さて、もう1か月ほど経ちましたが、サンダーバードの旅に出ていた時のこと。実はその朝、アクシデントがありまして。
先日のこの記事の冒頭に、こんなこと書いてるんですよ。
まぁ、土曜の朝は早かった割に、前の夜、寝るのが遅かったので寝不足でしたし、昨日は昨日で帰ってきてからある問題が起きてまして、その対応でなんとも落ち着かなかったのでした。
この問題に関しては、もう少し落ち着いてからネタにしようかな。まったく困ったものでして。
まぁ、よくある『Aに聞いたらBに聞いてくれと言い、Bに聞いたらAに聞いてくれと言い』の典型パターンなのですが。いろいろ書くと長くなりそうなのでw
というわけで、しばらく暖めていたのですが、忘れる前に書いておこうかと。
何があったのかというと、土曜日の朝、出発しようとしたら『ピポパ ピポパ ピポパ』と家の電子ロックがいつもと違う音を立てましてね。
これ、今までだと電池切れの合図だったんですが、それでもしばらくは鍵の開け閉めはできたんですよね。その間に代わりの電池を買ってくるって感じで。
ところが今回は、何回カギ閉めのボタンを押しても、いつもの『ウィーン ガチャ』って音がしないんですよ。そして当然、戸締りもできてない。
替えの電池がまた特殊なやつでして、CR-P2っていうんですよ。
コンビニとかでは売ってなくて、結局ホームセンターで手に入れたんですが、そんなわけですから当然土曜日の朝はどうにもならず。
結局どうしたかって、玄関開けっ放しで出かけました。
まぁ、これまでにも何度か、鍵を閉め忘れて出かけたってことがあったので、大丈夫だろうと高をくくって出かけましてね。
当然何も起きなかったので、ブログのネタにもしてないのですが。何かあったら、
「いやいや、うちに泥棒が入りましてね」
なんて書いてると思いますが、ホント、帰ってきても何も変化ありませんでした。いろいろ散らかったままでして。よくある話で、泥棒が入っても入ったことが分からないんじゃないかって感じなんですが、とりあえず大事なものはしっかりと家にありましたから。
それで、北陸の旅から帰ってきた後、ホームセンターに行って新しく買ってきた電池に入れ替えてみたんです。いつもならこれで、何事もなかったように「ウィーン ガチャ」といって鍵が閉まって一件落着だったんですが。
今回は違ったんですね。再び鳴り響く『ピポパ ピポパ ピポパ』の音。
「はぁっ?」
って声に出ちゃいました。いや、電池を変える以外に、こちらにできることはないですからね。
念のために、もう一度古い電池に変えてみましたが、ボタンを押すと再び『ピポパ ピポパ ピポパ』。
さらに、また新しい電池にしてみましたが、『ピポパ ピポパ ピポパ』。
いやいやどういうことよ、と。
まぁ、家の中に入れば、中から普通にサムターンを使って鍵はかけられますが、外からカギがかけられないんじゃ困ります。
そこで、まずは建物の管理会社に電話してみたんですね。そうしたら、
「鍵は、やっぱり鍵を作った会社じゃないとわからないんです。もともとうちのこの時間の対応窓口って、水漏れとかに対応するためのものなので、鍵の方はどうにもできないんですよ」「鍵の会社に電話してみたらどうですかね」
という対応でして。
じゃあ、鍵の会社に電話してみようかということで、電話してみました。そしたら、さすが大手だけあって、夜の9時過ぎだったと思いますが、ちゃんと電話対応はしてくれました。ただこちらも根本的な解決にはならず。
「その型番の鍵はもう製造中止になってまして。」「お住まいのマンションの管理会社に電話してみたらいかがでしょうか」って。いやもう電話してみてて、「鍵の会社に電話してみたらどうですかね」って言われたから、そちらに電話してるわけなんですけど。
という具合で、たらい回しに遭いました。
で、結局大家さんに話をして、そこから管理会社→鍵の会社と話が進んだらしく、翌日連絡が来ました。
- 鍵そのものの交換になるので、いつ交換に伺ったらよいか
- こうなった時のために、普通に差し込んで使う鍵で対応ができるので、取りに来られるか
という内容だったので、次の土曜日に来てもらうことにし、鍵は翌日すぐに取りに行ってきました。ただ、鍵は一つしかないとのこと。
私とかみさんのどちらが先に帰宅するか分からない状態だったので、どうしようかと思いましたが、帰宅するときは必ず小僧をお迎えに行ってからなので、小僧のランドセルにつけておけばいいだろうということに。
そんな状態が4日ほど続きましたが、その後、無事に鍵の交換が行われ、安心して過ごせるようになりました。
それにしても、最初の数日間は家を施錠することができない状態だったわけで、たらい回しはいいんですが、その間に盗難などの被害があった場合、保証してくれるんかいなと思った次第です。賃貸ですから、私の意思で選んだわけでもないし、予備の鍵が貸し与えられているわけでもないし、製造した会社がすぐに対応してくれるわけでもなかったし。
つまり、家にカギがかけられなくなったのは、私にとって落ち度があったわけでもなく、どうすることもできない状態でしたし、そういう鍵を採用したのは、家を建てた側だし、作ったのは製造元だし。さて、何かあった時の保証はどうなるのかなぁと。幸いにもそういった状態にはならなかったわけですが。
玄関の鍵、我が家の場合は暗証番号を入れて解除するタイプで、手持ちの鍵がなくても番号さえわかれば入ることができるので、けっこう便利なんですが、こういう時だけはどうにもならないなぁということが分かりました。
まぁ、分かったところで、他の何かに役立てられるわけでもないんですけどw
とりあえず、便利の裏返しの不便さってあるよねと実感する出来事でしたw