【奇しくもvol.1でした】
我が家は、夫婦そろって本や雑誌が好きで、何かにハマるとその関連書籍を買いあさる傾向があります。ビール、寝台列車、水曜どうでしょう、自転車、登山、京都・・・その他諸々の本が本棚に入りきれないほどになっているのですが、そんな我が家にとって、リアル書店は本と意図せず出会うことのできる大切な場所です。
この時も、何かのついでに寄った書店で、ふとこの雑誌を手にしました。キャンピングカーのあれこれを知りたかったこの時期の自分にとって、欲しい情報がかなりまとまって紹介されていたのが決め手だったと思います。例えば、この雑誌でようやくバンコンとキャブコンがどのようなものかを理解しましたし、具体的にどのような使い方をしているかを、短時間でたくさん見ることができました。また、興味をもっていた西尾張三菱自動車のデリカD:5 D:POPや、ロータスRV販売のデリカD:5キャンパーエディションなど、デリカベースのバンコンが掲載されていたのも購入の動機になっていたと思います。
そしてこの雑誌で、いよいよ後に購入することになるアミティとの本格的な出会いとなったわけです。
この雑誌を見るまでは、どちらかというとバンコンの方が普段使いもできていいのではと考えていました。しかし、「どのような使い方をするか」の可能性を考えていくと、ひとつのポイントが見えてきました。それは、
『就寝人数』
キャンカーは乗車人数と就寝人数の、2つの可能人数が存在します。で、ほとんどは乗車人数より就寝人数の方が少ない。車種によっては、乗車人数の3分の1しか就寝できないものもあります。もちろんそれは、そういうコンセプトでの使い方、例えば、普段使いではスポーツ少年団の送迎などに使うが車中泊は家族しか行わない、などを想定してのもので、そうと割り切ってしまえば問題はありません。
では、我が家はどう考えるか。
子どもがいなかった時期が長かったのと、子どもも(現時点では)1人しかいないこともあって、別の家族を誘ってキャンプやスキーに行くことが多い我が家としては、場合によってはもうひと家族を我が家?に迎え入れられるほうが好都合です。スキー場に別々にアクセスして寝る時だけ1台で寝るとか、キャンプなどでも、男性陣はテン泊で女性陣と子どもは車内というパターンも、天候などによってはありかなと。
となると、就寝人数もなるべく多い方がよさそうです。上を見るときりがないので、とりあえず現実的な路線で考えると、6人就寝ができるとありがたいなと。残念ながら、バンコンでこの条件を満たすことができる車種はほとんどありません。あったとしても、大人3+子ども3の6人という計算ですし、ベース車は10人乗りのハイエースなので取り回しや駐車場探しに不安が残ります。
そして、キャブコンでも、なかなかその条件を満たすことは難しいことがわかりました。ほとんどは、カムロードベース(かそれと同等の大きさ)のキャンカーになってしまいますが、となると、ノーマルでも500万オーバーは確実です。
そうした中で、6人就寝を確保し、金額的にも400万円ほどでおさまりそうなのがアミティでした。「アミティが最も現実的だよなぁ・・・」と、今思えばアミティ前提でキャンカー購入への助走が始まっていたのでした。
【ちなみに、表紙にもしっかりアミティが掲載されていました】