本日はこちらのポスターの大会に小僧が参加でした。
このところ入賞が続いていて、今回も・・・と当然期するところはありましたが、今回のコースは超高速型コース。
動画で見ていただくとわかりますが、ジャンプするセクションも少ないですし、直線が全体的に長い。唯一、バーティカルチェンジャーという高さ170cmのコースが、他の箇所にほとんどない立体的な動きを全て引き受けましたと言わんばかりにそびえたっています。
こうなると、いかに高回転のモーターを育てているかが勝負をほとんど決めてきます。まぁとはいえ、ただ速いだけだと、そのバーティカルチェンジャーを下った先にある小さなジャンプ台で飛距離が出過ぎてしまい、コースアウトしてしまうのですが、それでも絶対的なスピードがモノを言うコースになっていました。
小僧曰く、ガチ勢はモーターを箱買いして、そこからえりすぐったモーターを使っているんだそうで。ジュニアでも、お父さんがガチ勢だと、いいモーター持ってたりするんですよねぇ。もちろんみんながそうだとは言いませんが。
それでも、なんとか準決勝には駒を進めましたが、あみだくじでの組み合わせの結果、最終的に優勝したマシンと当たってしまい、万事休す。
優勝したマシンの選手とは、前回も決勝で当たっていてあちらが優勝、こちらは3位。その後のジャパンカップ静岡大会でもあちらが優勝、こちらは予選落ち。3度目の対決も、残念ながら力及びませんでした。
それでも、以前つけられた差を考えると、今日の差は2秒ほどでしょうか。決勝で他のマシンがつけられた差と比べても、そん色なかったと思います。
大会に参加している子どもたちも同じようなメンツが多く、なんとなくみんなで顔見知りになりつつあるのですが、その中でも徐々に速い選手として認めてもらいつつあるようです。次の大会はお出かけと重なってしまい泣く泣く断念ですが、代わりに他のところのレースに行ってみようかと。武者修行ですなw 感覚的には道場破りなんですがw
さて、そんな武者修行の一環を、まさか北海道の最終日に行うとは思ってもいませんでした。それも、北の大地最大の出入り口、新千歳空港のすぐ横でとは・・・
このアウトレットモール、空港のすぐ側ですし、さぞかしにぎわっているのでは・・・と思いきや、テナントのインデックスを見るとなかなかお寒い状況・・・
お店の名前が入るんであろう128マス(ただし番号がないところも数えています)のうち、名前があるのは半分未満の55マス・・・。公式サイトのショップガイドで数えてみても、62店です。
小淵沢にあった『八ヶ岳リゾートアウトレット』(今年6月閉店)も最後はかなり寂しい状況だったようですが、なんとなくそちらと印象を重ねてしまいます。
小淵沢の辺りは、清里が人気だった頃に同時に栄えたんだろうと思いますが、今はいつ行っても閑静という言葉が似合います。静かでとてもいいところなんですが、栄えていた頃を知る人にとっては寂しいかもしれません。
こちらのレラも、当初はずいぶんにぎわっていたそうですが、北広島(エスコンフィールドのある所です)に三井のアウトレットモールができた影響もあって、ここ10年ほどは当初の賑わいはないようです。まぁ、レラさんはTwitterなどで見てみると、まだ大丈夫そうではありますが。
特に今回行ったのは8月18日、金曜日のお昼前ですから・・・
まぁ、平日の午前中なら、この辺りでは激混みで有名な御殿場のアウトレットも、それなりには空いているでしょうし、時期的にはお盆が終わったばかりで一番人が来なさそうな時期でもありますから・・・。
さて、そんな状態の空き店舗を利用して設置されていたのが、こちらのミニ四駆コース。
こちらで、北の大地最後のミニ四駆を楽しんだのですが、驚いたことに、20分ほど経ったところで、トランクをゴロゴロ引っ張ったお父さんと男の子2人も来店?。これは多分貸切だなー、なんて思っていたところだったので、やっぱりいるところにはいるんだなぁと思いました。
それにしても、トランクをゴロゴロ引っ張ってきたということは、旅の途中なわけです。う~ん、どっちだろう?
