梅雨明けの時期が修正されたそうですね。
記事を読むと、梅雨明けの判断材料として「太平洋高気圧の張り出し」があったようですね。ところがその後、前線が停滞して雨模様の天気が続いたため、修正することになったとか。
その結果、関東甲信・東海地方は、6/27に出ていた梅雨明けが7/23に変更とのことで。まぁ、天気を予想するのってホント難しいですから、仕方ないってところですね。
それにしても、今年の7月と8月は雨がよく降りました。どれほどだったのかなということで、いつもの気象庁さんで調べてみたところ、静岡の降水量は7月が567.0mmで8月が418.5mm。7月については、この数字を上回るのはここ30年で3回だけ。8月にいたっては、2回だけです。
2か月の合計で考えると、2か月とも今年を上回った2003年に次ぐ985.5mm。それにしても2003年の1539.0mmは異常ですな。
ちなみに降水を観測したのは、7月も8月も22日。7割を超えています。ただ、2003年は、7月が28日、8月が25日ですから、やっぱり異常ですね💦
そういえば以前こんな記事を書いておりまして。
この時は6月と7月の降水について比較しているのですが、その後の記録も追加してみたらこのようになりました。
降水を観測した日の平均も、6月との差を広げています。降水量で比較すると11勝11負ですが、純粋に降水量を合計すると、6月は5715mmで7月は7081.5mmと圧倒しています。となると、これはもう名実ともに、梅雨は7月と言っていいのではという気がしますね。
ところで8月はさすがにこのふた月には及ばず、降水に関しては控えめなのですが、今回の八方はただただひたすら霧の中。その中、まだ少し時間があるからということで、これまでに踏み入れたことのない八方池からさらに奥の登山道に行ってみることにしました。
基本的には一本道で迷うことのないところなので、私が先行して行けるだけ行って、30分経ったら折り返し。小僧とかみさんを拾いながら八方池に戻ってくるということにしました。
さて、登山装備が必要ですと盛んに書いてあったのでどんなものかと思いましたが、この辺りは八方池までの登山道とそれほど変わるわけではありません。まぁ、学校登山で登られる山でもありますから、シンさんが登られたような剱岳などに比べたらお散歩コースのようなものでしょう。
さて、しばらく歩くと樹林帯に入ります。
普通は、森林限界を超えたあとに高山植物が多くなるのですが、この八方尾根では、高山植物の後に森林がやってくるという逆転現象が起きているのだそうです。
しばらく歩くと、樹林帯を抜けて再び高山植物の世界へ。
歩き始めてそろそろ30分。どのあたりで折り返そうかなと考えながら進んでいくと、少々ざれた斜面をトラバースしていく地点につきました。
時間も時間ですし、今回はここで折り返しです。
きた道を引き返していくと、すれ違う人が「あれっ?」と。先ほど追い抜いていった人が戻ってくるのですから、なんだろうと思うわけですね。「かみさんと小僧が待ってるんで、今日はここまでで、この先はまたの楽しみですw」と説明しながらちょくちょく立ち話。今日は唐松岳の頂上山荘まで行くという方たちもいれば、自分と同じように途中で引き返すつもりの方たちもいました。
それぞれ、天気や自分の体力に合わせて登山をされてるんですね。なんとなく嬉しくなります。
さて、歩いていくと、時折青空がのぞくようになりました。
途中で休んでいた60歳くらいの女性の方と、「青空出ましたねぇ」「今日は三山が見えなくてつまんないから、いつもより奥まで来ちゃったのよ」などと会話をしながら、お互いカメラで空を撮影。
撮影後は、私はかみさんと小僧と合流すべく歩みを進めます。
登るときは気づきませんでしたが、途中でこんな石垣も発見。以前はこの辺りに、なにか建物があったのかもしれません。
さらに進むと、足元の方の霧が晴れて、下の沢が見えてきました。
こうして、復路は21分ほどで八方池に戻ってきました。途中でかみさんと小僧に会わないのでどこに行ったかと思いましたが、既に池のほとりで休憩中でした。
なんでも、しばらく進んだところの登山道の高度感に負けて敗退してきたとのこと。ちょっと鍛え方が足りないなぁw
以前は高度感を気にするようなこともなく登ってたんですが、やはりコロナで山登りをお休みしているうちに、そのあたりの感覚が弱くなってしまったみたいですね。
冬山になる前に、どこかの山に行って鍛え直しですw
最後に今回のルートのお花たちです。
今回は、多分名前があってると思います。どれも名前は聞いたことがありますが、花と一致しません。小さくてかわいらしい花ばかりです。
といったところで、続きはまた明日です。