From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

17th京都紅葉の旅2024⑱ ~二尊院も混み具合は例年ほどではありませんでした~

今日はクリスマスイブということで、毎年恒例、かみさんの実家で夕飯を兼ねたパーティー。食べ過ぎでちょっとつらいです💦

小僧は昼間のうちにプレゼントをせしめていたようで、早速Switchでゲームをやっていました。宿題はどうなってんだ。

しかし、このクリスマスがやってくると、年が変わるまではあっという間ですね。まだ部屋の掃除もやってないし、年賀状も作ってないし、でも仕事も終わってないし。やることはたくさんです。ちなみにブログネタもたまってますが、まずは京都レポです。あと3回かなw

大覚寺から移動してきたのは二尊院。こちらも、紅葉情報を見てやってきました。

このエリアでは昨日も書きましたが、宝筐院、厭離庵、常寂光寺、二尊院が見所になっています。

【下から時計回りに常寂光寺、二尊院厭離庵、宝筐院】

今年はその中で2つ。二尊院と宝筐院に行くことにしました。二尊院は、紅葉情報でまずまず見頃になっていると出ていたから。宝筐院は、時間も遅くなっていたので、それほど広くなく短時間で見られそうだからです。

まずは二尊院へ。門を入ってすぐ、まっすぐ伸びるのが『紅葉の馬場』。130mほどの直線の両側に、モミジの木が植えられています。毎年両脇から包まれるように、色づいた葉っぱが伸びてきていて、進むごとに異なる重なりを見せてくれます。

【今年は色とりどりのトンネルになりました】

【半分くらいまで進むとこんな感じ】

【この辺りの紅葉は、いい色づきでした】

【紅葉に包まれるような場所って、意外と少ないんです】

【迫力】

紅葉の馬場を進むと、最後は石段を上がって少し高台になります。そこを左に進むとあるのが勅使門。天皇の使いの『勅使』が出入りするために使われていた門ですが、今は私たちのような一般人も通させてもらえます。

【この勅使門周辺の紅葉も見どころです】

【勅使門を内側から】

例年だと、この門の向こうにきれいな紅葉が見えて、カメラを構える人でごった返すのですが、今年は色づきがいまひとつだったこともあって、立ち止まって写真を撮る人もほとんどおらず、悠々と撮影することができましたw

初めて来た頃は、境内だけでなく、建物内や奥の石段の上の高台などにも行っていましたが、最近は境内だけサッと見て終わりにすることが多くなっていました。今年は久しぶりに、建物の中にも行ってみることにしました。

【入った奥にある御園亭を彩る紅葉】

【白い壁をバックにすると紅葉が映えますね】
【本堂の方に回ります】
【鹿威し】

【後ろは納経所かな】

【本堂裏手の紅葉】

【鐘楼への抜けを狙って】

【まずまずの色づきでした】

【正面の庭】

【弁天堂の鳳凰とバックの紅葉】

【「五正色幕」「五大色幕」「五間色幕」などの呼び名があるとか】

この五色の幕は寺院により「緑・黄・赤・白・紫」や「緑・紫・白・赤・黄」と微妙に色の配置が異なるようですが、これは、古代中国で成立した陰陽五行説に基づくものだそうです。鯉のぼりの吹き流しも、元をたどると同じところに行きつくとか。

【こちらの小さな出入り口は黒門です】

【本堂の方を振り返って】

【この碑は意外と新しく、2005年に建てられたとか】

ちなみに二尊院ですが、正式には『小倉山二尊教院華臺寺』という名前で、背後にそびえる小倉山を山号としています。そしてその小倉は、あんこと百人一首に、今も名を残しています。どちらも、このあたりで作られたという言い伝えがあるのです。

【そろそろ帰り道】

【紅葉の馬場上の通路のところです 奥が勅使門】

【上から紅葉の馬場を眺めます】

【改めて見ても、色とりどり】

【入り口の総門のところまで戻ってきました】

【名残惜しく、再び振り返る】

【真っ赤に包まれるのもいいけど、いろいろなバリエーションがあるのも悪くありません】

こうして改めて見ると、進みがいまひとつだった今年の紅葉のイメージですが、それなりに見所があったということを再確認できます。

来年は3連休に色づいてくれるといいなぁ。今年のような暑さはこりごりです。