From Shizuoka to everywhere(^^)/

A to Z社のキャンピングカー『アミティ』の購入をきっかけに始めたYahoo!ブログの閉鎖に伴い、はてなに引っ越してきました。我が家のお出かけを中心に徒然と記事を書いています。我が家は私・かみさん・小僧という家族構成です。それぞれの趣味趣向が表れると思いますが、主に私・かみさん:キャンプ・スキー・山登り・自転車・旅行 私のみ:マラソン 小僧:鉄道 という方向性になっております。お付き合いいただければ幸いです。 ブログ名にあるように、静岡在住です。

ゆったりのんびり秋のオフ会vol.7 ~帰り道の寄り道は次への下見~

今日は仕事の後、関連団体の会合がありまして、終了は20時半過ぎ。帰宅は21時。正直しんどいです💦

というわけで、オフ会レポの最終回となった本日は写真中心で更新しようと思うわけです。どうなるか分かりませんがw

さて、オフ会の後に向かったのは、静岡県中部地区ではサーフィンや海水浴のメッカとして知られる『静波海岸』というところ。

最近では、人工的に波を作ってサーフィンの練習ができる大がかりな施設もできて、さらにメッカとしての価値が高まっているようです。

で、サーフィンなんてとんと無縁な我が家がなぜ静波を訪れたかというと、次回オフ会会場の候補地の下見をするため。

以前もどこかで書きましたが、東西から集まるオフ会なので、会場になりやすい中間点は、だいたい糸魚川静岡構造線の辺りということになります。そのため、これまで5回開かれたオフ会は、3回が静岡県、あとは山梨県と長野県が1回ずつ。次回も同じような感じかなーということで、県内にあるRVパークを検索してみたところ、気になったのがこちらのRVパーク。

最初に気になったのは、公式WEBサイトを覗いてみたときで、そこにはこんな紹介がありまして。

【この建物、いいよなぁ・・・】

この建物が借りられて、中で宴会ができたらいいなぁと思ったのが一番のきっかけ。

というわけで、連絡もしないままとりあえず行ってみようかと現地訪問をしてみたのでした。

そして、移動しながら調べて分かったことは、こちらを運営しているのは、『障がい者就労継続支援 B型事業所 一如』さん。障がいを持った方たちの自立支援の一環として、RVパークを開業したんだということが分かりました。

遠州森RVパークからは、途中東名高速を利用して1時間弱で到着。海沿いの道の1本手前、少し細くて「こんなところにあるの?」とちょっと不安になりそうなところにRVパークがありました。

【こちらがRVパーク

【事務所のようです】

この事務所の前にアミティを停めて、さて、どうしようかなと思ったところ、中から施設の方が出てきました。どうやら、これから出かけようとしていたところだったようですが、事務所の前に突然キャンピングカーを停めるやつがいたもんですから、ちょっと驚いたような表情で「RVパークの利用ですか?」声をかけてくださいました。

それで、オフ会の会場を探して、下見に来たんだということを伝えると、どうやらその方が代表の方だったようで、出かけるところだったのに、時間を割いてRVパークの案内をしてくださいました。

【通常5台分ですが、電源がなくてもよければそれ以上停めてもよいとのこと】

【壁に電源がついています】

【そして、こちらのゲートを開けて中へ】

あれ、中に入っていいんですか?と思っていると、「ここはブドウ畑なんです」とのこと。確かにこの這わせ方はブドウです。しかも、食べる方じゃなさそう・・・

【ぶどう棚が作られていました】

聞いてみたら、こちらでブドウを育てて、協力してくれている農家さんのところのブドウとも合わせて、ワインを醸造しているそうです。クラフトビールでも、自家製のホップや麦で醸造しているところがありますが、こちらはある意味クラフトワインじゃないですか。そして、それも自立支援の一助になるとのこと。いろいろやられてて、そのバイタリティがすごい。

ぶどう棚の奥にはかなり広い空間が広がってまして。こちらにテントや幕を張ってくださいとのこと。直火でなければ火も使ってよいそうです。

【何坪あるんだ・・・】

地理院地図で計ってみると、900~1000㎡くらいありました。300坪ってところでしょうか。ちょっとした家なら、通路も入れて6軒くらい建てられそうな広さです。

何よりいいのは、隣近所に民家がないので、夜遅くまでしゃべっていても迷惑にならないというところw 蓼科でやったように、シェルターを連結して中でストーブを炊けば、寒い季節でもいけそうです。

