昨日から今日にかけて、こんな動画を見てしまいまして。
知らない方には、ただの怪しげなおっさん2人でしかないのですが、水曜どうでしょうのファン(藩士と呼ばれています)にとってはおなじみのお2人が4月末に静岡に来ていたということで、今頃その動画に気付くという。
それで、YouTubeの恐ろしい所って、関連動画でどんどんつながって行ってしまうことですよね。危うく、まだ木曜日でもう1日仕事があるというのに、動画に見入ってしまうところでした💦
で、こちらの更新も遅くなってしまいましたが、大道芸の報告を続けたいと思います。
思いのほか混んでいた会場でしたが、最初のお目当ては張海輪~中国雑技王です。
最初に見たのは何年前でしょう。もう覚えてないくらい以前のことになりますが、その後、ワールドカップチャンピオンにもなり、今や大道芸の顔と言ってもいいくらいの存在。
プログラム自体は毎年変わらないのですが、一つ一つの完成度の高さに、毎年これを見ないと始まらないような感じになっています。
ということで、いよいよだなと思った矢先、パフォグラスを覗いていた小僧の友達が「自分も脚立の上で見せてほしい」と言い出しましてね。そこで、パフォグラスと脚立を交換して見ることにしました。
このパフォグラスですが、見る分には十分事足りるんですね。
奥に向かって傾けて取り付けられた鏡があることが分かるでしょうか。その鏡には筒の上の部分が写っていて、一番上の、これまた傾けて取り付けられた鏡に映った像が見えるようになっています。
というわけで、しばらくはこのパフォグラスで写真を撮りながら、パフォーマンスを眺めることにしました。
変面というのは、お面を目にもとまらぬ速さで次々と変えていくという演目で、中国の国家クラス文化遺産にもなっているとか。
以前は国家機密級とか一子相伝などと言われていましたが、今はお金を払えば教えてくれるところもあるそうでw
でもやはり、プロとそうでない人とでは技術に雲泥の差があって、YouTubeには失敗動画なんかも上がっているようですw
張海輪はさすがにそうしたミスを見せるどころか、いつ、どのようにして面が変わったのか全く分からないという高度なレベルの変面を見せてくれます。
この後、こちらの女性の両手に花(造花)を外向きに持ってもらい、目隠しをしたまま鞭でその花を落とすなんてパフォーマンスもあります。
こちらのパフォーマンス、実は大河ドラマ「麒麟がくる」で披露しているんですよ。ほんの一瞬でしたけどw
この後、メインのパフォーマンス。
台の上に、ビンを4本立て、その上にイスを重ねていきます。
この時点で、いすを5つ重ねています。
と、ここまでがクライマックス。
いやー、これまでに何度も見てきていて、失敗したことは一度もないのですが、今日こそ何かが起きたらどうしようとドキドキしながら、毎回見てしまいます。これ、高さ6mくらいあるそうですからね。屋根の上で逆立ちしているようなものです。あぁ恐ろしい💦
と、こんなパフォーマンスを見ることができるのが大道芸の魅力の一つなんですよ。
というわけで、3年ぶりですが張海輪は今なお健在ということを改めて確認することができたのでした。
続きはまた明日です。