この土日は、タミヤ本社通いでした。
といっても、仕事ではなくミニ四駆の大会、というか試走会です。
2週間後から始まるミニ四駆のジャパンカップですが、そのコースはホビーショーで概略が示され、その後発売される『タミヤ公式ガイドブック ミニ四駆 超速ガイド』で全容が明かされます。
そして、本大会の前に実際のコースを走らせることができるのが、この土日に行われたプレ静岡大会。これ以外に、大会会場によっては前日に練習走行が設けられるところもありますが、前日走行なしのぶっつけ本番という会場もあります。東京大会なんかはいつもそうですね。
そのため、関東を中心に、遠方からも多くの方々が来られていました。
ちなみに我が家はアミティでw
昼食を食べたり、整備をしたりするのにはもってこいですねw
他の皆さんは、車内で整備をしている方もいますが、多くの方はテーブルやイスを出して屋外で作業していたり、車の後方のトランク部分を使って作業したりしています。
また、大会会場のタミヤ模型本社の回りには、正直、あまりお店が多くはありません。まぁ、車で出てしまえばそれなりにありますけどね。『さわやか』も圏内です。休憩時間内に戻ってこられる保証はないですけどw
なので、昨年に引き続き、今年も会場にアミティで出陣しました。
さて、会場ですが、昨年よりも明らかに人が多く、1回の順番が回ってくるまで4~50分ほどかかりました💦
大会スケジュールはこんな感じなのですが。
・ 07:45 駐車場開門予定
・ 08:15 午前受付開始
・ 08:45 午前走行開始
・ 12:00 午前走行終了
・ お昼休み
・ 13:30 午後受付開始予定
・ 13:45 午後走行開始
・ 17:00 午後走行終了
・ 17:30 駐車場閉門
午前も午後も3時間15分の走行時間なので、先頭に並んでも走らせられるのは5回が最高。我が家は、昨日の午後と今日の午前・午後と参加し、昨日と今日の午前は到着が少し遅かったこともあって3回ずつ、今日の午後だけ4回走らせることができました。合計10回💦
ちなみにその様子はこんな感じです。今日の1本目を例にしてみました。
このケースに入れられているということは、コースアウトしたということなんですね・・・。完走した場合は、自分の手でキャッチします。
と、こんな感じで走らせたら、また列の最後尾に並んで・・・というのを繰り返しますw
ところで今回のコースなのですが、当初話題になっていた『グランピーチェンジャー』はそれほど大きな問題ではありませんでした。
最大の問題となったのは、スタート直後にある『FDKダブルバウンシング』というセクション。
公開されているコース図では、話題のグランピーチェンジャーの陰に隠れて、ひっそりとした存在でして、事前にここに着目している人はほとんどいなかったと思われます。
ところがこのダブルバウンシングというセクション。感覚的には、コースアウトする人の7~8割がこちらでのコースアウトだったのではないかというほどの難セクションでした。
バウンシングストレートというのは今回が初めてではなく、2017年にすでに登場済み。いつも通っているホビースクエアにも置かれていたので、昨日までは「バウンシングはそれほど気にする必要はないんじゃないか」というのが、周辺でも定説でした。
しかし、我々は気づいてなかったのです。『バウンシングストレートSpec.Ⅱ』と銘打たれていたことに。
これまでのバウンシングストレートというのは、こんな形状のものでした。
我々もすっかり、これが来るもんだと思っていたわけです。
ところがふたを開けてみたらこれがびっくり。SpecⅡという名にふさわしく、形状が大きく変化していたのでした。
このセクションが、2つ連結されるので『ダブルバウンシング』という名前がついているのですが、組み合わせは以前と同じく4種類となります。
これで何が変わってくるかというと、
- 1つ目のバウンシングでの飛び方
- 1つ目と2つ目の山の頂点間の距離
- 着地点の形状
といったところに影響してきます。
まず、1つ目のバウンシングでの飛び方ですが、単純にいうとAは高く飛びBは低く飛びます。高く飛べばその分着地するときに跳ねやすいですから、制震性やスピードコントロールが必要になってきます。
次に山の頂点間の距離です。図を見ると分かりますが、ABBAだと頂点間の距離が長く、反対のBAABだと頂点間の距離が短くなります。
すると3つ目の着地点の形状にもかかわってくるのですが。
着地はフラットなところに落ちるのが最も安定して着地できます。しかし山の頂点間が短いと、斜面の途中に着地、もしくは頂点部に着地という事例が多くなってきます。当然、平地より斜面、斜面より頂点部の方が、着地時にはじかれやすくなりますから、上の図でいうと1日目の午後に登場したBAABという組み合わせでは特にコースアウトが続出していました。
時間が進むにつれて、徐々にこうした事例が明らかになってきました。そこで、それぞれ作戦を練り、工夫を凝らすのですが。
さて、書いていたら長くなってしまったので、今日はこんなところにして、続きは明日にします。沼にハマってくると、こんな感じになるってことでw