先日、こちらの本を買ったことを紹介しましたが。
【田宮模型会長の故田宮俊作氏のエッセイです】
読んでいたらこんな一節がありました。
さて、いまは順調にみえる海外代理店だが、会社選びには苦労した。会社の規模や過去の実績は、タミヤ製品をまかせていいかどうかの判断基準にはしてこなかった。要は人だ。その人が如何に自分の人生をタミヤに賭けてくれるかだ。
なぜこれが引っかかってきたのかというと、先週大団円を迎えたTBSの日曜劇場『ロイヤルファミリー』で、佐藤浩市さんが演じていた山王耕造のこの台詞と、なんとなく重なるように感じたからです。
あんたに馬の良し悪しがわかんのかい?俺にはわかんねえ。例えば全ての情報が隠された2頭の馬がいるとする。1頭は2億、もう1頭は200万だ。俺は間違いなく2億の馬を選び取る自信はない。しかもだ、選ばなきゃいけないのは2億の馬じゃない。先々2億以上稼ぎ出す馬だ。そんなのわかるわけないじゃねえかよ。だから俺は、その馬の後ろにいる人間を見るんだ。信用出来る人間が本当に覚悟をもって言ってくるなら俺はそれに投資する。人間の信頼に賭けるんだよ。あんたにそれが出来るか?
山王耕造と同じく、俊作会長も田宮模型という会社を背負って生きてきた方です。そうした方が大事にしていたのが数字ではなく人であるというのが、なんだかホッとするというか、やはりそうあってほしいというか。
そうしたらTAMIYA NEWSにもこんなことが書かれていました。現社長の田宮信央氏が、俊作会長について綴った文中です。
親切な人であった。共存共栄を大切にし、世界中の方々との交流を心から楽しんでいた。人を切に親しく想う心を、我々タミヤの根源とした。まさにカリスマである。
こうした俊作会長に育てられ、成長してきたタミヤという会社が地元にあることを、静岡の人たちはもっと誇りにしてよいと思います。
さて、旅先で人と交流する場面は多々ありますが、特にその機会となりやすいのは御飯を食べるときのお店の人とのやりとりです。

メニューのこととか、どちらからいらしたんですか?とか、天気のこととか、食事の感想とか、他愛のないことばかりですが、お店の方と言葉を交わすのが少し楽しみであったりします。そこで思わぬ情報を教えてもらうこともありますしねw
今回おじゃました「さわだ」さんでは、印象に残る内容があるわけではありませんが、互いに笑顔で言葉を交わしたことは覚えていますから、和やかにいい時間が過ごせたのは確かだと思います。大原にまた行くことがあったら、もう一度こちらに行けばいいなと思っているくらいですから。



京都で食べる豆腐料理って、やっぱりどこか特別な感じがします。
ちなみに、店内には階段があって、「2階は喫茶です」と書かれてまして、お店を出て坂を上がっていったら坂の上から直接その2階の喫茶に入れるようになっていて、なるほどと思いましたw



写真にはあまり撮っていませんでしたが、実は寂光院に向かう道すがらには、閉じてしまったお店がいくつも並んでいました。営業しているお店もありましたが、半分くらいはずいぶん前にお店をやめたんだなと感じるくらい。
お店の数の割に、人通りが少ないのでしょう。今残っているお店でちょうどよいくらいなのかなと思いました。
ところが反対側の三千院側に来たら、栄えているお店がたくさんw 大原全体のお客さんが減っているのかなと思いましたが、そんなことはありませんでした。
ちなみに、こちらの道はずっと坂道になっていて、隣を川が流れていました。あぁ、この川がこの通り道をずっと削って作ってきたんだなぁと分かります。






ちなみに、上の4枚の写真のうち一つのお店に、帰りに寄ることになります。そこそこ買い込んでしまいましたw





こちらの紅葉の下を歩いて抜けていくと、三千院、実光院、勝林院、宝泉院とたどっていくことができます。まずは一番奥にある宝泉院を目指していきました。









こちらの宝泉院、21年前にかみさんとの初めての京都旅行で訪れたところです。当時の写真が残っていますが、さすがに若いなーw ここには載せられませんけど💦
宝泉院は、額縁庭園と血天井で有名なのです。今回は額縁庭園に注目してやってきました。
さて、その中は・・・といったところで、続きはまた明日です。
