明日から仕事復帰となりました。無理は禁物・・・と思いつつ、休んでる間に溜まった仕事のことを思うと、ため息しか出てきません。まぁ昨年は同じ時期にこの1周間をまるまる休みましたから、それに比べればちょっとマシかなぁ。
熱は完全に平熱になりまして、痰とそれに伴う咳はまだ残るものの、まぁ昨日に比べれば良くなってきています。なるべく無駄な時間を過ごさず、効率よく仕事をして早く帰りたいところです。
話しかけられても喋らなくて済むように、マスクにマジックで大きく✕でも書いておこうかなぁw
さて、本日の題名は小田さん(小田和正さん)の歌詞からいただいております。明治安田生命のCMで使われる『たしかなこと』の出だしですね。二尊院で雨に振られましたが、常寂光寺に行く途中では青空が広がってまして。
残念ながら、太陽が夕暮れに向けてだいぶ傾いてまして、二尊院と同じく小倉山の東側斜面に敷地が広がっている常寂光寺は日陰になってしまって、陽の光の中での紅葉とはいきませんでしたが、斜面沿いを上がった先ではまさに雨上がりの空とその下に広がる京都の街、そして常寂光寺の紅葉を眺めることができました。
こうやって見ると分かるように、この2つの紅葉名所は互いに目と鼻の先にありますから、セットで訪れるのが定番です。歩いて5分程度でしょうか。
この時点からもう、素敵な紅葉の雰囲気が伝わってきます。しかし、このおぐら茶屋さんの前は何度も通ってますが、一度も入ったことがありません💦 GWとかに来てみたらいいのかもしれません。
というわけで、常寂光寺に到着です。
今年は暑い日がずっと続いて、「しまった、今年は紅葉のピークを読み違えたか?」と思いましたが、その後の冷え込みで、今年もこの土日にいい色づきがやってきてくれたみたいです。
門をくぐりましょう。
拝観料500円を支払って中に入ります。500円ってこの後見られる風景から考えると良心的な値段です。
そうそう、斜面に敷地が広がっていると書きましたが、こちらの常寂光寺は二尊院以上に斜面になっているため、ひたすら登って、ひたすら下ってというコースになります。その最初が、この門の奥に連なる石段。
こちら、初っ端からかなりの勾配です。一応、迂回もできますが、ほとんどの方はここから正面突破ですね。まぁ、身延山久遠寺ほどではありませんから・・・
迂回路の横の斜面を見ると、石段が急であることが伝わりそうですね。
登った先には本堂があり、その周りも紅葉で囲われています。
奥に進むと、さらに高度を上げていきます。
ここを上がると多宝塔があり、その裏手、さらに上がることができます。
ここで、「雨上がりの 空を見ていた」になってたわけですがw
ところで上の写真、手前の部分は黒く潰れてしまって見えません。カメラのセンサーは人間の眼ほど捉えられる明るさの幅が広くないので、明るいところにあわせると暗いところが潰れてしまい、暗いところが見えるようにすると、明るいところの色がとんでしまうんですよね。
そこをある程度改善するための機能があって、HDR(High Dynamic Range)というんですが、簡単に言うと、明るいところに合わせた写真と暗いところに合わせた写真、そしてその中間に合わせた写真を撮影して、それぞれのいいとこ取りをしてミックスしちゃおうっていう機能です。
これがうまくいくと、肉眼で見ているような、いや肉眼でも見られないような素敵な写真が撮れるんですが、そうでないとけっこうわざとらしい、AIが作ったような画像が仕上がります。これはこれでまた面白くて。というわけで、同じところをHDRをそれなりに効かせて撮影したのがこちら。
もう1枚撮ってみました。
こうして見ると、空とそこに被っている物との境界が不自然なんですよね。まぁこれは、HDRをかなり効かせているものなので、実際にはHDRの強さも調整しながらいいものを選ぶんでしょうけど、そこまで本格的にやってるわけではないので、まぁ面白いからいいかなと。
さて、ここが最上部なので、ここから下っていきます。
最後は鐘楼と紅葉の写真4連発でした。個人的な好みなんでしょうけど、鐘楼と紅葉って組み合わせが好きなんですよね。そういえば身延山に行くと、鐘楼と桜の写真も随分撮ったようなw
さて、この時点で15時45分ごろ。小僧と分かれて2時間以上が経っていました。そろそろお金を使い果たした頃だろうし、寒くなってきたし、見たいお寺は一通り回ったし、ということで、駅に向かって歩き出しました。
そうそう、このとき体調は今ひとつだったんですよ。具体的に熱があるとか咳が出るとか喉が痛いとかではないんですけど、なんとなくかんだるいって感じで。でもコロナにはまだならないだろうしなぁ。いやそろそろ危ないのか?なんて思ってましたが、結局このときは疲れが溜まってただけだったのかもしれません。
続きはまた明日です。