【こちらは水回り】

【トイレは仮設ですが、匂いはなし】

【シャワー室もありました】

【流しはこちらに1つと】

【外にも水道があります】

水回りはちょっと弱いかな。でも、壁を挟んだ施設側の広場にも流しがあるので、そこは相談しましょうとのことw

ちなみにこちらの広場はドッグランも兼ねているので、二重扉になっているそうです。RVパーク側と反対側にも二重扉があって、海岸へとつながっています。

と、この辺りまで教えていただいたら、

「今からスタッフを送りに行くところなので、私、もう行きますから、あとは自由に見て行ってくださいね」

とのことで、お言葉に甘えて15分ほどかけてゆっくり見学をさせてもらいました。

【もちろん外も見に行きます】

【こちらの道路を渡ると】

【こりゃ素敵な海岸です】

こちらの施設、代表の方の人柄と、宴会条件的にはかなりの高得点。水回りはもう少しといったところで、あとはお風呂がちょっと遠いのが難点かな。

でも、オフ会の会場としての候補には十分ノミネートできそうです。一度、プライベートで利用してみてもいいなぁ。

なんてことを考えていたら、いろいろまた調べていたかみさんが、「どうもここ、聞いたことある」と。

「代表の人、多分、以前はこの辺りで、ダチョウがいるカフェをやってた人じゃないかな」

となりまして。それはどういうコンセプトだと思いつつ、アミティに戻ったのですが、そうしたら少し離れたところに、やはりこの団体が運営している広場があることに気付きまして。

100mも離れていないくらいのところだったのでそちらも覗きに行ってみたんですね。

【左側はサーフショップ】

【奥の広場は凸凹広場と名付けられていました】

障がいを持っていることを、凸凹と名付けてるんですね。まぁ、人間だれしも凸凹はあるもので、それが大きいか小さいかというだけだとは思います。我が家は一家そろって、『整頓』というのを母のお腹の中に忘れて来たようなものですしね。

【こちらはカフェになっているみたい】

【平日のみの営業ですね】

いい雰囲気だねーなんて言いながら見ていたんですが、ふと広場の横を見てみたら、唐突にそれが姿を現しましてw

「いや、マジでいたよ」

【ダチョウキターーーーーー】

しかも2羽(でいいのか?)いました。お元気そうで何よりですw

しかし、ダチョウって飼えるんですね。コロナの時期に、ワクチンを作るのに役立つかもと、ダチョウを飼育している研究者の方がいたなぁと思い出したりして。

あちらの研究はその後どうなったんでしょう。

とまぁ、こんな感じで下見を済ませたら、時刻は13時過ぎ。近くに、この辺りで有名な喫茶店がある、充電で出川さんが紹介されてたのを覚えている、とかみさんが妙な記憶力を発揮してくれたので、そのお店に行ってみることにしました。

【RVパークの前の道はこんなです】

車で5分ほど。

【T&T さんです】
【古式ゆかしい喫茶店といった感じ】
【コンビプレートがおすすめのようです】

【私はそぼろピラフとハンバーグ】

【かみさんはエビピラフとハンバーグ】

【小僧はチーズ焼きスパゲティ】

店内は自分たちが入ったところでほぼ満員。ちょうど来店がかぶったようで、この時は提供に少し時間がかかりましたが、それも納得の味。古式ゆかしい喫茶店伝統の味という感じで、懐かしくも素晴らしい味わいのランチをいただくことができました。

そして驚いたのは、「またお会いしましたね」と私たちに話しかけてきた方が。

なんと、先ほどRVパークを案内してくれた方が、仲間の方たちとお食事に来られていたのでした。こういうのって、縁なんだよなぁ。

なんとも楽しい気持ちになって、帰宅したのでした。

ちなみに、タチコマンさんともやしさんは、それぞれ別の店舗でさわやかのハンバーグを食べていたらしく。れいパパさんはさわやかならぬびっくりドンキーへ。そして我が家は喫茶店でハンバーグ。どんちゃんちはどうだったのかな?シンさんちは五味八珍で餃子だったとのこと。みんなして、ひき肉を使った料理を堪能していたようですw

とまぁ、最後まで気の合った?オフ会でした。全然写真中心じゃなかった💦