From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

北の大地へ2023 〜北端を目指して縦断②〜

今日も朝から弁当作り。小僧本人もちょっとやる気がありまして、卵焼きは昨日の夜作っておき、ソーセージは切れ目を入れてレンチンさせました。繰り返し練習したことで、卵焼きはそれなりにきれいなものを自分で作ることができるようになりましたw

あと、ブロッコリーは私が切ってレンチン、ミニトマトはそのまま入れるだけ。ノリめしも私が作りましたが、なかなかきれいに完成させて持たせることができました。

小僧は、自分も作るのに携わっただけあって、おいしく完食できたとのこと。明日からは給食が始まるので、ちょっとホッとひといきですが、たまにはこういうのもいいかなとも思ったり。

【彩りも悪くないでしょ】

とはいえ、忙しくここ数日は過ぎて行ってるのも確か。実際にはかなりバタバタしています。明日いっぱいでかみさんも社会復帰というのが待ち遠しくもありますw

やっぱり健康であることは大事ですね。

さて、北端を目指しての縦断ですが、今回は停滞ですw お昼を食べようと寄った留萌ですが、なかなか魅力的な街でして、あれこれ見て回ってしまいました。

【道の駅の駐車場です】

ここに来るときに、あることに気付いたんですね。

アミティには8年前に購入した時から地図データを更新していないナビを積んでいます。最近は、Googleマップのナビがかなり便利になりましたし、特にこうした馴染みのない土地に来た時には、最新情報が入手しやすいGoogleマップの方が間違いないということで、今回はスマホをナビ代わりに使ってまして、ナビそのものはとりあえず現在地の表示とバックモニターとしてだけという使われ方になっていました。

ところがこのナビ、先ほど書いたように地図の更新をちっともしてませんから、ある意味8年前の街を表示するタイムマシンのような存在でもあります。そしてこのナビには、スマホでは表示されることのない、ある場所が表示されていたんですね。

これ、ナビに表示されてなかったら気付かずに道の駅だけ見てスルーしてたかもしれません。

【道の駅の裏には広大な広場が広がっています】

【こんなに豪華な観光マップも珍しい】

よく見てみると、この広大な広場の向こうに見えてはいたんですが、それがあると思って見ているから気付くようなものだったかもしれません。それがこちら。

【駅のようですね・・・】

【おぉ、これはなんと廃駅では】
【海側と山側 まだ列車が走って来そうな風景です】

はい、ここは旧留萌駅なんですが、なんと今年の4月1日に廃駅になったばかり。なので、我が家のナビではしっかり留萌駅の姿が表示されます。Googleマップでは『留萌駅跡』なんですけどね。

なりたてほやほやの廃駅って、なかなか行くことが無いと思います。

ちなみに、我々が訪れる前にブロ友のタチコマンさんがこちらを訪れていたのですが・・・

同じ日に書かれていたオトンルイ風力発電所のことばかり覚えてまして、留萌駅のことはさっぱり覚えていませんでした💦

もちろん、タチコマンさんはテツではございませんので、廃駅にこんな長々と文字数を割くことはありませんw 記憶落ちしていたのも仕方がないことかとw

ちなみに、上の左の写真のずっと先には、こんな鉄道遺構が残っています。

【第十留萌川橋梁というそうです】

こちらは留萌駅からさらに先の増毛へと列車が走っていた時に使われていた橋梁です。留萌~増毛は2016年12月5日に廃止になってますから、使われなくなって6年半ほどが経っています。

あれ、ていうことは増毛駅もうちのナビには残ってるのかw こうなるとちょっとおもしろいから、ナビのデータは更新しないで使おうかなw Googleマップと新旧比較しながら走るのも面白そうです。時々新しい道ができてると空を飛んじゃいますけどw

ちなみに右の橋梁はそれよりもかなり前から使われていないようなので、ありえないところに木が生え、大きく成長してしまっています。

この橋梁も、いつまで残るか分かりませんが、ここに鉄道があったという記録のために、末長く残ってほしいなと部外者は思うわけです。もちろんJR北海道留萌市の考えが優先されるものではありますが。

さて、駅舎の表へと回ってみましょう。

【駅前には広い駐車場があります】

【これが旧留萌駅舎】

歴史を感じる外観ですが、規模は非常に大きく、往時はこの駅が人でにぎわっていたんだろうなぁと思います。

それが、自動車の普及によって少しずつ賑わいが減り、いつしか人が来ること自体が珍しくなってしまったのでしょう。そうなると、鉄道の利用者も当然減り、そして廃線・・・というシナリオは、北海道では日常的に見られるようになってしまっています。

