From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

北の大地へ2023 〜興部に紋別に遠軽に〜

今日の題名の通り、美深でトロッコを楽しんだ後、3つの市町を巡ったんですが、さて、全部読めますか?

紋別はほぼ間違えることはないと思いますが、遠軽はどうでしょう。一発で当てるにはちょっと博打感がありますかね。音読みか訓読みか重箱読み湯桶読みか、なんてねw

そして興部にいたっては、ノーヒントで当てられる方は皆無でしょう。その読み方・・・無いわけじゃないけどさ・・・ってw

なんでこんな名前になったんだろうとGoogleで検索してみたら、興部町の公式サイトが出てきました。

町名の「〇〇〇〇」はアイヌ語「〇〇〇〇〇」より転訛したもので、「川尻の合流しているところ」の意であり当時は、興部川、藻興部川が合流しオホーツク海に注いでいたところから、このように呼んでいたとされています。(興部町トップ>部署の一覧>住民課>広報統計係>プロフィールより

ということで、北海道の地名でよくある、アイヌ語源の地名なんですね。

うん、そういえばうちの近所でも安倍川と藁科川って川が合流して駿河湾に注いでいるんですよ。

地理院地図からいただきました】

となると、我が静岡も実は興部・・・

まぁ、そんなこと言ってたら、日本全国いたるところに興部だらけになってしまいますねw

というわけで、ここまで引っ張ってまいりましたが、興部の読み方の正解をご紹介しましょう。

【ほら、壁に書いてあるでしょ】

まさかあの字を「ぺ」って読むとはねぇ。とはいえ、この読み方に漢字をあてるとしたら、他にあるんだろうかという気も。起辺でもいいのかもしれないけど。どうしたって「きへん」って読まれるでしょうね。興部も知らない人は「こうぶ?」ってだいたい読みますからw

さて、この興部なんですが、酪農が盛んで乳製品が多く作られてまして、うちの近所のスーパーにも興部で作られた練乳が売られています。以前は牛乳も売られてたんですけどね。最近入荷しなくなってしまって、ちょっと寂しい。

ちなみに、練乳というと牛の顔が描かれた赤と白のパッケージが思い浮かびますが、あれは森永のもので、メグミルクはこちらになります。

【さぁ、スーパーで探してみましょうw】

で、こちらではソフトクリームが売られてまして。友人がわざわざ寄るくらいですから、味は当然折り紙付きです。

【食べかけも堂々と載せれば食べかけとは思わないだろう・・・】

いや、うっかり一口食べたらおいしすぎて、ふと「あ、写真・・・」と思ったときにはもうここまで食べ進めてましてね。それだけおいしかったってことで。

興部町でソフトクリームを楽しんだら、続いて向かったのは紋別市。ここを訪れるのは3回目となりますが、1度目は網走からバスで。2度目は遠軽から友人の迎えで車。3度目の今回、ついに自分の車で訪問ということになりました。

