おまかせ録画でパラリンピックの各競技を録るがままにしていたのですが、いつの間にか400時間を超えていました・・・。重複しているものもありますが、それでも全部を見るのは無理・・・というわけで、いくつかを消去してようやく残り200時間ほどになりました。まだ多いですが、BGMのように流しながら、将来への遺産として本当に気になるものだけは残しておこうかなと思います。
最終的にはBlu-rayにダビングでしょうけど、前の機械もそうだったように、ディスク部分がそのうちダメになりそうですから、ダビングできるうちにダビングしておかないとですね。
というわけで、現在横目で女子の走り幅跳び決勝を眺めながら記事を進めていきますw
14時30分頃と勝手に予想し、勝手に焦っていたロードレースの通過時刻。かみさんと小僧を後にして、ひとり走って駆け付けてみると、どうやらまだ選手たちは来ていない様子。
周りの人を見まわしてみると、ネットで中継が行われているようです。
というわけでここからは、カメラでの写真にネットでの中継を交えながら時間を追って行こうと思います。
この後、ネットでの中継に気が付き、『gorin.jp』へとアクセスしました。こちらでは今でもハイライトの映像を見ることができます。いつまでも見られる状態でいるのなら、レコーダーの画像を消しちゃってもいいんですがw
ロードレースの中継画像は、以前にも書きましたが、本場ヨーロッパの撮影クルーが来て行っていたとのことで、素晴らしい映像が随所に見られました。撮り方やどの映像をチョイスするかなど、いつものテレビ局の映像とはどこか違います。
とりあえず、画面にゴチャゴチャした情報がなく、延々しゃべり続ける実況中継がないというのが新鮮でしたかねw
どうやらぐりんぱの辺りは残り95km地点だったようなので、逃げの選手はあと11kmほどで通過するようです。画面で見ても分かるように、林の中の登り坂に入っていますね。
前に2本のタイヤ、サスペンションが目立ってカッコイイバイクでしたねー。
やはり、有料道路内ということもあって、お客さんはそれほど多くありませんでしたね。あとで録画を見直したら、他の所はずいぶん多くのお客さんがいたので驚きました。
ちなみに、ロードレースではこの集団をプロトンと呼びます。有力選手はたいていこの中にいて、風の抵抗を避けながら集団の中でペダルをくるくる回していることが多いです。この前に逃げ集団がいましたが、たいていは若干力の劣る選手の集団なので、プロトンに吸収される運命にあることがほとんどです。
ツールドフランスのような、ワンデイではなくステージレースと呼ばれるレースではそればかりではないのですが、この辺り、説明が深入りすると仕事に行けなくなってしまうので、とりあえず集団=プロトンということだけ覚えておいていただければ結構です。
このシーンは本当に感動しました。富士のすそ野に広がる緑はまるでヨーロッパの風景のようで、その中を世界のトップ選手が一糸乱れぬ隊列を組んで進んでいきます。日本でこんな風景が見られるなんて・・・
というのは、日本では道路を長距離に渡って封鎖して行うレースというのはほとんどなく、国内選手権であっても周回コースであることがほとんど。確かに、200kmという距離の道路を封鎖することができるとなると、かなりの交通ロスを引き起こすでしょうから、なかなか難しいのでしょう。マラソン大会も往復コースで設定されることが多いです。それならフルマラソンでも、20kmちょっとで済みますからね。
あ、そういう点では、地元の静岡マラソンはワンウェイで同じ道を通りませんから、なかなか走りがいがありますよw
いずれにしても、240kmという距離の道路を封鎖して行われるこのロードレースは、今後国内で見ることはほとんどできないであろう、空前絶後のレースともいえるわけです(大げさかな?)
ヘリが来たということは、撮影クルーが乗っているわけですから、いよいよ先頭集団が近づいてきたようです。
自転車ファンの皆さんは「アレ!アレー!」と叫びたいところだったでしょうが、コロナ禍の中、声の応援は自重して、みなさん拍手で応援です。
ちなみにこのサポート用の自転車は、今回SHIMANOが採用されていました。あの、釣り具のSHIMANOですよーw
知っている方も多いと思いますが、SHIMANOは釣り具だけでなく、自転車の部品供給メーカーとして世界トップクラスなんです。
さて、もうすぐプロトンがやってきます。果たして日本選手は集団に着いているのか。そしてこの登り坂を選手たちはどのようなスピードで上がって来るのか。ちなみに、麓では10分ほどあった先頭との差を、この登り坂に入って既に3分ほど縮めてきていました。
といったところでいつの間にか2000文字を超えてしまいました。続きはまた明日です。