オリンピックがだいぶ怪しくなってきましたね。
今の世界の状況を考えたら、やはり開催は非現実的だなと思いますが、多くのことをこのTOKYO2020に向けて犠牲にしてきて、出場権を得た選手たちのことを考えると、何ともいたたまれない気持ちになってきます。
先日の東京マラソンで、自分の持つ日本記録を更新して見事にマラソン代表の座を射止めた大迫選手など、どのような気持ちでこの状況を見ているのでしょうか。1年後、2年後に再び代表の座を射止めることができる保証は全くないのです。
延期になった場合、できることなら、今回代表の座を得ている選手で希望する選手には特別枠で参加措置をとり、それとは別枠で、新たに参加選手をとってほしいなと思います。これはどの国もどの競技も平等に。
モスクワやロスのような、政治的な理由でのボイコットとはわけが違います。誰かの勝手な理由でキャンセルするのではないのですから、ここまでの努力とこれからの努力と、どちらも五輪に出るに値するものとして扱ってほしいものだと思います。
さて、3日前のエントリーに、追記しますなどと書きましたが、さっぱり追記できないまま身延のことなど書いてしまったので、追記せずに今日からその続きです。
本丸を通過して、最後の北の丸へと歩を進めました。ここには、本丸と北の丸とを結んでいる架け橋があり、その手前には天守台があります。
架け橋は、北の丸堀の上にかけられていて、有事の際にはここを渡りにくくするために壊して橋を落としてしまうことも可能だったようです。
橋を渡ると広々とした広場が広がっています。ゴムボールとバットがあれば、野球ができる広さです。
あらためて、これだけの準備があっても1日で落城してしまうとは、秀吉の当時の力のすごさを感じます。4000対70000という対決だったそうですから、およそ17倍の兵力で攻められては、致し方無いところだったのでしょう。
ここまで見て、今回は終了。駐車場に戻ります。
まだ他にも見残しているところがあって、もう少し見たかったのですが、この後、三島スカイウォークとかねふくめんたいパークを残していることを考えると、それほど時間もありません。
西櫓から富士山を望むところに桜の木が植わっていましたから、今度はその桜と富士山を愛でにでも出向いてきたついでに、今回見られなかったところを回ってみたいものです。
というわけで、ここから10分もかからずに行くことのできるスカイウォークに移動。続きはまた明日です。