From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

出羽の国へ ~酒田から鶴岡へ~

今日は久々の朝更新。疲れが抜けたわけではありませんが、生活のリズムを作るには、これはこれで必要かなと。とりあえず、今週辺りからしばらく帰宅が遅くなりそうなので、うまく休養を取っていくことが必要です。

土日のお出かけがストップしていますが、アミティで本格的に出かけられるのはいつごろになりそうかなぁ。と思うと、この山形の旅もアミティで行ってみればよかったなと思わないでもありません。日程的に仕方なかったのですが。

さて、山形の旅も最終日。夕飯はおそらく駅弁になることを考えると、地元の物を口にできるのはこの昼食が最後です。

かみさんがガイドブックを見て、酒田ラーメンっていうのがあるみたいだからこれが食べてみたいということで、チラシやネット検索を経て決定したのがこちらのお店。
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花鳥風月さんです】

酒田ラーメンは、「この条件を満たしたら酒田ラーメンを名乗ることができる」というような条件はないようですが、自家製麺比率が高いことと、コンブや煮干しといった魚介系の出汁を基本にした醤油ラーメンが多いことが特徴のようです。その中でこの花鳥風月さんは、ワンタンがお店の売りとのこと。普段ワンタンメンを食べることはほとんどないのですが、せっかくなのでワンタンを味わうことにしました。
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【メニューです】

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【お店の名刺】

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【名刺裏面】

どれにしようか迷いましたが、ゆず塩エビワンタンメンをセレクト。澄んだきれいなスープにちょっと感動です。味は思ったよりまろやか。舌への刺激が少なく食べやすいスープでした。ゆずの香りはそれほど強くありませんがいいアクセントになっています。自家製の麺とワンタンもおいしかったです。
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【ごちそうさまでした】

昼食を終えると、今回の旅の終着地、鶴岡へと向かいます。鶴岡は20年以上前、自動車免許を取るために運転免許合宿で2週間ほどを過ごした土地です。湯野浜温泉の旅館に泊まり、旅館の食事と温泉三昧という、今思えば贅沢過ぎる免許合宿でした。当時の自動車学校や泊まった宿が分かればよかったのですが、どちらも名前を覚えてはいませんでした。Googlemapで探してみてもどれかわからず。当時の写真がどこかにあるはずなのですが、さすがにそれを探している余裕はなく、再訪はあきらめました。

そうでなくてもその時の記憶ってあまり残っていません。宿からバスで教習所に向かう途中の景色とか、路上教習中に見た景色とか。断片的には覚えているものの、街もずいぶん変わったようで、記憶と一致する場所には残念ながら出会えませんでした。

というわけで、ほとんど初めての街同然の鶴岡へ。まずは致道館というところに向かいます。今回分かったことですが、ここは歴史的な建造物などに恵まれた街だったのですね。ひょっとしたら免許合宿の時にそんなことを聞いたのかもしれませんが、覚えていません。今になって思うともったいないことをしたなと思います。
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【いわゆる藩校ですね】

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【立派な門です】

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【迫力のある額】

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【古い建物のこうした造りが好きです】

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【続きの間があるのも古い建物の特徴ですね】

ちなみにこの致道館、鶴ヶ岡城址のすぐそばにあります。免許合宿時に「鶴岡も城跡があるんだな」と、同じく城跡(駿府城)のある街で育った自分にとっては、なんとなく親近感がわいたことを覚えているので、ひょっとしたら教習車でこのあたりを通っているのかもしれません。

続いて訪ねたのは致道博物館。こちらは、古い建物や当時の物品が集められており、明治やそれ以前の生活について学ぶことができます。
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【プチ明治村というか】

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【ここから入ります】

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西田川郡役所

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旧荘内藩主御隠殿

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【旧渋谷家住宅】

致道博物館には、国宝から民具にいたるまで、様々な収蔵物を見ることができ、静岡から遠く離れたこの地にもしっかりとした文化が展開されていたことを感じることができました。こうした各地に根付いた文化を見ると、日本人の勤勉さであったり貪欲さであったりというところを感じずにはいられません。

こうして、3日目は歴史的な建造物などをいくつも眺めて終了。いよいよテツの時間を経て帰宅となります。続きはまた明日です。