From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

北の大地へ2023 〜またまたテツ分補給のその2三笠鉄道村の②〜

連休って久しぶりだと、やっぱりいいものですね。

土日と横浜・品川に遠征して、昨日は久しぶりにジョギングなんかもしちゃって、下半身の疲労がけっこうな感じなんですが、それが明けた月曜日にエアコンの効いた部屋で座ってのんびりしていられるのは3連休ならではの特権ですw

ちなみに、こうしてのんびりというのも久々でして。

北海道から帰ってきて翌週は、コロナ発症でのんびりはしてましたけどちょっと違うし、その次はミニ四駆掛川大会で、土日と掛川往復でしたし、先週は某キャンプ場でキャンプでしたし、今週は横浜・品川ですし。

家で過ごすってことをあんまりしてませんでしたねw

まぁそうはいっても、今日は夕方から夜にかけてご近所さんとBBQでしたから、完全休養の1日じゃなかったですけど。準備を始めた15時ごろはまだ暑かったですが、日が落ちるとだいぶ過ごせるようになってきました。

さて、北海道と言えども、日が出ているとやはりそこそこの暑さ。もちろん今のこちらよりはずっと涼しかったですが、それでも建物の中に入ると涼しくて快適です。

【エントランスです】

【近代化産業遺産に登録されていました】

近代化産業遺産って、いろいろ調べてみたんですけど、ポータルサイトみたいなものがないんですね。PDFファイルは載ってますが、そこからリンクが貼られていたりというのは無くて。PDFファイルの中身も、文字が多くて分かりやすいとは言い難い。

Wikipediaのページが一番分かりやすいかもしれません。

文化庁が定める『伝統的建造物群保存地区』なんてのも好きなんですが、そちらの方は全国伝統的建造物群保存地区協議会というところのサイトがあって、地域や地図や種別から探せるようになっています。

そういうのを作ってくれると、訪問もしやすくなるなぁと思うんですけどねぇ。

えっと、誰か作ってくれないかな。と思ったら、作ってくださった方がいらっしゃいました。でも、どうせなら経済産業省がお金を出して、外注でいいから作ればいいんですよね。だって

全国各地には、我が国の産業近代化の過程を物語る存在として、数多くの建築物、機械、文書が今日まで継承されており、これらは、自らが果たしてきた役割や先人たちの努力など、豊かな無形の価値を今に伝えています。経済産業省では、これらの歴史的価値をより顕在化させ、地域活性化の有益な「種」として、地域の活性化に役立てることを目的として、これらを「近代化産業遺産」として大臣認定し、平成19年度及び20年度において、地域史・産業史の観点から、それぞれ33のストーリーとして取りまとめた「近代化産業遺産群33」「近代化産業遺産群 続33」を公表しました。

って言ってるわけですから。「地域活性化の有益な「種」として、地域の活性化に役立てる」のなら、外からも人が訪れる仕組みを作らなければダメですよ。で、そういうのを作ると、私みたいなもの好きがそれを見て「よし、今度はそこに行ってみよう」なんて言い出しますからw