キャンピングカーで回っていて偉そうなことは言えませんが、自動車の普及ってある意味、公より個の優先でもあり、二酸化炭素排出による温暖化の助長でもあるんですよね。その点においては、鉄道は対角に位置する乗り物ではないかと感じています。鉄道が生きる社会は優しい社会になるんじゃないかとも思うんですが、どんなものですかねぇ。

さて、建物からは『JR留萌駅』という看板も外されててまして、一見何の建物か分からないほどです。唯一見つけた駅の痕跡がこちらでした。

留萌駅長よりお達しです】

あとは、こちらの立派な正面入り口に行っても、駅としての痕跡は見られません。

【もう、草がこんなに大きく伸びてしまいましたね】

【隣には水飲み台と、おそらく飲食店舗の跡】

水飲みも水道が止まっていて、水は出ませんでした。そんな小さなことも、なんとなく寂しい。

ただ、2階の窓が開いてまして、中には電気がともっているのが見えました。地元のコミュニティFM局が、こちらで活動を続けているようです。

エフエムもえる さんでした】

ネットで放送を聴くことができましたw

さて、駅前にはこんな手描きのマップもありまして。こういうのは見ていると本当に飽きません。

【これ、欲しいですわ】
【このマップを片手に街歩きをしたら楽しいですよ】

こうして、駅探検を楽しんでいたら、道の駅に行っていたかみさんが、イカ焼きなどを手にようやく合流。それで、絵地図を見ていた小僧が「観光案内所に行ってみたい」というので、かみさんと小僧は歩いて案内所に向かい、私はアミティを取りに行ってきて合流することにしました。

さて、アミティを取りに行くついでに、道の駅の様子も見ながら行くことにしましょう。

【こちらは屋内交流・遊戯施設 ちゃいるもといいます】

公式サイトの説明はこちら。

親子や家族で時間を過ごせるくつろぎの「空間」と地域特産品等の「魅力」を発信する新たな交流拠点(令和4年春オープン)。遊戯広場では複合遊具やエアトラック、木製バンクなど子どもの豊かな想像力につながる遊具を設置(有料・小学生以下対象)。施設内にはカフェ「ルモンド」、アンテナショップ「留萌おみやげ処 お勝手屋萌 道の駅店」があり、軽食やお買い物も楽しめます。

オープンからまだ1年ちょっとということで、施設はきれいですし、地元民から旅行者まで多くの人でにぎわっていました。

【こちらはルモカフェ

【変わった自販機もありました】

【屋内遊戯広場もありました】

同じような施設は、静岡の大井川沿いにある『KADODE 大井川』にもありますね。時間入れ替え制+定員制の施設ですが、ここは90分100円と格安です。

ちゃいるもの隣には、るしんふれ愛パーク管理棟がありました。どうやら、最初に見た広大な公園が『るしんふれ愛パーク』またの名を『船場公園』だったみたいです。

【こちらもきれいな建物】

【遊具の貸し出しもしています】
留萌駅の思い出がそこかしこに】

撮り損ねてしまったのですが、上の右の写真の左側に写っているお店は、以前留萌駅で営業していたおそば屋さんが、こちらにお店を構えているんだそうです。いつまでも元気に営業を続けてほしいです。

【レンタサイクルもありました】

うん、やっぱり下調べをほとんどせずに行くと、新鮮な出会いがある一方で、いろいろ見落としもありますね。もう少しちゃんと調べて行けばよかったです。ていうか、留萌、また訪れて、次は1日かけてじっくり楽しみたいです。

さて、こうして道の駅を駆け足で眺めたら、小僧とかみさんが行っている観光案内所へ。

【ここも留萌本線の思い出でいっぱい】
【おみやげになるものがたくさん売られていました】

小僧はこちらで、『ありがとう留萌本線』のマグカップを購入。マグカップって、長持ちしますし意外と使う機会もありますし、いいんじゃないかなと。

お店の前には、こんな看板が。さすがにもう営業していないんだろうなと思っていたら、Googleマップに今年の書き込みがありました。

【今年は8月上旬までの試験営業とのこと】

北海道ってホント、いろんな意味で広いなぁ・・・と思う、留萌探訪でした。

明日は再び北へと進みます。