From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

北の大地へ2024 day06-04 ~トドワラへ~

本日はご近所さんとのBBQ。肉の食べ過ぎで、胃がもたれています💦

【アミティはこの後、子供たちの遊び場に・・・】

途中から雨に見舞われまして、片づけはまた明日。道具はいろいろ置きっぱなしですが、まぁ盗む人もいないでしょう。盗んだところで、年季の入った道具しかないので、転売したところで売れないでしょうしw

ちなみに最初は3軒で始めたのですが、あとから合流もあって、最終的には5軒、18人でのひと時となりました。そしてよくある話ですが、みなさん、自分たちの食べる分プラスアルファで食材を持ち寄って下さり、結局食べきれない量に。食べられる分は食べたのですが、もう最近は、あまりたくさん肉を食べると内臓に疲れがくるんですよね。既に今現在、ちょっとやばいなという感じがします💦

とはいえ、楽しい時間はプライスレス。またやりましょうということで解散しました。

さて、『3半島物語』と勝手に銘打っておりますが、昨日は半島に突入して昼食をとったところで終えてしまいました。今日はその続きと参りましょう。

このネイチャーセンター付近での見どころはトドワラ。立ち枯れたトドマツ林の跡なのですが、以前はその荒涼とした風景が「この世の果て」「この世の終わり」と形容されていました。

【こちらは1990年に撮影された写真だそうです】

上の写真は以下のサイトからいただきました。

既に、その風景は失われつつあるということは予備知識として知っていましたが、やはりこの目で確かめてなんぼでしょう。というわけで、まずは歩いて進んでいきました。

【残念ながら、花の季節は終わりでしたね】

【シカと根室半島

【同じ群れを角度を変えて】

【さらに別角度にて】

【ここも荒涼としているといえばしていますけど】

【訪れている方々はそれなりにいらっしゃいます】

【こんな道を淡々と歩いていきます】

【これもまたこの世の果てに続くような】

【トラクターバスとすれ違います】

【ちょっとだけ花を見つけました】

【ここもなんとも不思議な風景】

【まさにその大きな流れを目にすることができます】

【トラクターバスの終点までやってきました】

【この先は木道になっています】

【穏やかな水面に、半島が写っています】

【振り返るとネイチャーセンター(左の建物)が見えました】

さて、ここからがトドワラになります。現在のトドワラの風景をたっぷりとご覧ください。

【空がとても広く感じます】

【これが核心部】

立ち枯れの木は、もう数えるほどしかありません。それどころか、残った根の部分なども多くが風化したのか土に戻ったのか、過去の写真と比べると激減しています。

【水に浸かっているものも多くあります】

このあたりの木の跡は、そう遠くない未来に、腐ったり流されたりして無くなってしまうんでしょう。

【足元には不思議な文様が】

これは、潮が満ちた時に、水の流れによって描かれたものなんでしょうね。逆に、その潮の満ち引きによって、トドワラは残り少なくなっていうというのが皮肉とも言えます。

【水がまたきれいでして】

【シカの足跡がありました】

【いよいよトドワラの核心部へ】

【これが現在のトドワラです】

木道の終端から見ると、上の4枚の中のいちばん左のように見えます。その他のものはズームして撮影したもの。

イメージにあったトドワラは、このような立木がもっと十重二十重といった具合に重なって見えていたと思います。また、木の部分が朽ちて根の部分だけ残っているところも、もっとたくさんゴロゴロと転がっていたなぁと。

ネットで画像を検索してみると、4~50年前くらいの画像がけっこう見つかるのですが、今の風景とは全く異なる風景です。自然が織りなしていく変化というのはたいていゆっくりなもので、数百年どころか数万年とか数百万年というスパンをかけるものが珍しくありません。しかし、このトドワラに関しては、まさに『光陰矢の如し』という勢いで変化が進んでいます。

それだけに、今年訪れることができてよかったなぁと思います。自分自身に2度目、3度目があるかは分かりませんが、小僧は機会があれば、もう何度かは訪れることができるでしょう。その時にまた、変化を実感してもらうための種まきになったかなと。

もし生きていられれば、今の自分と同じ年になった小僧から、「昔行ったトドワラさぁ・・・」と聞かせてもらえたら嬉しいなぁとw

さて、今日はもっと進めるつもりだったのですが、BBQの準備から何からで疲れたのか、なかなかペースが上がりませんでした。こんなところで本日は失礼します。