また、これまでの2回はどちらも冬の訪問だったので、夏の紋別は初めて。雪があると無いとでは街の表情が全く違いますね。

今回は短い時間でしたが、こちらの施設に寄ることにしました。

【北海道立オホーツク流氷科学センターです】

遅くなってしまったので、滞在は30分ほど。でも、それじゃもったいない内容なんですけどね。今回は仕方なし。

【氷点下20℃の部屋に向かいます】

【濡れタオルをブンブン振り回すと・・・】

【あっという間に凍りました 二人ともめっちゃ笑顔w】

【ヒ・・・じゃなくてホッキョクグマ

【オホーツクの魚たちを凍り漬けにした流氷水族館】

【メガネの人でないとこの重要性は分かりませんw】

マイナス20℃の中にしばらくいると眼鏡がキンキンに冷えまして、常温の世界に戻ると、あっという間に曇ってしまって、しかもその曇りが長らく取れないんですよね。

そんなときにこのマシン。10秒ほどで、あっという間に曇りを取ってくれました。

【おもちゃの釣りコーナー】

クリオネ

ガリンコ号の元になった仕組みですね】

今回はガリンコ号には乗りませんでしたが、初めて紋別に来た時に乗ってます。

【これは2010年の写真です】

というわけで、あっという間に閉館時刻が来てしまい、こちらに寄って紋別を後にしました。

紋別といえば、このカニのオブジェです】

【もう40年も経っているとは・・・そりゃシンボルになりますw】

さて、友人は紋別に家があるのですが、今は仕事の関係で隣町といえどもちょっと通うのは厳しい遠軽に住んでいます。まぁ、単身赴任ですね。そんなわけで、今回は遠軽まで足をのばすことにしました。ちょうどよく、RVパークを取ることもできたので。

それで、奥さんは翌日に仕事があるということで、残念ながらここでお別れ。自宅に一度戻ってから遠軽に行くということで、友人とはいったん分かれて、我が家はお風呂に寄りながら遠軽に向かうことにしました。

遠軽の道も、きわめて北海道らしい道です】

【こちらに寄りまし・・・】

ところが、このチューリップの湯についてみたら、こりゃえらいこっちゃなものが隣にありまして。

【ここは中湧別の駅の跡地でした】

この中湧別の駅は、名寄本線と湧網線の分岐駅となっており、このあと向かう遠軽から線路がやってきていたのですが、1989年に名寄本線廃線になったのに伴い、廃駅となりました。

【画面下が遠軽方面】

遠軽から先のこの路線が廃線になったため、遠軽駅もちょっと不思議な形の線路になっています。

【いわゆるスイッチバックですね】

この下の写真と上の写真とがつながっていたと考えると、状況が何となくわかるかなぁと。

思わぬところでテツ分補給となりました。

この駅跡は、今は道の駅として整備されてまして、『道の駅 かみゆうべつ温泉 チューリップの湯』になっています。ここは、温泉はもちろんのこと、レストラン、売店、漫画美術館があり、漫画美術館にはモンキーパンチさんや、いがらしゆみこさんの原画も飾られているそうです。ちなみに駅跡は中湧別駅記念館という名前になっていました。

お風呂のお湯は、ここもツルトロ系のとてもいい泉質でした。北海道の温泉は、どこに入ってもハズレがありません。えっ?アンモニアはって?いやいや、あれも当たりですよw

 

【出てくるときには日も落ちていました】

さて、遠軽に到着してRVパークに車を停めたら、既に友人も到着していました。

近くの、飲み屋さん系のお店と、ちょっと歩くけれど回転ずしと、どっちにする?と聞かれましたが、ここはもう、ネタ的に回転ずし一択で。

トリトンさんにお邪魔しました】

こちらもタチコマンさんが寄られていたということで、ブログネタ的には我が家もこちらに行くしかないでしょうw というわけで、RVパークから1kmほど歩いて移動しました。

ただし、行ってみたらこの日のトリトンは40分待ちでしたw やっぱり8月15日でしたから、お盆の真っただ中はこれくらい混みますねw

【20時半、ようやく着席】
【オヒョウとかホッキ貝とか生ハムとか とにかくうまし】

【まぁ、太っても仕方ないですよね】

たらふくいただいて、出てきたときには閉店時刻を過ぎていましたが、最後まで我々にお付き合いしてくださったお店にも感謝です。私たちが出るときには残り2組だったかな。その分満喫させていただきました。

で、食後の腹ごなしに、散歩ついでに遠軽駅へ。

【なぜか高台にあるのが不思議なんですよね】

こうして、友人に半日付き合ってもらい、さらに翌日もつきあってもらうということで、この日はいったんお開きとなったのでした。

振り返ってみると、トロッコや中湧別駅跡、遠軽駅と、かなりテツ分の濃い1日でしたねw

さて、お次は8日目になります。続きはまた明日です。