小田さんのライブ、考えてみたら、あれからもう2週間以上が経ってしまいました。
記憶もだいぶあいまいに・・・がんばってあと少し思い出そうと思いますので、どうぞお付き合いください💦
というわけで、さっそくw
『君住む街へ』を歌い終わって、小田さん並びにバンドメンバーが退場しますが、会場では拍手が続きます。「アンコール!」という声が出るわけでもなく、万雷の拍手というわけでもなく。でも、「待ってるよ」という感じで、サワサワという感じの音がしばらく続きます。
年齢層がもちろん大きく影響しているんでしょうけど、この落ち着いた感じのアンコールを待つ時間が、毎回何とも言えない心地よさにつながっていたりします。
『愛を止めないで』
曲調はオープニングにふさわしい感じがします。だからこその、アンコールオープニングの1曲なのかなw
この歌、高校生の頃に従姉からもらったカセットテープに入っていて、やはりその1曲目だった記憶があります。そのイメージが強いのかもしれません。記憶違いかもしれませんけど💦
そういえば、ちゃんと歌詞カードも印刷されたものが入っていたし、ラベルもちゃんとしていたし、カセットテープのアルバムだったのかな。ググってみたら、そういうもの自体はあったようですね。
もしかしたらこれがそうかもしれません。
曲の途中で、上から大きなバルーンが落ちてきました。みんな歌もそっちのけで、バルーンにさわりたい一心で上を見上げてしまいますw
過去のライブではなかなかバルーンにさわることができなかったのですが、今回は家族全員さわることができました。小僧も、前回のライブの時に比べるとずっと背が伸びて、今や我が家で一番ののっぽですから、余裕をもって触れたんじゃないでしょうかw
ちなみにその小僧曰く、「いつもは『またたく星に願いを』でバルーンなのに、今回は違ったな」だそうで。でも『愛を止めないで』バージョンのバルーンもなかなかよかったと思いますw
バルーンって?と思う方も多いと思うので、こちらのリンクが分かりやすいかなと。
以前ラジオ番組で、「小田さんは3回繰り返す」と言われていて、ご本人も「たしかにそうだね」なんて言われてたことがあったような気がするのですが、3回繰り返す代表作のひとつですw
他には『さよなら』も3回繰り返しますし、『I LOVE YOU』でも3回繰り返しがありますね。最近の曲では少ないかもしれません。
YES-YES-YESのところで、みんなで指を立てて、顔の横からまっすぐ斜め上を指さすようなふりをするのですが、そんな振付を会場にいる老老老若男女女女(割合でいうと多分こんな感じなのです)が一斉に行うのが、なんとも暖かい感じがして好きです。
会場内のお客さんの年齢構成で行ったら、私とかみさんは若い方だろうし、小僧に至っては、今回同年代を一人だけ見たなんて状態ですから、ほとんどの方が人生の先輩にあたる方たちなんですが、その方たちが元気に、一生懸命、小田さんに届けという感じで振りをしているのを見ると、自分たちも頑張らなきゃという気持ちになったりもするわけですw
『hello hello』
オフコース時代の曲が2曲続いて、今度は2011年の曲。この曲は、2000年に起きた三宅島噴火の際、飼い主と離れ離れになった犬の感動の実話を映画化した、『ロック 〜わんこの島〜』という映画の主題歌で、被災した三宅島の少年に語りかける詞になっているそうですが、東日本大震災の年でもあり、当時は震災の被災者の方たちに向けて歌っているのかなと思ったりもしたものです。
この歌は、派手にメロディが動くタイプではなく、全体的に静かな曲調となっています。途中からグワッと盛り上がっていく『愛を止めないで』や、徐々に盛り上げていって会場をひとつにしてしまう『YES-YES-YES』の後、少し会場を落ち着かせて、柔らかい雰囲気にするような、そんな感じがしました。
それと同時に、アンコールがこれで3曲目・・・そこでこうした曲となると、今回はアンコールは1度だけで、それもそろそろ終わりに近づいてるんだなぁと感じて、少し寂しくもなったのでした。
『今日もどこかで』
気付かない うちに 助けられてきた
何度も 何度も そしてこれからも
数えきれない やさしさに出会ってきた
懐かしい 笑顔が 浮かんでは 消えてゆく
近年の小田さんの思いが、そのまま載せられたような歌詞です。
この歌には「会場のみんなとバージョン」というのが公式に出されていて、会場全体で合唱になるのが定番です。今回も会場中から歌声が沸き上がり、ライブのラストを飾りました。
観客、スタッフ、そして小田さん自身と、みんながいて初めてライブができるんだ、という小田さんの思いを体現しているような歌と空間に心地よさを覚えながら、ライブの終わりが近づいていることを、歌詞のひとつひとつを歌うごとに感じて、これで今年の2回のうちの1回がもう終わってしまうのだなぁと思っていました。
↑こちらは公式からです
『いつもいつも(アカペラコーラス)』
最後は再びオフコースの曲。バンドメンバーで並んで合唱というのが、いつもの最後を飾る定番です。
とはいえ、定番で歌われるのはたいてい『また会える日まで』。これは楽曲として発表されているわけではないので、ライブでしか聞けません、多分・・・。
ところが今回は、オフコースの『いつもいつも』でした。
私はこの歌、小田さんの著作である『TIME CAN'T WAIT』の中で歌詞だけ知っていて、ずっとメロディは分からず謎の歌だったのですが、今はYouTubeでも聴くことができるようになって、便利になったなぁと感じたりしているわけですが。
その歌を、生で、目の前で聞くことができる・・・。
感動して、ライブの終わりを迎えたのでした。
ライブ終了後は規制退場かな・・・?と思って、しばらく席に座って待っていたのですが、どうやらそのようなアナウンスはなく、皆さんもどんどん席を立って移動を始めています。
では我々も、ということで、席を立って移動開始。


私たちは、駐車場の退場渋滞を避けて、駅の反対側まで徒歩移動。そこからバイパスに抜けて家に帰りました。渋滞に捕まることもなく、スムーズに帰れたのは、計画通りでよかったかなw
こうして、今年最初の小田さんのライブは、つつがなく終了したのでしたw