第2弾、創価大学小野寺君についてです。
恐らく、箱根駅伝の歴史において、記録でなく記憶として残るひとつとなるであろう、最終10区、残り2kmでの逆転劇。
ただ実は、ひょっとしたら逆転劇はあるかもしれないと思っていました。
ちなみに、上のコメントにある東洋大学、清野太雅君のペースですが、
5.9km | 蒲田 | 15位 |
13.3km | 新八ツ山橋 | 18位 |
16.5km | 田町 | 17位 |
18.1km | 御成門 | 17位 |
20.1km | 馬場先門 | 17位 |
ゴール | 大手町 | 9位 |
と、ラスト2.9kmの順位が急上昇しています。
で、そんなことを書いてみたら、他の選手はどうだったのだろうと気になってExcelさんとにらめっこ。こんなのを作ってみたらえらい時間がかかりましたw
作ってみたら、いろいろなことが見えてきたりもするので、作るだけのことはあるのですがね。
まず蛇足的なところから行くと、上のメッセンジャーでの会話に書いた『青学は東洋を食いそう』は外れました。東洋大学は上に書いたように、タスキを受けた直後からいまひとつペースが上がらず、通過タイムは16位~19位~18位~18位~18位と推移したのですが、最後だけ10位と急上昇しています。青学は5位~6位~5位~5位~4位~4位としっかり最後まで上げてきているのですが、最後は差が広がったようにすら見えました。
これについて、実は上のグラフだけでは見えないものがあることに気付きまして、各ポイント毎のラップタイムで順位付けをしてみると、次の様になりました。
東洋の清野君が19位~18位~6位~3位~1位と尻上がりにペースを上げていたのに対し、青学の中倉君は7位~9位~1位~2位~7位と、中盤のペースアップが最後に影響して伸びきれなかったのが分かります。
ちなみに、区間賞を取った駒沢の石川君は、2位~3位~2位~1位~3位と安定したラップを刻んでいます。ハイペースで押し切った様子を見てとることができ、来年の活躍が期待されるところです。
ずいぶん時間がかかってしまったので、続きはまた明日です。小野寺君に触れてないやw