グランシップトレインフェスタに出展していた県内の各路線のブースを紹介するとともに、過去に乗車した時の記録を紹介しようという企画を立ち上げたものの、伊豆箱根鉄道の画像が見つからず、昨晩は長大な時間を消費。挙句の果てに、画像が見つからないという体たらくですが、ここからは違うはずです。
というわけで、今朝は早速ですが本題に入りたいと思います。
岳南電車は、吉原駅から岳南江尾駅を結ぶ、総延長10kmほどの小さな鉄道会社です。以前は沿線にある工場の物資を運ぶのにも利用されており、貨物も扱っていたのですが、2013年に貨物輸送を廃止し、現在は旅客のみの取り扱いとなっています。
営業距離の少ないローカル線ということで、収益は厳しいものがありますが、2014年7月に、鉄道本体としては初めて日本夜景遺産に認定されたのをきっかけに、駅や工場の夜景を楽しむ『夜景電車』を運行するなど、工夫を凝らしての経営が続いています。
上の写真は東側の終着駅である岳南江尾駅です。すぐむこうに見える高架は新幹線のものです。
夜景電車には、2017年の1月に乗りに行きました。この時は、昼間にいったん吉原~岳南江尾を往復して完乗したあと、もう一度夜を待って夜景電車に乗るという、まさにテツ一色な一日を過ごしていますw 1日2往復です・・・
上の写真は車内から撮ったものですが、電気を消しているので窓への映り込みがなく、きれいな夜景を楽しむことができます。
最近は、前後の車両すべての照明が消される『ナイトビュープレミアムトレイン』も運行されているそうなので、また乗りに行ってみたいですね。
お次は地元の静岡鉄道。
静岡鉄道は、静岡平野を東西に横切り、静岡と清水を結んでいます。もともとは、静岡で生産されたお茶を清水港から輸送するために作られた路線なので、JRの静岡駅と清水駅からは少し離れたところに新静岡駅と新清水駅を設置し、12kmほどの距離をつないでいます。新静岡駅は静岡駅よりも、お茶屋さんが集まっている地域に近く、新清水駅は清水駅より、港の荷物を上げ下ろしするところに近かったのでしょう。
静岡鉄道では、私が生まれたころから長らく1000形電車が走っていましたが、走り始めてから40年ほどが経過したということもあり、2016年からA3000形電車への置き換えが始まっています。
まだ1000形電車も現役ですが、徐々にその数は減り、数年後には完全に置き換えられるものと思われます。
A3000形には、走り始めて間もない2016年の3月27日に乗りに行ってました。営業運転開始は3月24日ですから、3日後ですねw
この頃になると、背が伸びて、定位置で背伸びをしなくても前景が見えるようになったので、電車に乗りに行ったら先頭車両まで行くのがマストになりましたね。
次は、全国的にも知られている大井川鐵道。ですが・・・
やはり写真を探しながらだと時間がかかりますね。懐かしくなって手が止まったり。
大井川鐵道については、帰宅後に追記しようと思います。多分、写真枚数は最高に残っているので、見つけるのは簡単です。選ぶのは大変ですが・・・
というわけで、時間が来てしまったので、今朝はこんなところです💦
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さて、遅くなりましたが、大井川鐵道の追記です。
大井川鐵道は、金谷から千頭を経て井川までをつないでいます。全長168kmの大井川沿いに、金谷駅~千頭駅間 39.5 kmをつなぐ大井川本線と、千頭駅 - 井川駅間 25.5 kmをつなぐ井川線からなっており、合計65kmと地方私鉄としては比較的長い路線となっています。
漫画『鉄子の旅』では、旅の案内人である横見浩彦さんが「宇宙規模」と評していますが、その名に恥じぬ特異な路線となっています。
それはまず、SLの動態保存として、平日も含めてほぼ毎日運航されていること。現在はコロナの影響もあって週末を中心とした運用ですが、SLを定時運行している(た)のは、大井川鐵道だけです。
それから、井川線にあるアプト区間も、現在は日本で唯一のもの。これは、ダム建設による線路の付け替えが必須となったため、90‰(パーミル)という急こう配が発生し、そこを越えるために1990年に設置されました。
また、井川線の途中にある関の沢橋梁は、川底から70.8 mの高さにあり、日本で最も高い鉄道橋となっています。
というわけで、その3枚を紹介。まずは、キャンプ場から小僧が撮影したもの。手ブレですごいですがご容赦を。
次は、アプトの車両が90‰の線路を下って行くところを長島ダム駅から撮影したもの。
最後は、関の沢橋梁で撮影した写真です。
これは、小僧が生まれる前の2007年11月に、井川へと紅葉を見に行った時に撮影したものでした。この頃からテツへの萌芽が・・・いやいや。
というわけで、本日も写真探しで時間を食いました。そろそろ寝なきゃですね。おやすみなさい。