今日は有馬記念を観戦。と言っても現地ではなくて、いつものホビースクエアでネット中継ですけど💦
4番人気のレガレイラと10番人気のシャフリヤールの決着で、馬番連勝複式は204.7倍、馬番連勝単式は331.0倍という大穴となりました。また、3歳牝馬の有馬記念制覇は、1960年のスターロツチ以来64年ぶりという記録づくめのレースでした。
さて、終わってからだといくらでも説明がつくのが競馬w
レガレイラ自体は10.9倍の4番人気と人気もそこそこありましたし、有馬記念以前の7戦中5戦が牡牝混合レースで、皐月賞とダービーにも参戦しているということで、強い相手と走ってきた経験が生きた形になりました。これは、陣営の自信もあったものだと思います。
また、上り3ハロン(600m)のタイムを見ると、7戦中6戦が出走メンバー中トップの時計。もちろんこれでも勝ちきれなかったレースがあったわけですが、前半1000mが63秒近くかかった超スローペースの今日のようなレースの場合、直線ヨーイドンの末脚勝負になることがほとんどですから、この馬に有利な展開だったということが言えましょう。
3歳牝馬ということで、斤量面でも有利でした。牡馬の古馬だと58kgを背負う中、レガレイラは54kg。1kgで1馬身の差が出ると言われていますから、優勝を争ったシャフリヤール(58kg)とは4馬身分のアドバンテージがあったとも言えます。
というわけで、勝ち馬については、振り返ってみるとそれほど不思議さは感じません。
難しかったのは2着のシャフリヤールです。
過去に日本ダービー、そしてUAEのドバイシーマクラシックという2つのG1レースを勝利していますが、そのドバイシーマクラシック以降2年半以上勝利からは離れています。その間に10戦(内、国外レースを含むG1を8戦)して2着2回、3着2回と善戦はしていましたが、6歳という年齢もあり、これ以上の上がり目は期待できなかったはずです。
それに、レガレイラのようなキレる足があったかというと、そうとも言い難い。ただ、過去のレースを見ると、ジワジワと伸びて来るという感じで、比較的長く伸びてくるといった印象です。
国内G1唯一の勝利である日本ダービーも、一気に突き抜けてきたというより徐々に徐々に上位に進出してきて、最後の最後、ハナ差でかわしたところがゴールといった具合。決してキレるわけではありませんが、最後までばてずにしっかり伸びてくるのがこの馬の特長なのでしょう。
その割に、小回りの競馬場を使われることが多くて、今年も去年も全く同じローテーションで、ドバイシーマクラシック(450m:5・2着)→札幌記念(264.3m:11・5着)→BCターフ(270・280m:3・3着)→有馬記念(308m:5・2着)と使われていますが、直線が長いと言えるのはドバイだけですね(※BCターフは開催される競馬場が異なるため直線の長さも変わります)。
ダービーを勝っていて、ジャパンカップも3・2着ですから、BCターフよりジャパンカップでもいいじゃないかと思うのですが、もちろん陣営にそれ以上の思惑というのがあるはずです。こちらが気付いていない良さを引き出すためのものなのでしょう。あるいは、体質の弱さなどがあって、レース間隔を空ける必要があるのかもしれません。3歳時に5戦を使った以外は、4歳時も5歳時も6歳時も年間4戦ずつしか使っていませんし。
そのおかげもあるのか、昨年より今年の方が成績がいいんですよね。ここで引退というニュースはまだ出ていないので、来年も現役でしょうか。
以前はトップクラスの馬(ディープインパクトなど)でも年に6~7戦していましたから、当時の常識でいうと1年分は余裕があるとも言えます。もう1つ、G1を勝たせてあげたいところですね。
って、途中からなんだか脱線しましたね💦いずれにしてもシャフリヤールが馬券に絡むと予想できる要素は、あまりなかったと思うのです。要因があるとすれば、1000m通過62.9秒という超スローペースから、残り1000mからの急速なペースアップ。その中を外を通ってマイペースにジワジワと上がっていきました。他の馬がどこかで息を切らせてしまうような中で。最後はレガレイラの斤量の軽さと切れ味にやられた形ですが、この馬のいいところをしっかりと引き出した結果になったと思われます。
・・・って、だらだらと書いてきたら、ずいぶんな時刻になってしまいました。
急いで、京都の方をまとめておきましょう。
昨日の最後にハプニングと書きましたが、そのハプニングの元はこちら。
借りた自転車を駐輪場に置いて天龍寺と宝厳院を散策。戻ってきたのは12時になった頃でした。ここから自転車で昼食へ・・・ということで、自転車を出そうと思ったのですが。
