この間の土日とジョギングをする時間をとることができましたが、ウィークデーはなかなかとることができません。ブログを書いている時間をあてれば・・・とも思いますが、こちらはこちらでやめられなくなってるし(*'▽')
前の職場では通勤ランが可能でしたが、現在の職場はそれも難しいため、ジョグの時間確保が生活の中での大きな課題です。そういったなかでは、こうした旅先での時間というのが非常に重要なわけで。
ということで、旅行先ではジョグをするのが恒例となっています。短時間で多くの場所を回ることができるのと、車や自転車のスピードでは見落としてしまうものでもジョグのスピードだと目に止まることが多く、いろいろな発見があるのが楽しみになっています。
今回の宿泊場所は、北野天満宮のほど近く。2kmほどのところに金閣寺があり、そこから西に『きぬかけの道』が伸びています。竜安寺や仁和寺などが並び見所の多い道ですが、ここは一昨年自転車で既に走り抜けているところ。それだけでなく、これまでの京都の旅でも度々訪れているところでもあるので、そちら方面は今回は却下。
逆に、東に向かえば下鴨神社の辺りに出ますが、そこまでの道中の見所は今一つ。南側も二条城くらいしかありません。
残るは北側。こちらには鷹峰と呼ばれるエリアがあって、何年か前までは毎年のように訪れていたところ。以前は空いていたのですが、ある年から突然、お寺に入るのに行列ができてしまい、バスの込み具合も半端ないものになってしまったので、しばらく足が遠のいています。久々に行ってみたくなりました。坂をのぼった上にある場所でもあり、トレーニング的にもプラスです。
こうして、進む方面は北側に決定。6時40分頃から走り始めました。
久々のジョグだったので、登りを無理せずゆっくり進みます。途中、ファミリーマート千本鞍馬口店で缶コーヒーを補給。千本通りを北上していきます。そのうち、佛教大学のキャンパスを過ぎるので、その先を左に上がっていくと鷹峰エリアです。
途中、存在は知っていたけれど、きちんと見るのは初めてなこんな史跡に通りがかりました。
【おどい です】
【説明はこちら】
御土居は、ブラタモリでその存在を初めて知りました。これを区切りに、洛中と洛外という言葉ができたのだそうですね。ということは、洛中・洛外という区切りは、京都の歴史の中では最近できたというものでしょうか。
職場に京都出身の方がいるので、「どこに住んでたの?」と聞いた時に、「洛中?洛外?」と聞いたら「洛外です」と答えてくれたので、京都の方にはなじみの深い存在なんだと思います。
坂をひたすら走っていきます。およそ1.2km。いいトレーニングになります。この近所に住んで、毎日走っていたら相当強くなれそうです。
【ひたすら淡々と上っています】
途中にはこんな渋いお醤油さんが。以前はよくここの醤油をお土産に買っていきました。
【しっかりとした味の醤油です】
そうして坂を上り切った突き当りにあるのが、迷いの窓と悟りの窓で有名になっている源光庵です。丸と四角の窓が並んでいる風景が有名で、先日の某番組では、京都で訪れたい場所第9位になっていました。そりゃ混むわけです。
でも、朝は誰一人いません。中にも入れませんが('◇')ゞ
【入り口】
【少し入ってみました】
【この奥は入れません】
【ここも奥には行けず】
さらに、隣にあるのは妙見宮。こちらは、境内の写真撮影お断りになっています。修行のための場所であるため、参拝目的以外では中に入らないで下さいと書かれていますので、まずは中に入って参拝を。その後、帰りしなに紅葉を愛でてきました。
ここの境内は本当に素晴らしい紅葉を見ることができるのですが、そういったわけで観光目的のお客さんに開かれているわけではありません。あくまで参拝を優先し、そのついでにちょっと愛でさせていただくという気持ちで行くといいのかなと思います。
【外から】
【我慢しましょう】
次に通りがかったのは常照寺。こちらは未訪のお寺ですが、今回初めて参道の素晴らしい紅葉を拝見しました。この奥にもいずれ訪問したいと思います。
【きれいです】
【吉野太夫の関係するお寺なんですね】
途中でようやく日が昇ってきました。このあたりは畑なども残っていて、のんびりとした雰囲気がありました。
【高台にあるのが分かるでしょうか】
ここから、坂を下ります。前を行く車の屋根しか見えないのが分かるでしょうか。なかなかの坂なのです。
【先ほどとは別です】
坂の途中にあります。坂の斜度は横から見るとこんなです。この場所はかなり下っていますね。
【御土居も大きいです】
坂を下って鷹峰エリアはおしまい。今年は、昼間訪れることがなかったので、来年は久々に行きたくなりました。
ジョグはまだ続きますが、続きはまた明日です。