。ただ、北陸新幹線の開通や、2016年の糸魚川大火からの復興などが関わっているようです。また、直江津には6月に訪れた直江津D51レールパークがありますし、直江津と糸魚川を結ぶのがこの日走った久比岐自転車歩行者道ですから、このあたりは鉄道に関連が深い地域であるということが言えそうです。
そういえば、新潟には『新津鉄道資料館』というところもあったような。新潟と鉄道というのは深い繋がりがあるようです。
入口右側には、巨大なプラレールのジオラマがありましたが、これはタカラトミーの協力で作られているそうです。
自分の車両を走らせることができるのって、すごく魅力的ですよね。ここはもう、鉄オタ錬成所ではないかと。
壁には多数のプラレールが飾られていましたが、中でもアツいのは一番上段に並べられた、他のプラレールに比べると一回り小さなプラレールたち。
実はこれ、プラレールアドバンスといって、プラレールとNゲージの間をつなごうという企画で売り出されたもの。なんと、通常のプラレールの車輪が通る溝の両壁をレールとして利用することで、1本のレールの上ですれ違い走行ができるという代物です。
ちょうど小僧がテツへの道を歩み始めた頃に売られていたため、今でも我が家にたくさん保存されているのですが、意外とこういう中間狙いの商品って、どっちつかずになってしまって伸び悩むことが多いんですよね。このプラレールアドバンスも、伸び悩んだようで、2017年で生産終了となってしまいました。
調べてみたら、2011年10月14日から発売だったそうですから、これはちょうど小僧が生まれた年ですね。そこから彼が6歳になるまでという短命に終わったわけですが、彼のテツ歴における黎明期を彩ってくれた、我が家にとっては思い入れのある製品だったともいえます。
懐かしくなって、1台1台、細かく見てしまいましたw
さて、こちらの施設、いろんな意味で本気度が高く、こんなところもありまして。
この台に上がると、目の前のジオラマを奥まで見通すことができるのです。ちなみに反対側にも同じような台があります。
そしてこのジオラマ、やはりというか、この糸魚川周辺を模したものでして。
しかもその中を走る車両にはカメラが搭載されているものも多くあり、運転席からの目線でジオラマの中を走る鉄道模型を運転できるという。これはもう、マニアでなくても子供なら飛び付く仕組みです。
どうも、この情報も小僧は入手済みだったらしく、入館して間もなく、係の方に声をかけていました。ということは、これから30分はここにいることが確定ですw
この日は平日の夕方ということもあって、ガラガラでやり放題。係の方も、こんな日のこんな時間帯(この日は月曜日で、入館したのは16時半過ぎでした)にこんな本気の子供がやってきたとあって、嬉しかったようです。あれこれ声をかけてくださいましたw
小僧がジオラマを始めてしまったので、私は館内をウロウロしながら、写真を撮って回りました。
糸魚川駅の中にこちらの施設はあるので、入口と反対側の窓のところに行くと、えちごトキめき鉄道の糸魚川駅が目の前に見えます。ちょうど車両が停まっているところでした。
写真を撮って回っていたら、係の方が受付の中に呼んでくれました。ここからぜひこの壁の写真を撮ってくださいと。なるほど、ここには旧北陸本線の思い出がつまっているのですね。
わざわざ受付の中から、貴重な1枚を撮らせていただき、ありがとうございました。旅先での、こうした好意って忘れられないですね。
さて、まだまだ小僧のジオラマ運転は続いておりますので、私は別のエリアを見てくることに。
3つに分かれている施設内ですが、1つ目はこのジオラマ。2つ目はこの地方を走っていたキハ52のエリアになります。『キハ52待合室』という名前がつけられています。
平成22年3月12日まで、大糸線で活躍していた「キハ52」の実車を使った待合室。モニターには、新幹線や在来線、バスの発着時間が表示されていて安心です。また、糸魚川市民や鉄道ファンにはなじみの深いレンガ車庫の3連アーチ外観も再建築されました。イベントなどの際には、一番左のアーチからキハ52型気動車が引き出されます。
キハ52のほか、トワイライトエクスプレス再現車両やミニSLくろひめ号が一般公開されています。
なお、トワイライトエクスプレスの車両内の見学時間は10:00から15:00までです。
公式サイトからの紹介でした。
これはもう、昭和世代にはたまらないんじゃないでしょうか。恐らく、今40代以上の人でないと、この手の車両の記憶ってほとんどないのではないかと思います。人がたくさん乗っていると、扇風機が自分の方を向いたときだけ風が来るんですよね。空いていると、扇風機が首を回すのと一緒になって自分も回ってたりして。
エアコンがついてないので、窓も普通に開けられるようになってましたね。あれを自分だけの力で開閉できるようになったとき、ちょっと大人になった気がしました。意外と握力と腕力が必要で、ある程度力がないと開閉できなかったんですよね。
昔はそうやって、そこかしこに自分の成長を感じられるものがあったような気がします。今の子供達は、どこでそんな感じを得るんでしょうね。
てなことを書いていたら、4000文字になってしまいました。長過ぎ。というわけで、続きはまた明日ですw