自転車の解錠をするには、アプリから解錠の信号を送ります。その信号ですが、スマホと自転車の鍵の部分が直接Wi-FiやBluetoothでつながっているわけではなく、ネットを介して送られる仕組みになっているようです。
解錠のボタンを押すと、「自転車の近くにいますか?」というメッセージが出るのですが、これは遠くからでも解錠できてしまうため、別人が乗り逃げをするリスクを防ぐようになっているのだと思われます。
Wi-FiやBluetoothだと、接続の設定をしなければならなくもなりますしね。アプリで勝手に接続するということはない・・・と思うんですが。それなら今回のハプニングは防げるはずですし。
さて、何が起きたかというと、ここまでの話で予想がついたでしょうか。ヒントは、ここは嵐山だということです。嵐山は人が多く集まっていますね。外国の方ももちろん多くいらしてます。そして、みなさんスマホ片手に、情報収集に余念がありません。特にこの時間は、昼食場所を探すためにネットを利用している方も多かったことでしょう。
はい。スマホのデータ通信がつながりゃしないわけです。ハローサイクリング(シェアサイクルの社名)のアプリを立ち上げても、「通信中です・・・」の画面のまま、次に進みません。つまり、解錠ができない・・・。
最初、アプリやスマホの不調を疑って、何度も再起動をかけましたが、いたずらにバッテリー残量と時間を消費しただけでした。試しにいくつかのアプリを起動させてみたところ、ネットワークからの読み込みが必要なアプリだと不調になりますし、そもそも家族全員ドコモ回線なので、3人そろって不調です。そこで最初に、ドコモの回線がダウンしたのでは?と疑いました。もしそうなら、ここにいて同じことをやっていても、解決策はありません。
それでふと思ったのが、「楽天ならつながるかも」。
旅行の時には、楽天モバイルのモバイルWi-Fiを持ち歩いています。このモバイルWi-Fi、ドコモが繋がらないつま恋で抜群の感度を誇ったことがありますから、ここでもいけるかもしれないと考えたのでした。
問題は、そのポケットWi-Fiは阪急嵐山駅に置いてきた荷物の中にしまわれているということです・・・。
私一人が走って取りに行くのが一番手っ取り早いのですが、この人混みですし、往復している間、かみさんと小僧が待っているのも時間の無駄。というわけで、3人で対岸に渡り、ついでに昼食も済ませてしまうことにしました。
こうして、嵐山で最も戦力になると思われた自転車作戦が、まさかの置いてきぼりということに。
この辺りで一時的に電波が繋がりましたが、またすぐにつながらなくなってしまったため、やっぱり対岸へ行こうと再確認。
これだけの人がいれば、回線もパンクするわなぁと3人でぼやきながら、ノロノロと進んでいきます。
阪急嵐山駅に到着したのは13時10分頃。天龍寺から40分近くかかりました💦
ロッカーに関しては、ここは穴場ですねw
さて、(ロッカー代は倍かかることになりましたが)無事にポケットWi-Fiを取り出しまして、昼食を済ませることにしました。
計画では、駅近くにあるそば屋さんに行こうと思っていたのですが、店の前を見たらなんと行列が・・・。これ以上待つのもなぁ・・・と思ったところ、目に入ったのは老舗の喫茶店。並んでいる様子は見られません。
って、朝食を食べたRanZanさんだったんですが💦
朝食もおいしかったし、ランチはまた別のメニューがあるし、待たずに入れるし。
というわけで、この日2回目のRanZanさんにお世話になることにしました。
老舗のカフェらしく、昔ながらの、変にひねったところのない、素直においしいハンバーグでした。来年も、嵐山でランチならここがいいねと。対岸まで行かなければなりませんが、他のお店に行列する時間を考えたらこちらの方がいいかもしれません。
さて、食後は再び喧噪の嵐山核心部へと戻ります。
人混みの中を抜けて、駐輪場で楽天に接続するとあっけなくアプリが起動。解錠もスムーズに済みました。こうなると、家族で複数のキャリアを持っていることは、緊急時には有効に働くかもしれませんね。最悪の場合、ドコモの端末をソフトバンクの端末でデザリングして使うなんて手もありなわけですからw
というわけで、移動再開です。
いったん、嵯峨嵐山駅へ行き、例のごとくジオラマJAPANに行くという小僧を置いて、かみさんと大覚寺に向かうことにしました。
さすがにこの辺りに来ると、人ごみってなんですか?状態で、電波も安定していましたw
建物の中で聞いたところ、こちらから入った場合は、建物の見学と庭の見学でそれぞれお金がかかるとのこと。お庭だけなら、別の入り口から入ってくださいと言われ、建物内は以前にも訪問しているので、お言葉に従って別の入口へと回ることにしました。
庭の様子は、また明日です。今日は4000文字を超えてしまった💦