先日の日曜日、かみさんの友達が娘ちゃんを連れて静岡へとやってきました。
友達は、かみさんと中・高の同級生で、高校卒業後は東京の大学に進学し、そのまま就職、結婚と駒を進めました。今は横浜に旦那さんと娘ちゃんとの3人で住んでいて、我が家も何度か遊びに行かせてもらっています。昨年は12月に御殿場時之栖でいっしょにキャンプも楽しみまして。
うちの小僧と娘ちゃんが2つ違いということで、精神年齢的にはちょうどよいんでしょうかね。子供同士も仲良くしているので、最近はまたお会いする機会が多く。
ただ、これまでは我が家が横浜に出向くことが多かったんですね。それが珍しく、静岡に来るということで、1日を一緒に過ごすことになりました。
直前まで行き先は決めてなかったのですが、前日はお兄さん一家と日本平周辺で遊んできたとのこと。いちご狩りをしたり、日本平動物園に行ったりしてきたそうです。
完全に我が家のテリトリーですなw
まぁしかし、それならその方面はもういいよねと。ならば、ちょうど見ごろになり始めていた桜を見に行ったらどうかという話になりまして。あいにくの雨模様でしたが、こちらも恒例の、大井川沿いにある家山の桜をまずは目指すことになりました。
一昨年は完全に桜が散ってからの紹介になってますね。今年は一応タイムリーなところで更新しておきますw
静岡駅で落ち合うことに決めて、アミティで出発しました。駅でお弁当を購入して、花を眺めながらアミティの中で食べようという魂胆です。上の記事を見たら、一昨年も同じことをしていましたねw
11時ごろに合流して、一路大井川へ。娘ちゃんが車に酔いやすいということなので、バイパス・新東名を使って行きました。さらに、新東名のICがある右岸側は道がかなりくねくねしていてるので、バイパスで渡りなおして左岸側を川上に向かって走って行きます。大井川沿いは、金谷側の右岸ではなく、島田側の左岸の方が圧倒的に道がいいんですよ。ただ、左岸にはバイパスのICしかなくて、このバイパスがしょっちゅう渋滞するんです。ましてや今回は、トンネルでの事故渋滞と出ていたので、それではいつ到着するか分からんということで、そんなルートになりました。
道自体はもう何度も走っているので、慣れたもの。道中、先日録音した「電気グルーヴのオールナイトニッポン」を流していると、かみさんの友達が「あたしも聞いてた」と。そうそう、みんな同学年なので、こういった話題は共通点が多いんですよね。
それでANNの思い出話で盛り上がっているうちに、家山に到着しました。時間的に、12時52分のかわね路2号の出発があと10分ほどにせまっていたので、いったん駅の近くでみんなを下ろし、自分は駐車場へ。走って戻ると、ちょうど出発するところでした。
このかわね路2号は、家山駅に来るときにSLを先頭にし、電気機関車が後ろから押してやってきています。
本来なら、そのまま千頭駅まで走り、ターンテーブルで向きを変えてまた戻ってくるのですが、大井川鐵道は昨年の台風15号による被害のため、いまだに家山駅以降の列車運行は再開できていません。
そのため、家山駅での折り返し運転を余儀なくされています。となると、ある意味珍しいこんな光景が見られるわけでw
SLの煙のたなびく方向が反対になってますね。バックオーライで引っ張られていきます。
ちなみに、電気機関車はE10形。1949(昭和24)年、三菱電機製の大井川鐵道専用車両だそうです。そして引っ張られるC10形8号機は、大井川鐵道で一番古い1930(昭和5)年製。C10形で唯一の現存機だそうです。それぞれ74歳と93歳ですか。合わせて167歳!
そんな2台を見送ったら、ブラブラと桜を眺めながらアミティへと向かいました。
さてさて、以前はこの上流側から河川敷に降りて、川沿いをガタゴトと下流の方に移動すると川沿いの駐車場に行けたのですが、台風15号の爪痕はこちらにも。
あの雨から半年が経ちましたが、我が家から近い安倍川の河川敷も、水没したグラウンドなどはまだ復旧できていません。こうした支流となると、さらに手が入るまでには時間がかかるんだろうなぁ・・・
こんな風に、川沿いを普通に車が行き来できてたんですけどねぇ。
自然の力ってすごいなぁと改めて思うわけです。
さて、この後はいったんアミティに戻って昼食です。続きはまた明日です。