明日の天気予報で、職場、実家などでちょっとした騒ぎに。
昨日35.0℃。今日34.7℃。これだけでも、9月としては十分すぎるんですが、37℃って・・・。
今年は、7月の平均最高気温が34.0℃。8月の平均最高気温が32.8℃と、珍しく7月の方が上回ったんですが、それに負けじと9月が頑張る必要はないんですよ。もう秋の虫も鳴いているし、道には落ち葉が落ち始めてるし。ちゃんと、秋しようよ。
まぁ、幸い明日をピークにして、その後の雨(秋雨前線)以降はグッと気温が落ち着くみたいです。あと1日を耐えればいいんだな。
平年並みか平年よりちょっと高いくらいみたいですね。それにしても最低気温が20℃前後になるとは。ようやく1か月以上前の根室並みになりますw
涼しさが懐かしい北海道。今年のテツ分補給はその東部を走る花咲線です。
窓際に飲み物とかを置いて外を眺めるのって、旅情を感じて好きなんですよねぇ。
ガタンガタンと進みながら、この辺りではまだ朝食もいただいておりました。
でもって、お腹が落ち着いたら、景色を眺めに車内をウロウロしたり、同じ場所にしばらく陣取ってみたりしました。
単線の路線は、自然の中に線路をひかせてもらっているという感じがしますね。なんとなく謙虚というかw これが複線だと、途端に威張ってる感じがします。
そして非電化の空の広さ。どの路線に乗っても、非電化の時は空を見てしまいます。
また、架線がないということは、その分、線路周りの付帯設備もないということにもなるんですよね。鉄道のためにあるのは、バラストと枕木とレールだけ。
そのシンプルさと謙虚さ、そしてその分自然との近さを感じるのが、単線非電化の魅力だなぁと、上の写真を眺めながら思うのです。
そして、単線と言えども、列車が行き来するためには、どこかですれ違いを行わなければなりません。ケーブルカーだと、駅と駅の間にすれ違いのための分岐を置きますが、平地を行く列車の場合はたいてい駅にそのすれ違いのための分岐があります。
何駅かに1回、その場所で列車と列車がすれ違います。片方が予定より遅れた場合は、もう片方も相手が来るまで待たなければなりません。いつ来るかなぁとジリジリしながら待つ、なんてのは、昭和~平成初期を過ごした我々の、当時の待ち合わせ状況にも似ている感じがします。
さて、この花咲線、絶景区間がいくつもあり、何か所かではスピードを落として走ってくれます。
根室からだと、最初に通りかかるのが落石海岸のあたり。ちょうど今回乗った列車がそれに該当しており、落石駅を過ぎた8時52分頃、走るスピードがグッと落ちて絶景を楽しませてもらいました。
上の写真はGoogleマップだとこの少し右くらい。変圧器がついている電柱が同じものになります。
線路と海の間に道が見えますが、この道はこの先で行き止まりとなり、海岸線には車道はなく線路だけになります。
ほら、道がないでしょ。
列車は再びスピードを上げて走って行きます。
そして、時折唐突に人々の営みが見えたり。
と思ったら、あの駅に到着しましたw
線路側から眺めると、こうなっています。
詳しくはWikipediaに譲るとして、ここから北方領土館のあった標津まで鉄道がつながっていたそうです。廃止されたのは1989年とのこと。最近?じゃないですか。乗ってみたかったなぁ。
Googleマップを見ると、北方領土館からほど近いところに転車台が残っていました。
あれ、SLが展示されてる。これは行けばよかったな・・・また忘れ物がひとつ増えました。
次の姉別駅。
更にその隣の浜中駅。
察しのいい方はお気づきかもしれません。この浜中は、ルパン三世の生みの親、モンキーパンチさんの生まれ故郷なんです。
そんなわけで、ラッピングトレインも走っているらしいのですが、この日は残念ながら遭遇ならず。
代わりに遭遇したのはこちらの車両でした。
おかしいですね。今日の記事で釧路まで行くつもりだったのですが、まったく届きませんでした💦 ここまでで、7日目の写真の5分の1をやっと消化です・・・。もう少しペースアップしたいところですが、とりあえず続きはまた明日ということで。