『Foresters Village Kobitto あさぎりキャンプフィールド』(長い・・・w)での初キャンプを終えて無事に帰宅しまして、意外と忙しい午後を過ごしていたらあっという間に時間が経ってしまいました。
今日はチェックアウトの指定時刻5分前に何とか撤収を完了させて、12時ちょうどにチェックアウト。
チェックアウト時には事務所にいたお兄さんと10分ほど話をさせてもらいました。以前の猪の頭のことや今回のことなど。あれこれ話をしましたが、結論としては「またお邪魔しますね」という言葉に集約されるのかなと。
今回行ってみて感じたのは、あまりにこのキャンプ場に依存していたので、もはやこの空間が我が家のパワースポットになっているということでしたw
オーナーが変わってしまったというポイントはもちろんマイナスですし、以前ならいつ行っても5500円だったサイト料(サイト料5000円+電源1000円-クーポン500円)が、今回は最安設定であっても6380円と高値になりました。これが、普通の土日なら+1100円、3日以上の連休や夏休みなどのハイシーズンは+2200円ですから、以前と比べたら2000~3000円多い出費になります。
となると、コスパだけで言ったら、ここを選択する理由はほとんどありません。お湯が出る・ウォシュレットのきれいなトイレがあるといったアドバンテージは、猪の頭ACでも行われていたものです。そして、猪の頭の魅力のひとつであったお風呂は、今の所使われてはいませんし、今回はシャワールームもコロナ対策で使用中止となっていました。つまり、お風呂的な要素は一切なかったわけです。
それでも「また来てもいいな」と思ったのは、施設のきれいさやスタッフの方の人柄に加えて、やっぱりこの空間が好きだからなのだなと、かみさんと再確認しました。言うなれば、慣れ親しんだ田舎のおばあちゃんちといった具合です。
もちろん、以前と比較することの無理は分かっているつもりです。ほぼ家族経営に近い状態だった猪の頭ACと異なり、Kobittoさんは会社の形態をとっています。従業員を雇用して経営されているわけなので、かかる人件費がまったく違います。これは、町中華のお店がやっていける理論と同じものです。
しかも、サイト数は以前より半分ほどに減りました。極端なことを言えば、以前の倍の金額を取らなければ、同じだけの収入は得られないわけです。それが、実質3~4割増ほどになっているわけですから、一口に「高くなった」とは言い難いとも言えるわけで。
そういえば、地元のマラソン大会である静岡マラソンが駿府マラソンから変わった時に、参加料が一気に3倍ほどに跳ね上がりました。それに対して、身の回りの多くの人が「高すぎる」という不満を漏らしましたが、走ってみるとそうは思えませんでした。
ごく単純にいえば、折り返しのハーフマラソンだった駿府マラソンに比べて、ワンウェイコースの静岡マラソンは沿道警備やボランティアなどが単純に4倍必要となります。さらに給水や給食なども同じ程度増加するでしょう。また、スタート地点とゴール地点が異なる場所に設定されるので、その設営にかかる金額も倍に。そう考えると、12000円という参加費はけして高すぎるものではないと思いました。
結局、Kobittoさんの料金についても、以前と比べれば単純に高いですが、この設備と運営を継続していくには必要な金額なのだろうなと。
そんな風に納得して、「またお邪魔しますね」と言葉を残して帰って来たのでした。
さて、次はいつ行こうかなw