さて、のっけからちょっと脱線しましたね。館内をご案内しましょうw

まずは受付すぐ後ろのエントランスから。

【初期の蒸気機関をモチーフにしてますね センサーで客を感知すると動きます】
【個人の方のコレクションが飾られています】

【弁慶と義経と静の名前を、よくぞSLにつけたなぁとも思います】

しかし、東京の交通博物館ってところが、ちょっと歴史を感じますねw

ちなみに、義経号は京都の鉄道博物館、弁慶号は大宮の鉄道博物館に飾られています。ということはもちろん、はい、うちの家族はどちらにも会ったことがありますねw

残った静号は、小樽の小樽市総合博物館に保存されているとのことで、そちらはまだ訪れてませんから、訪れる理由ができちゃいましたw

【日給なのかな?】

今日自リ給金六拾五銭ヲ給スと読むんだと思うんですが、今自リ日給金・・・なのかなと思ったり。そもそも当時の65銭ってどれくらいの価値だったんでしょう。

てなことを思いながら、展示の方にむかいます。

【なかなか本格的な展示です】

【北海道の鉄道の歴史が、順を追って学べます】
【石炭の塊と、外国製のレールの見本】
【橋づくりや冬のラッセルなどのジオラマは本格的です】

【まさに、食い入るように見ていますw】

【3000トン石炭列車というそうです】

写真にはこんな説明がありました。

大正7年(1918)4月、石炭生産の上昇にともない、当時札幌鉄道局の機関車掛長であった結城弘毅は、石炭輸送の増強を計画し9600形に24トン積みの鉄製石炭車75両をけん引させてけん引力の試験を行い成功させました。この時の列車の長さは600mをこえるもので、膨大な量の石炭輸送列車のための運転に対する大きな自信となりました。

600mって、すごい長さですよね。

【SLの銘版や思い出の駅銘版、SLの系譜などがあります】

【いろいろなつながりがありますね】
「うつ」って、漢字ではどう書いたんだろう】

【北海道のSLとその模型も並んでいました】
タブレットに信号機 マニア向けの展示ですねw】

【2回に上がる階段の途中から けっこう広いでしょ】

ちなみに、北海道の鉄道の歴史を学べるところには、順番に沿って北海道の鉄道が伸びていくのが分かる地図もありまして。

だんだん鉄道が植物のように枝をのばしていくのが分かって楽しかったので、一つ所にまとめてみました。

【しまった 何年ごろのものかも写しておくべきでした】

他にもこんな魅力的な地図がたくさん。

【北海道鉄道線路図です】
【各地の路線や地名が分かります】

稚内からは南にだけでなく東にも線路が伸びていたんですね】

こうした地図で見ると、自家用車が普及するまでは、鉄道というのは人々や物資の移動を支える重要な存在だったことが分かります。

さて、2階へ上がりましょう。

【最終的にどこまで延伸できるかなぁ】
【振り子車両の仕組みやチューブトレインを学ぶこともできます】
【そういえば、SL運転体験ができるんですよ】

三笠鉄道村では、SLの運転体験ができるのですが、かなり本格的なものになっていて、回数を重ねるとやらせてもらえることもどんどん増えていくそうです。100万円を超える金額をつぎ込む必要があるようですが・・・

でもって、こんな大好物もありました。

ジオラマ、出た!】

【運転席もあります】
【もちろんやります】

フロアに他のお客さんは1組程度しかいなかったので、ほとんどジオラマは貸し切り状態でした。と言っても、1回ずつお金がかかりますけど💦 300円だったかな。4カ所あったので1200円つぎ込んでるんじゃないかな。

まぁこれはもう、避けることができないものですし・・・w

【休憩所にはプラレールのコーナーもありました】

【どうする?と聞きましたが、これはいいやと】

こうして、鉄道記念館も十分堪能してきました。思わぬところでテツ分補給となりましたが、失礼ながらこんなところにあるのがもったいないほどの施設で、正直驚くほどでした。この日がお盆もあけたド平日ということもあったでしょうが、閑散としていたのが本当にもったいないというか。

東西の鉄道博物館のようなエンターテイメント性はさすがにありませんが、JR北海道さんともタッグを組んで、北海道の鉄道博物館として整備をすればいいのに、と思ったり。

でも、Googleマップで検索してみたら、北海道ってここ以外にも『鉄道記念館』というキーワードで引っ掛かるところがたくさんw

【小樽の博物館は有名ですが、他にもこんなにあるとは・・・】

これはまた、鉄道記念館をテーマに動いても面白いかもしれませんね。

ただ、記念館などがあるのって、ほとんど廃線になったところという感じなので、ある意味寂しいような気もします。

【帰るころにはちょっとお仲間が増えていました】

ここももっと賑わってもいいなぁと思いながら、三笠を後にしたのでした。

続きはまた明日です。