というのは・・・
- 元々この辺りに住んでいて、このサーキットもよく利用している親子が、お盆を利用して道外に出かけていて、新千歳空港へと戻ってきた。その帰りにここに寄りに来たのではないか。うちもそうなので、旅先にもミニ四駆を持って行っていたのではないか。
- 道外からの観光客で、この後新千歳空港から飛行機に乗って帰るためにレンタカーを返そうとこの近くにやってきて、フライト前にちょっと遊んで行こうと寄ったのではないか。うちと同じく、旅先で楽しもうとミニ四駆を持ってきていたのではないか。
という可能性を考えたのですが、他の可能性もあるかな。ちなみに、持ってきていたミニ四駆はそこそこ手が加えられていて、なかなか速かったですw それに、この場所を知っているというだけでも・・・
そして、逆にいえばあちらからは、私と小僧はどんな親子に見えたんでしょうねw
ちなみにどうでもいい話ですが、私と小僧がミニ四駆に興じている間、かみさんはしっかりとアウトレットモールであるべき活動をしていたようです。
「コロンビアのワンピースがかわいかったから、色違いで2着買っちゃった」
のだそうで。いえ、あなたが正しいですw
さて、この日レラに寄ったのは、本来別の目的があったから。そろそろお昼ということで、レラから15分ほどの次の目的地へ。
その目的地とは、かみさんの以前の同僚で、早期退職して今は千歳に住んでいるご夫婦。旦那さんの実家が北海道で、親御さんの世話もあるからということで北海道に戻られたのですが、静岡にいるころは家が近所だったこともあって、月に少なくても2,3回は両家お気に入りの飲み屋で集合していました。
静岡を離れて10年以上が経ちましたが、初めてこちらを訪れたのは小僧がお腹にできたばかりの時。次に訪れたのは、小僧が5歳の時。そして今回が3回目の訪問です。コロナが無ければもう少し早く来られたと思いますが、6年半ぶりの再会です。
普通のお宅なので写真はありませんが、お昼の12時に伺って夕方の17時まで。ひたすら食べてしゃべって(かみさんは)飲んでしゃべってと過ごしました。
毎年、ミカンやアスパラガスなどを交換し合ったり、年賀状も出し合っていますが、やはり直接会って話すのは楽しいですね。あっという間に時間が過ぎてしまいました。
この千歳からフェリーの出る苫小牧東港は大目に見ても40分ほど。ただ、この時点でカメラの写真の容量が終わってしまいまして、どうしてもスマホで我慢できない私が、わがままを言って苫小牧の街まで寄り道してSDカードを購入。そこから、苫小牧東港を目指しました。
北海道を離れる時間が刻一刻と迫っていましたが、本当に天気に恵まれたこの旅を象徴するかのように、空はとてもきれいな夕焼けに染まっていました。
そしていよいよ港に到着。
さて、ここで私は待ち人が。
実は、北海道に来て最初に遊びに行った友人(苫小牧在住)が、仕事終わりに行けそうなら、家族を連れて駆けつけるよとメッセージをくれていました。それで、ターミナルで待っている間に「家を出ました」というメッセージも来ていたので、待っていたのですが、なかなか次の連絡が来ません。どうやらこの時に、お土産を買ってくれていた模様でして。
すると、ちょうど徒歩の乗船が始まったところに、滑り込みで友人とそのご家族が登場w 乗船の列にかみさんと小僧も並んでいましたが、なんとか最後にもう一度顔を合わせることができました。
これがこの旅で本当に最後の北海道の思い出になりました。同じ釜の飯を食った仲間というのは、何年経ってもいいものです。
その後、外の車列に戻り、10分ほどしゃべったところで、車の乗船もいよいよ始まり、友人一家も夕食の時刻がせまっていたので、本当にお別れ。
次に会うのがいつになるか、また来年も会えるのか、未知数ではありますが、それでもきっとまた会いに行きたいなと思います。
こうして、北の大地での9日間は終わりを告げたのでした。
あ、でもあと2日分はレポがありますので、もう少し続けますよw